【憲法記念日】5月3日、公開憲法フォーラムに参加しました【美しい日本の憲法をつくる国民の会、民間憲法臨調共催】
公開: 2018/05/04 10:40 最終更新: 2018/05/04 17:37
昨日(2018年5月3日)の憲法記念日に開催された『第20回公開憲法フォーラム』(共催:美しい日本の憲法をつくる国民の会、民間憲法臨調)に参加しました。
上記サイトでは、憲法改正を実現するための賛同署名も募集しており、ブログ主は以前署名したので今回のフォーラムもメールで知りました。(その他、新着動画のお知らせもメールで届きます。)
【追記】当日はニコ生で中継されましたが、近々、KAIKENチャンネル(YouTube)にノーカット版がupされるそうです。
内容については、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の3月28日付お知らせにも書いてありますが、冒頭に安倍総理のビデオメッセージの上映、その後、各会を代表した登壇者によるスピーチ、最後に、出席の国会議員、細田博之氏(自民党憲法改正推進本部長)、遠山清彦氏(公明党憲法調査会事務局長)、浅田均氏(日本維新の会政調会長)に対し、声明文が手交されました。
以下に声明文の文面を貼ります。
下は式次第から転記したもの。(敬称略)
◆開会宣言
◆主催社代表挨拶: 西 修(駒澤大学名誉教授)
◆来賓挨拶:
安倍晋三(自由民主党総裁)
中曽根康弘(新憲法制定議員同盟会長)
代読: 柳本 卓治(新憲法制定議員同盟事務局長))◆国民投票勝利に向けた諸活動の提唱:
打田 文博(美しい日本の憲法をつくる国民の会総長)◆早期の国民投票実施を求める各会からの提言:
井上 隆(日本経済団体連合会常務理事)
渡 康嘉(日本青年会議所副会頭)
落合 清四(富士社会教育センター理事長)
田久保 忠衛(杏林大学名誉教授)
佐竹 敬久(秋田県知事)
我那覇 真子(ジャーナリスト)
半井 小絵(気象予報士)
〔欠席〕中山 恭子(希望の党・参議院議員)
〔祝電〕山田 宏、青山 繁晴、他(名前のみ読み上げ)◆国会発議に向けて各党よりご挨拶:
細田 博之(自民党憲法改正推進本部長)
遠山 清彦(公明党憲法調査会事務局長)
浅田 均(日本維新の会政調会長)◆結語: 櫻井 よしこ(ジャーナリスト・主催者代表)
総合司会: 細川 珠生(政治ジャーナリスト)
来賓席には日頃保守系のネット番組で顔を見る識者の方々もいらしていました。
スピーチの一部は本日の朝刊で報道されています。ブログ主はメモをとりながら拝聴しましたが、維新を除く特定野党のせいで憲法審査会もろくに開けない状態であること、国会での議論が行われないので当然ですが、報道もされず、国民に対する説明がなされていないことが大きな問題だと感じました。一方、テレビやメディアはそれぞれの主張を識者などに代弁させる形で垂れ流し、印象操作を行っています。
今回の登壇者で一番多くの拍手を浴びていたのは沖縄の言論空間を正そうと日夜努力されている我那覇真子さんでした。
我々は偏向的なメディアに対して不平不満を言いがちですが、彼女は「(左翼陣営は)自ら火の玉となり、燃えている状態」と看破します。(ヤクルトの投手陣のことではありません。 )
確かに、いくらマスコミがその醜悪さを隠し、美化しようとしても、今や隠しきれないほどの醜態を晒しており、まともな頭を持った国民の目には異常に映っていることを彼ら自身が理解していないように思えます。尤も、マスコミがチヤホヤするから勘違いしているのですが、これは自業自得です。
ところで、当日は左翼野党も江東区で集会を開いていたようですね。
下は、ネットで画像を検索したサムネイルを切り取ったものですが、失礼ながら、昔見た光景を思い出しました。
70年代に子供時代を過ごしたブログ主には「たらちねの」と聞けば「母」が出てくるように、「江東区」と聞くと、いまだに「夢の島」が続いて出てきます。夢の島は今でこそ綺麗に整備され、グラウンドなどに活用されているようですが、70年代はこんな光景でした。(「夢の島 ゴミ」で画像を検索してみて下さい。)
閑話休題。
彼女のスピーチはこのような力強い言葉で結ばれました。
“日本国民、かく戦えり!”
これを歴史に残そうではありませんか。
会場では各種書籍やDVDの販売も行われていました。
DVDは先日の虎ノ門ニュースで百田尚樹氏が言及されていましたが、百田氏プロデュースのDVDです。
下はパッケージの背面。
このDVDは、郵便振込で1口1,000円を振り込むことにより購入することが可能です。
振込先等詳しくは美しい日本の憲法をつくる国民の会の『大好評!!「憲法改正ドキュメンタリーDVD」のご案内』に書かれていますが、正確には上映協力金という形で、振込用紙に住所氏名を記入することにより口数分のDVDを送付してくれるそうです。名目としては、周囲の啓蒙のためにこのDVDの上映会をしましょう、ということなのだと思います。
上の画像にDVDとともに映っている冊子『「憲法9条と自衛隊明記」Q&A』(百地章著)はこの日に合わせて作成したようで、見開きで一問一答形式なので大変読みやすくなっています。
全46頁と薄いので、やや高く(600円)感じるかもしれませんが、むしろ、左派から投げかけられる異議に対する理論武装や個人の抱く素朴な疑問に対する回答が簡潔に分かりやすく書かれているのは利点だと思いました。憲法9条にまつわる様々な説にも言及されているので、更に詳しく知りたければ、そこからネットで検索したり書籍を探すインデックスとしても活用できます。
国民の間でこれから行われるであろう集会でテキストとして使うのには最適であろうと思いました。
下に、目次部分だけ画像にしたものを提示します。
これを見て気づかれるかも知れませんが、この本は、自民党の改憲案を説明するものでもあります。
もともとこの会は9条の2項も削除した憲法改正、更には自主憲法の制定を目的としていましたが、現実問題として、国民投票にかけられる最低限の改正案として加憲を支持し、この本もこれを前提とした解説になっています。
上でスピーチの一つとして我那覇真子さんの言葉を紹介しましたが、逆に聴いていて憤りすら覚えたのは公明党の議員。
連立与党の公明に対し最大限配慮してのものなのに、相変わらず「党内の論議はまとまっていない」としか言えず、「いい加減にしろ」、「せめて足を引っ張るな」と思いました。テレビで見る“婦人部”とか、ブログ主の目には(まさしく服装とか見た目も)共産党員と全く同じに見えます。しかし、いざ選挙などになると、彼らは実働部隊として働くので、切るに切れないジレンマを感じます。
さて、憲法記念日に合わせたのでしょうが、読売新聞では最近世論調査だけでなく、憲法学者に対してもアンケートを採っていました。これがなかなか興味深いものだったので、次回はこの内容を詳しく見てみたいと思います。
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