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2018/05/22

【加計学園】5月21日に愛媛県知事が国会に提出した文書一覧

公開: 2018/05/22 10:24  最終更新: 2018/05/27 12:51  

昨日(2018/05/21)、愛媛県が新たな文書を国会に提出しました。これに関して精査する前に一旦画像のみ提示して記事を公開します。

全ページはAERAが掲載しており、そこからダウンロードしたものです。

 

愛媛県提出資料

  • https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2018052100083/

 

 

 

 

資料の構成

  • 最初にカバーが2枚あり、「文書の提出について(回答)」と題し、「参議院予算委員会理事会における与野党の合意により」と、与野党の依頼により提出した旨の説明等(これに関しては後ほど追記予定)があり、2ページに「提出書類目次」として内容物の一覧が記されています。
  • 3ページ目から始まる提出文書には1~27の連番が振られています。

  • 1~27の文書の内訳は以下のようになっています。
     
    2018052100083_2l
     

    • 1~14: 2015年4月2日の東京出張に関わるもの(「復命書」と書かれたカバー=鑑=が付いているので公式文書)
    • 15~22: 「個人メモ」という扱いで、東京出張以前の加計学園や今治市との打ち合わせを職員が個人用?にまとめたもの(15~20)=今回、2月25日に総理が「新しい獣医学部はいいね」と発言した等、マスコミが取り上げているのはこの部分。また、下村博文文科大臣の「けしからん」発言もここで出てくる。
      21~22は東京出張の内容をまとめたもので、先に流出した備忘録と同じ。
    • 23はその時持ち帰った名刺。
    • 24~26は東京出張の内容をまとめたもの(これは公式文書?)
    • 27は東京出張前に柳瀬秘書官に説明するために作成したメモ

 

これで不思議なのは、前回の備忘録といい、今回の提出文書と言い、マスコミが食いつくような記述がある文書は全て「職員の個人メモ」扱いなのです。

また、中村時広愛媛県知事は、「職員を守る」と言いながら、今回はNo.7の文書で、その職員の名前を黒塗りせずに提出しています。

このような真偽の程が不確かな資料を提出して、「後は国会でやって欲しい」とは知事はあまりにも無責任過ぎないでしょうか?

 

個人的な印象としては、加藤元内閣官房副長官と加計学園関係者との面談予定など、その後実現していることも書かれており、また、個々の打ち合わせ(加計学園と市や県)が行われたのは多分事実だと思いますが、問題は、

総理や内閣府の人間が加計学園と面会していたことが仮に全て事実としても、それが“行政をねじ曲げた”と言われるほどの介入があった証拠になるのか?

これの決定的証拠がないのに、こういった些細な状況証拠で「会った会わない」、「言った言わない」を国会で議論するのは時間の無駄。

 

職員の個人メモからまとめた時系列

時系列の記事に追記しました。

 

これを見ると、愛媛県の新文書に書かれた日付は、第26次構造改革特区で15回目応募をした後で、まだ申請中。27次に応募するかどうかというところで構造改革特区と国家戦略特区の窓口が一本化されたことで国家戦略特区でやったらどうかというアドバイスを2015年4月2日に受けています。

仮に安倍総理や下村大臣が何か発言したとしても、意識としては「構造改革特区」での応募に関することでしょう。

実際、文科省(文科大臣)が直接発言するのは、国家戦略特区では間にワーキンググループ民間議員がいるはずで、ありないと思います。

 

以下、各文書を抜粋して提示します。(各表題は「提出書類目次」に連番を付記したもの)

 

旅行命令簿(No.1~4)

4月2日の東京出張に係る書類で、いわゆる出張命令書に該当するもの(→旅行命令簿4枚) …省略

 

復命書のコピー(No.5~10)

いわゆる出張復命書に該当するもの(→復命書のコピー3枚 No.5~7)

 

No.5 2017年4月2日の東京出張の報告書。

  • No.5は承認印を得るための「鑑」、No.6は受け取った名刺。実際の報告はNo.7から。

 

2018052100083_7l 


 

2018052100083_8l

 

No.7 2017年4月2日の東京出張の報告書

  • No.7: 訪問者(出張者氏名)…〔愛媛県2名〕高石淳?宇佐美伸次、〔愛媛県東京事務局1名〕森山圭美「、〔今治市2名〕秋山直人、■■、〔加計学園4名〕田丸憲二相談役、渡邉良人事務局長、■■次長、■■参事
     
    相手方: 藤原豊(内閣地方創生推進室次長)、杉浦あおい/柳瀬唯夫総理秘書官、角田喜彦(文科省)、青山豊久(文科省)
     
    • 県・市・加計学園との事前打ち合わせにおける渡辺事務局長の発言(藤原次長を紹介してくれたことについて柳瀬秘書官にお礼を言いたい/先日安倍総理と理事長が会食した際に下村文科大臣が「けしからん」云々→2月25日のことか?但し加計学園も安倍総理もこの日の面会は否定。この日の各紙「首相動静
    • 藤原次長の主な発言

No.8  藤原次長の主な発言 の続き(構造改革特区に比べての国家戦略特区のメリットを説明、等)

 

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No.9  2017年4月2日の東京出張の報告書

  • 柳瀬秘書官の主な発言(藤原次長に会えたのは良かったね→No.7と併せ、柳瀬秘書官が内閣府地方創生推進室と話せるよう仲介したらしい

No.10 つづき

  • 文科省専門教育課を訪ねたが、■■課長、■■課長補佐は不在との記述→多分、牧野美穂課長補佐(一連の文科省メモを作成した人物)

 

2018052100083_11l

 

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;

精算請求書(No.11~14)

省略

関連する個人メモ(No.15~22)

見出しの通り、「個人メモ」。No.15~20までは日付が2015年2~3月の頃であり、この頃は構造改革特区に提案していた頃。4月2日の東京出張前。

No.21、22は日付が2015年4月であり、4月2日の東京出張の報告。先に流出した備忘録と同様の内容。

 

No.15 2015年(平成27年)2月 『獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との意見交換等について』 

  • 2月12日に加計学園関係者と県・市で打ち合わせ
  • 加計学園は中旬に加藤内閣官房副長官(加藤勝信・現厚労相)との面会を予定→2月14日に面会したと加藤氏認める。(2018/05/22報道)

 

2018052100083_17l

 

No.16 2015年(平成27年)2月 『獣医師養成系大学の設置に係る現在の情勢について』

2月14日の加計学園と加藤内閣官房副長官との面会後と思われ、そこでの話の報告を今治市から受けている。(又聞きの又聞き?

  • 加藤氏からは、獣医師会の反対や既存大学の反発が強いことを伝えられている。
  • 加計学園が、先に国家戦略特区に提案した新潟市を気にしている様子が分かる。

 

2018052100083_18l

 

 

No.17 2015年(平成27年)3月 『獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打ち合わせ会等について』

  • 加計学園から、加計理事長と安倍総理の面談結果を報告したいとの申し出により3月3日に打ち合わせた。
  • 加計学園の報告
    • 2月25日に理事長と安倍総理が15分ほど面談
    • 総理は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」
  • 3月4日に加計学園と今治市長が面談し、上記と同内容の話をした。→何故未来のことを?この記述は後日追記したのか?
  • 3月3日の国家戦略特区諮問会議では新潟市は追加されなかった。

 

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【参考】安倍総理と加計理事長の会食・ゴルフ記録(赤旗より)

 

20170730_akahata

 

No.18 2015年(平成27年)3月 『獣医師養成系大学の設置に係る今治市と加計学園との協議結果について』

  • 3月15日、加計学園と市、県で打ち合わせ(於:市役所)→基本的には加計学園の報告を聞くための打ち合わせのようである。
  • 柳瀬秘書官と加計学園の競技日程は3月24日で調整中(2月25日の加計理事長と安倍総理の面談を受け、柳瀬秘書官から資料提出の指示がある)
     
  • 柳瀬秘書官から支持があった提出物について書かれている。
No.19 つづき
  • 文科省の動向について

 

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No.20  2015年(平成27年)3月 『獣医師養成系大学の設置に係る内閣府及び首相秘書官訪問について』

  • 3月24日 首相官邸で柳瀬秘書官らと加計学園関係者の会合があり、その内容を今治市からの報告としてまとめたもの。
  • 藤原次長との面会が4月2日にセッティングされたとの報告。
  • 先日、加計理事長と安倍総理の会食の際に、「地元の動きが鈍い」と言われた。→これが、下村博文文科大臣の「けしからん」発言?時期については、「先日」の言葉から3月24日より少し前ということになるが、2月25日の15分の面会とは別だと思われる。(このメモに書かれていることが事実だと仮定しての話だが。)

 

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No.21、22  2015年(平成27年)4月 

  • 先に流出した備忘録と同趣旨

     

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    名刺(No.23)

     

    2015年4月2日の東京出張で受け取った名刺

     

     

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    面談結果概要メモ(No.24~26)

     

    4月2日の東京出張での内容をまとめたもの。愛媛県職員が書いたものではないと思われる。

    No.24  藤原次長の発言内容等。

    No.25、26  柳瀬秘書官の発言内容等。

     

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    柳瀬氏への説明内容を書き起こしたメモ(No.27)

     

    4月2日の東京出張前に柳瀬秘書官に説明するために作成したメモ。→2018/05/11に公開した“記憶を頼りに作成した文書”のオリジナルか?

    →ブログ記事『【加計学園】愛媛県知事が新たに公開したメモは記憶を便りに書いたもの

     

     

    2018052100083_29l

    以上、前27ページ。

     

     

     

     


     

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    コメント

    【ブログ主】
    奥穂3190様

    いつもながらの深いご高察、参考になります。
    以下、思いつくままに感想などを。

    24以降の文書は、東京の職員とまでは思いませんでしたが、個人メモの起草者とは別人だとは思っていました。
    そう言えば、愛媛県の出張は日帰りのようですが、4月3日付の農水省にあった「備忘録」は東京の職員が渡したものでしょうか。

    それにしても、読めば読むほど、個人メモの目的がよく分かりません。
    奥穂さんがご指摘の通り、会合の議事録だけでなく、追記をしていますよね。
    その後に判明したことなどを付け足しています。備忘録としてまとめているだけかも知れませんが、その割には最後に「~していきたい」のような文が必ずあって、誰かに報告するような文書です。

    下は、下村大臣の「けしからん」発言について調べていた時に見つけたPDF(既に削除、キャッシュが残っていて読めたもの)の一部ですが、この頃、新しい学科、学部の「設置」も目指していたので、職員の中でこの話がごちゃ混ぜになっているということはないでしょうか。(下村大臣の発言は地元の獣医師会の件のようですが)

    ==============================
    平成28年度新設予定の大学院生物地球科学研究科は4月に設置届出書類の提出を行います。また平成28年度に教育学部の新設を目指し、平成27年3月に文部科学省に申請書類を提出し、設置認可申中です。
    ==============================

    以前のコメントですが、
    >当初は、復命に関しては口頭の説明のみと言っていたのではないか?
    実際に口頭での説明を受けたのみで、復命書は見ていなかったのでしょうね。(ただ、出張に行ったのだから、当然、復命書もあると思うのが普通ですが。)

    中村県知事は、もう何度も獣医学部の件では却下されていたこともあり、関心がないというか、諦めムードだったのかも知れませんね。
    国家戦略特区での提案でも、過去の経緯から、加戸前知事が商工会議所顧問の立場で前面に出ていたくらいですから。(最近流行りの言い方だと、中村知事は「蚊帳の外」)

    別のエントリーに書きましたが、蓮舫が10日の質疑で、復命書や個人メモを事前に見ていたのでないかということが気になっています。

    矯めつ眇めつして思う事

     復命書及びその別紙には、パンチの穴跡が見える。紙面の傾き、汚れは、何度もオリジナルをコピーしたために生じたものかも知れない。
    パンチ跡は、メモには見られないように思う。

     23の名刺と復命書6の名刺は異なっている。23に加計学園関係者が二名含まれているのは、この名刺を交換したのが愛媛県東京事務所の行政課主任だからではないか。出張者は加計関係者とは面識があった筈で名刺交換は行わない。

    24~26は、その東京事務所の人間が取ったメモだろう。注目すべきは、秘書官発言が「総理案件」となっている点。正確性の点ではこのメモの方が信頼できる。文科省からの課題の件も(会食云々を知らなかったのだろう)、遣り取りがより正確に判る。


    さて、問題の17。ここで私が引っ掛かるのは、次の二点

    ① 「設置予定」と云う言葉。14回申請して実らず、15回目の構造特区下の申請の結果が出ていない段階で、「設置予定」とスケジュールが決まっているような言い方をするだろうか? 

    ② 「改めて」。確かに秘書官と加計学園担当者は何度か面談(詳細は承知せず)しているようなので、この文書が作成される以前に加計から資料の提出があったが、今「改めて」資料が求められていると加計が言い、作成者がその発言をそのまま書いた可能性はある。然し、メモに初めて登場する秘書官がいきなり「改めて」は、唐突の感を免れない。
    17には、明らかな追記があり、18の内容との混同の可能性もある。

    再び引用する首相答弁だが、これは「構想」について「具体的な話はなかった」の趣旨と捉えるべきだろう。
    『彼はチャレンジ精神を持った人物であり、時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨のお話は聞いたことがございます。しかし、今まで彼もさまざまな学部・学科をつくってきたわけでございますが、そういうことも含めて具体的に、何かを今つくろうとしている、ですから、今回でいえば、獣医学部をつくりたい、さらには今治市にといった話は一切ございませんでした。』

    以下上記を踏まえた推測・妄想。

     『先ほど御答弁いたしましたように、加計さんとは政治家になるずっと前からの友人関係であります。しかし、彼が私の地位や立場を利用して何かをなし遂げようとすることは一度もなかったわけであります。』
    この答弁の内容は恐らくその通りだろうと私は思う。

     メモ15の「多忙を極める安倍首相と理事長との面会が実現しない中で、官邸への働きかけを進めるため、2月中旬に加藤内閣官房副長官との面談を予定している」
    面談の未実現は事実だが、そこで働きかけを行って欲しいのはメモ作成者と会っている加計学園担当者の脳内だろう。だからこの担当者は加藤氏に岡山で会ったのだ。

    理事長の人となりは知らないが、上記の答弁通りであれば、部下が熱心に首相への働きかけを願っても「そう」くらいで済ましておくだろう。

     2・.25の15分程度の面談はあったのかも知れない、なかったのかも知れない。或いは電話での会話であったのかも知れない。
    理事長の話したのは、具体的な構想ではなく「設置予定」となった別件ではないのか。加計学園担当者の願望が、それを獣医学部と今治市に結び付け、メモ作成者に伝えた可能性はある。

    秘書官の「改めて」の資料提出依頼を2・25イベントと結びつけたのはメモ作成者の脳内事情だろう。

     理事長と担当者とのコミュニケーション・ギャップはなかったか。
    「理事長、首相と話されたんですか!」
    「ああ、15分位いろいろとね。設置予定の学部の話をしたら、そういう新しい「大学」(学部)の考えはいいね、と仰っていたよ」
    「そ、そうですか!(喜び)」

    冗談半分ですが、あり得ませんか?

    個人メモのフォントの件は、まあ、かなり変わっていますが、個人の好みとかクセと言われたらしかたないですね。
    基本的には明朝体で書いて、後から強調したい部分をゴシックに変えたとか?
    フォントをいちいち変えながら記述していくのはかなり面倒です。

    あと、1枚の文書の中で日付の書き方もまちまち(全角半角、mm月dd日のように書いたり、mm/ddの形式で書いたり)。これも、個人メモだからと言われればしかたがないのですが。

    それなら、表題を枠で囲ったり、正式のフォームを使うとかしなくても、ベタ打ちでよさそうなものです。

    備忘録同様、日付の入っているものは、「日」を書かずに「月」までなのは、打ち合わせ等に使う度に「日」を書き入れて使う習慣があるのでしょうね。
    これ、実質的には公文書でしょうに。

    感想の追加です。

    この文書コピーはどうしてこうも汚いのだろう?

    愛媛県は正式の復命書を保管していないのか?もし原本が保管されているのなら、7~10の復命書別紙のコピーはもっと綺麗な筈では?

    個人メモの区分は「報告」若しくは「報告・伺」となっている。このメモは組織内でどのように扱われたものなのか?扱いの程度によって、メモの信頼性に差が生じる可能性がある。

    メモ作成者は、重要と思う部分をフォントを変えて強調しているように見える。個人の書き癖かもしれないが、通常強調を行う時は、フォントは変えずブロックなり下線を用いるのではないか?

    些事です。
    主様Twitterでは、今治市の15回目の申請はH27となっていますが、H26・11に申請されたのでは?

    主様

    私の読解をご参考までに。

    {愛媛県が「関連する個人メモ」と位置付ける文書15~22の纏めを表にしたのですが、コピペすると表の枠が消えて表でなくなってしまいます。貴メルアドを当方にご連絡頂ければ表をお送りします。}

     中村知事は何故最初から復命書と別紙を提示しなかったのか、甚だ疑問。
    当初は、復命に関しては口頭の説明のみと言っていたのではないか?

     総理・理事長の会食は、(15分の面談とは別に)27・3・24以前にあったと思われる。{①復命別紙7にある4・2当日の県・市・加計と事前打合せでの加計発言、及び②20メモ、メモ25・26に会食は登場しない}
    ①では下村大臣発言として「学園は課題への回答もなくけしからん」となっているが、これに先立つ②では、発言者不明で「地元の動きが鈍い」となっている。
    25・26メモから、日本獣医師会か、愛媛以外の四国獣医師会の賛同を得ることが課題であったと思われる。また、7では課題に関し「26・12・26に文科省に対してはペーパーで説明している」とある。

     復命書別紙7・8・9の次長・秘書官との面談の記録は、21・22、24・25・26を纏めたもので、県出席者の記録と記憶を総合したものだろう。

     27の秘書官用メモの内容が実際に話されたかどうかは判然としない。7では県・市から次長への説明を行ったと明記されているが、9の秘書官部分にはそれがない。然し、9に「日本獣医師会が反対している中で、愛媛県獣医師会が賛成しているのは評価できる」と27メモの内容が登場しているので、同メモの一部が説明された可能性はある。

     17にある2・25の総理・理事長の15分程度の面談は、学園から県への報告として記載されている。総理・学園とも同日の面談は否定しており、日付の正確性は判然としないが、内容に関する信憑性は高いと思う。
    内容が事実であれば、以下の総理答弁(衆院予算委員会議事録、29・7・24)とは整合性がなく、答弁の誤りか、故意であれば虚偽答弁となる。
    『先ほど御答弁いたしましたように、加計さんとは政治家になるずっと前からの友人関係であります。しかし、彼が私の地位や立場を利用して何かをなし遂げようとすることは一度もなかったわけであります。
    彼はチャレンジ精神を持った人物であり、時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨のお話は聞いたことがございます。しかし、今まで彼もさまざまな学部・学科をつくってきたわけでございますが、そういうことも含めて具体的に、何かを今つくろうとしている、ですから、今回でいえば、獣医学部をつくりたい、さらには今治市にといった話は一切ございませんでした。』

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