【動画】前川喜平前事務次官、沖縄タイムスで安倍政権批判(2018/01/06)、他 【八重山教科書問題】
ブログ主が観た動画の覚書です。
【沖縄の声】年末年始に米軍機事故が頻発、主要選挙の前に起こる謎/「米軍機落下物事件」の背景[桜H30/1/10]
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2018/01/10 に公開
平成30年1月9日火曜日に放送された『沖縄の声』。ブログ”狼摩人日記”管理人の江崎孝、”琉球新報・沖縄タイムスを正す会”運営代表委員の我那覇真子が様々な沖縄の問題を取り上げ、沖縄2紙・メディアによる嘘・偏向・捏造記事を暴いていきます!
※ネット生放送配信:平成30年1月9日、19:00~
今週のテーマ
◇年末年始に米軍機事故が頻発、主要選挙の前に起こる謎
◇八重山教科書問題を蒸し返す沖縄タイムス
◇「米軍機落下物事件」の背景
◇沖縄タイムスのコラム、「大弦小弦」は反安倍のアジビラ出演:
江崎 孝(沖縄支局担当キャスター)
我那覇 真子(沖縄支局担当キャスター)
【関連動画】沖縄防衛情報局#116 平成30年1月10日
ブログ主は『八重山教科書問題』については失念していたのですが、簡単に書くとこういうことらしいです。
まず、小中学校の教科書採択は「採択協議会」の諮問を受け当該地区の教育委員会が採択するもので、沖縄県八重山地区(石垣市、与那国町、竹富町からなる)では、竹富町だけが採択された中学教科書を不服として左翼臭の強い教科書を採用。「教科書無償措置法」では各地区では教科書は同一であることとされているので、竹富町の教科書は有償となった。背景としては、元々この地区の教科書の採択は特定の教員が牛耳っていたのを玉津会長が改革したが、それに従わなかったのが竹富町であり、煽ったのが沖縄の2大新聞。
これをなんで今更蒸し返すのかと言うと、この問題が始まったのが民主党の野田政権下で、第一次安倍政権で決着をしたというのがポイント。
そこで今回登場したのが、前川喜平前事務次官。
『竹富に是正要求 根拠なし』、『安倍政権 不当に介入』といった見出しが躍っています。
上の記事の一部は沖縄タイムスのweb版にも掲載されています。
2018年1月6日 05:00
「竹富町への是正要求、法的根拠無し」 2011年の八重山教科書問題で前川喜平氏
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/191714
文部科学省の前川喜平前事務次官は、2011年に起きた八重山教科書問題について「竹富町に対する是正要求は理不尽。正当な根拠はないと思っていた」と述べ、大臣や政務官の指示は不当だったとの認識を示した。前川氏が実務を担当した教科書無償措置法改正については「表向きは竹富町のような自治体が出るのを防ぐためとしつつ、教科書の共同採択の枠組みを弾力化して竹富の『違法状態』を解消できると考えていた。面従腹背かもしれないが、安倍政権になって強まった不当な政治介入を収束させるためだった」と明かした。(社会部・鈴木実)
<<法改正「不当な政治介入を収束させるため」>>
5日までに、沖縄タイムスの単独取材に応じた。当時の幹部官僚が実名で国側の対応を批判するのは異例。竹富町を教科書無償措置の対象外とした判断や、地方自治法に基づく是正要求という強権的な手法が改めて問われそうだ。
八重山教科書問題は11年、石垣市・竹富町・与那国町の3市町で構成する共同採択地区の協議会が、愛国的な内容が多いとされる育鵬社の中学公民教科書を選んだのがきっかけ。竹富町は市町村教育委員会に採択権があるとする地方教育行政法を盾に別の教科書を選んだが、文科省は地区内で同一の教科書を使うよう求める無償措置法に違反するとして協議会決定に従うよう求め、14年の竹富町分離まで対立が続いた。
前川氏は「当時の制度では協議会の結論はあくまでも答申であり、最終的な決定権は各教委にあった。地区内で意見がまとまらない事態を法律が想定しておらず、文科省も当初は竹富町が自前で別の教科書を購入して無償給与することまでは違法としなかった」と説明。「それが12年に民主党(当時)から安倍政権に移行し、下村博文氏が文科大臣、義家弘介氏が政務官になると、育鵬社の教科書を事実上強いる姿勢に変わった。是正要求に法的な根拠があるとは思えず、竹富町が国地方係争処理委員会に持ち込めば町側が勝つはずだと思っていた」と振り返った。
無償措置法改正については「もともと採択地区を郡単位としていた法律が時代に合わず、以前から少なくとも町村単位に変更する必要性が議論されていた。表向きは『長年の懸案を解消するためであり、八重山教科書問題とは関係ない』『改正後も八重山地区は一つであることが当然』という説明をしていたが、法案が通れば竹富町を分離して問題を収束させられると考え、沖縄側とも調整していた」と証言した。
文科省の考えに反して、安倍政権が不当に介入してきたと、今頃批判をしているようです。
文部科学省が公開している経緯『資料1-3 沖縄県八重山教科書採択問題の経緯』に簡潔に経緯が示されていますが、2011年(平成23年)に始まった教科書採択問題が決着を付いたのは2015年(平成25年)です。一方、前川氏は2001年以来初等中等教育局に属し、2013年7月に初等中等教育局長に就いているのでまさに当事者でした。
インタビューに答える前川氏も前川氏ですが、沖縄タイムスも今更この話を持ち出して“アベガー”をやって何の意味があると思っているのでしょう。(今年控えているいくつかの市長選や県知事選の前工作であるとは想像がつきますが。)
それにしても、前川氏はすっかり極左のいい“おもちゃ”になってしまってますね。
なお、下は参考にした記事・サイトです。
- 江崎孝氏のブログ『狼摩人日記』の「八重山教科書採択問題のブログ記事一覧」
- Wikipedia『八重山教科書問題』
- 八重山日報『八重山教科書問題』特集サイト
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馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第79回「2018年新年に思う」
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外交官として世界各国を見て来た馬渕睦夫元大使が語る“日本温故知新”―。「日本人であることの意味」を振り返り、日本の未来を指し示します。
【2018年1月10日(水)20:00~21:00】
・ちょっと気になるニュース
・テーマ:「2018年新年に思う」
・質疑の時間
出演:馬渕睦夫
<プロフィール>
元駐ウクライナ大使兼モルドバ大使 元防衛大学校教授。 1946年京都府に生まれ。
DHCテレビでは『世界を知れば日本がわかる』『外交虎の穴』監修・出演、『やらまいか―真相はこうだ!』に出演。
馬渕睦夫「和の国の明日を造る」のブログを開設致しました。
http://ameblo.jp/wanokuni-mabuchi/
大使に関わる情報や、放送内容をまとめた記事・ウラ話など
より番組を楽しんでいただけるよう随時記事をアップしていきます。
「ちょっと気になるニュース」では慰安婦問題を巡る日韓合意を事実上破棄し、再交渉を要求している韓国を取り上げげています。その後、「テーマ」として『皇室問題』について3つの記事について論評します。
その内の2つは産経新聞のコラム『正論』のもので、ありがたいことに、産経はコラムをwebで公開してくれているので読むことができます。(『正論』TOPページ)
一つは山崎正和氏というビッグネームではありますが、近代的な個人主義・合理主義の発想で、『天皇』陛下、『皇室』について誤った理解をしていると批判しています。一方、小堀桂一郎氏のコラムは高く評価しています。
この2つのコラムが共に産経新聞のものであるとのことで、産経(でさえ)も意見が割れていると警鐘を鳴らしています。
【正論・年頭に当たり】 2018.1.4 11:30
「平成」最後の1年を迎えて思う 国民に教えた「象徴天皇」の存在 評論家・山崎正和
http://www.sankei.com/column/news/180104/clm1801040006-n1.html
今年は、平成という一時代の終わりを準備する1年となる。国民としては感慨深い1年だが、天皇陛下ご自身にとってはどうなのだろう。来年の4月末までに、まだいくつか最後のご公務が残っているわけだが、その折々に触れて、何か特別のお気持ちを滲(にじ)ませられることはあるのだろうか。
≪ご公務の柱として選ばれたのは2つ≫
今回の譲位が国民に教えたことは、「象徴天皇」というものがどういう存在かを考え、それを生きて見せられたのは、天皇陛下お一人だったという事実である。
憲法は無責任に天皇陛下を国民統合の象徴と位置づけただけで、人間が象徴として生きるとはどういうことかを考えていない。人間には何かをする義務と権利があるはずだが、その具体的な内容と範囲はもちろん、そのやめ方すらご自身の叡断(えいだん)に任せてきた。
どんな日常を過ごし、何をご公務として選ばれ、どのようなお言葉を国民に下さるかは、すべて天皇陛下ご自身が身をもって創造されてきた。そのことは昭和天皇と今上陛下のお振る舞いの違い、お言葉の文体の違いを見てもわかる。天皇が人間であることを宣言されたのは先帝だが、それを実現して国民との距離を一段と縮められたのは今上陛下である。(以下略)
【正論・年頭にあたり】 2018.1.8 16:38更新
皇位継承儀礼は伝統に則して 東京大学名誉教授・小堀桂一郎
http://www.sankei.com/column/news/180108/clm1801080007-n1.html
平成28年8月8日に今上陛下が譲位の御意向を直接国民に向けて表明された時には、我が国の立憲政治確立以降前例のない難問が出来したとの印象があつた。それが昨年12月1日の皇室会議での決議を8日の閣議で正式の決定に漕ぎ着け、陛下の御意向に添ふ形で難題の決着がついた次第は先づは祝着の至りである。
政教分離への小心な配慮無用
これは天皇の国事行為について助言と承認の全責任を負ふ内閣が立派にその任務を果たしたわけであり、さすがに歴史的見識と政治的力量十分な現総理の率ゐる内閣にふさはしい事蹟と評価できる。(以下略)
もう一つのコラムは読売新聞のもの。番組では時間がなくて内容は詳しく紹介されませんでしたが、ブログ主もこの記事を読んだときに、これはひどいと思ったので保存してありました。
河西英哉氏は『女性天皇』と『女系天皇』の区別さえ付いていないのでは?と思います。
馬渕氏が仰るように、今後この議論に備えて『精神的武装』をしておくべきと強く感じました。
近隣の国が逆立ちしたって勝てない存在が皇室なのですから、今後、皇室に対するマスコミのバッシングやリークなどは益々熾烈になっていくことは明かでしょう。
上はブログ主が年末に買いこんで、まだ読んでいない本。
『天皇は本当にただの象徴に墜ちたのか』の著者竹田恒泰氏は陛下の訪問(行幸)は宮内庁の“利権”になっていると虎ノ門ニュースで仰っていました。
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【Front Japan 桜】再考 日中記者交換協定と朝日新聞 / 北朝鮮が強気でいられる背景とは? / 約束を守らない国・韓国 / 南北合意に見る北朝鮮の計算[桜H30/1/10]
2018/01/10 に公開
キャスター:上島嘉郎・河添恵子
■ ニュースPick Up
・約束を守らない国・韓国
・南北合意に見る北朝鮮の計算
■ 再考 日中記者交換協定と朝日新聞
■ 北朝鮮が強気でいられる背景とは?
「約束を守らない国・韓国」というのは前項でも取り上げた日韓合意を事実上破棄した韓国のことですが、韓国が常にゴールポストを動かしてきた一方、日本も河野談話などでゴールポストを広げてきたという上島氏の意見は尤もだと思います。
今問題になっていることは韓国国内の問題であり、それは放っておくとして、日本は今後、『違うことは違う』ときちんと主張すべきことだと思います。
日本人も韓国とはまた違った、「日本的“情”」が国際社会にも通用すると思う悪いクセで、「ここまで誠意を見せたのだから...」と日本人的な感覚を相手にも期待してしまうところがあります。
日韓合意は、今回たまたま韓国が一方的な合意破りや非公開とした合意事項を勝手に公開するなど、サッカーに喩えればひたすら自殺点を入れている状態なので、ある意味結果オーライになっていますが、国際的には、日本が『謝罪』をして『補償』したという事実は消えません。
上島氏が言うように、「それは、事実とは異なるが」と、まずこれを強調した上で、「しかし、心情的には忍びないから支援をしますよ」という立場を明確にすべきだったと思うし、今後は『違うことは違う』と正しい情報を発信し続ける必要があります。
現代に生きる日本人のためだけでなく、我々の先祖の汚名をそそぐ努力をしていくべきです。
日中記者交換協定については、新経世済民新聞というサイトに上島氏の寄稿『【上島嘉郎】日中記者交換協定のいま』があります。 中国に関する報道姿勢を理解する上で勉強になりました。
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