テレビ朝日の放送番組審議会でフジ反町氏の「なるほど」がディスられる!?
最終更新: 2017/11/08 15:22
面白い動画を見つけました。
これはテレビ朝日の『はい!テレビ朝日です』という番組(2017年11月5日(日) 5:00 ~ 5:20)ですが、10月5日に行われた第584回放送番組審議会のダイジェストです。
新番組の「サタデーステーション」「サンデーステーション」 について、識者(審議委員)が意見を述べるというもの。
あ、タイトルの「ディスる」とは、「disrespect」(~に失礼なことを言う)のから来たスラングですが、まあ軽い話題なのでタイトルも軽~く。
番組審議会というのは過去のエントリー『【マスコミの偏向報道】今こそ思い出そう、テレビ日の「椿事件」と放送法第4条』でご紹介したように、放送番組の適正を図るために各局に設置を義務づけているものですが、委員はテレビ局が独自に選ぶというもので第三者機関ではありません。
ブログ主は番組審議会の様子を初めて見たのですが、ダイジェストを見る限り、申し訳程度の注文はつけているものの、基本は委員が番組を褒めちぎるという“お手盛り”審議会です。(だいたい、日曜の朝5時なんかにコッソリやってるし。 )
ちなみに審議委員は、見城徹、田中早苗、秋元康、内館牧子、小倉純二、黒鉄ヒロシ、小松成美、関川夏央、丹羽美之、藤田晋(敬称略)の面々。
で、注目したのは内館牧子氏のキャスター(高島彩氏、長野智子氏)に対する意見(のはずなんですが...)。(動画は限定公開だそうでいつまで見られるかは分かりません。テレ朝のサイトはこちら。)
内舘氏の発言部分。
“それから、キャスターの『なるほど』という相づちが多い。何かというと『なるほど』、『なーるほど』、『ナルホド』と言う。”
“「なるほど」と言っておけば、だいたい全てに通用するんです。”
“これはBSの番組で、そのキャスターは男性ですが、「なるほど」のオンパレードなんですよ。”
この後、こう続きます。
“ちゃんと自分でニュースを咀嚼(そしゃく)して「なるほど」ではなく話をして欲しいと思っている。”
“キャスターは言葉のプロでもあり、キャスターを任されるほどの人なのだから。”
これ、BSフジ・プライムニュースの反町理氏のことだw
でも、高島彩氏や長野智子氏はどうだか知らないけど、反町氏の「なるほど」は相手の発言を鵜呑みにしているわけでは無く、矛盾などがあれば鋭い突っ込みをしてくれますよ。
画像を追加。
これは11月7日のプライムニュースの一コマで、ゲストは櫻井よしこ氏と手嶋龍一氏。
ゲストも気持ちよさそうに発言していました。
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反町さんファンです。
反町さんにはババアに言われたからといって
「なるほど」をやめてほしくありません。
このバアさんは作家なのに言葉の意味も分からないんでしょうか。
彼女の指摘する言葉に匹敵するものは「なるほど」ではなく
「ですよね〜」です。
「ですよね〜」と言っとけば、全ての会話が成り立ちます。
「なるほど」には「ですよね〜」ほど賛同の意味は含まれておらず、
ブログ主さんの書いている通り、単なる相づちのようなものです。
反町さんは「ですよね〜」なんて言わんもんね〜。
投稿: C | 2017/11/08 10:49
【ブログ主】
DIEさん、こんにちは。
反町さんは確かに「なるほど」が多いんですが、それは単なる相づちで意味合いはDIEさんの仰るとおりです。
この番組の視聴者がMCに求めているのは“言葉のプロ”ではなく、相手の話を引き出すと同時に問題を深く掘り下げてくれることです。
投稿: 大師小ブログ主 | 2017/11/08 09:05
この人は日常的になるほどと言われても自分の話が理解されてないと感じてるんでしょうか…
現在のメディアでは珍しくバランスとれた討論番組なんだから「あなたはそういう意見だということは理解した」って場面が多いだけでしょうに
投稿: DIE | 2017/11/07 23:04