【国会】11月27日(月)の予算委員会を解説付きで視聴しよう/カフェスタ
与党と野党の質疑時間配分が5:9に
先日まで与党と野党で揉めていた質疑時間の配分ですが、27日と28日に開催される衆議院予算委員会では各7時間(×2日=14時間)の時間配分が与党5時間:野党9時間となることが決まりました。
今回の時間配分は先例としないと合意したそうですが、事実上、これが規準になると思われます。
予算委員会というのは全閣僚が出席することから様々な質疑が行われ、言ってみれば一番の見せ場になるので、質問者が誰になるのかは気になります。
自民党現職国会議員による『ウラ生☆衆議院予算委員会@カフェスタ(Day1)』
ところで、自民党の動画チャンネルCafe Sta(カフェスタ)では、11月27日(月)の予算委員会を実況・解説するそうです。
https://www.jimin.jp/activity/movie/#p_01
「予算委員会なのになぜ予算の事を話さないんだろう?」って思った事ありませんか?
みなさんからの質問コメントを拾いながら、衆議院予算員会を楽しく・分かりやすくウラから生解説します。
10:00~18:00(※お昼休みあり)
【出演予定者】
●総合司会/解説:平将明ネットメディア局長
●ゲスト:生田よしかつさん 築地魚河岸3代目
●解説者(入れ替わりで出演・出演予定順)
午前・・・和田政宗議員、小野田紀美議員
午後・・・大西宏幸議員、小野田紀美議員、元榮太一郎議員
●アシスタント:大澤咲希さん
上の公式サイトにリンクがありますが、YouTubeやニコ生、FLESHの各自民党チャンネルで視聴が可能です。
リアルタイムで観るのはなかなか難しいのですが、終了後には動画がupされて再生可能になると思います。
ところで、リアルタイムでは画面は国会中継なのでしょうか?
当日はNHK地上波での中継もありますが、衆議院インターネットTVでも視聴が可能です。
衆議院インターネットTV: http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
NHK: 「衆議院予算委員会質疑」 ~衆議院第1委員室から中継~
各会派割当時間
自由民主党 210分
公明党 90分
立憲民主党・市民クラブ 198分
希望の党・無所属クラブ 195分
無所属の会 53分
日本共産党 49分
日本維新の会 45分
質疑者27日(月)
10:10-11:10 田村 憲久(自由民主党)
11:10-12:10 菅原 一秀(自由民主党)
(休憩)
13:00-14:00 新藤 義孝(自由民主党)
14:00-14:30 加藤 鮎子(自由民主党)
14:30-15:30 石田 祝稔(公明党)
15:30-16:00 竹内 譲(公明党)
16:00-17:15 長妻 昭(立憲民主党・市民クラブ)
17:15-17:45 阿部 知子(立憲民主党・市民クラブ)
28日(火)
09:00-09:47 川内 博史(立憲民主党・市民クラブ)
09:47-10:33 逢坂 誠二(立憲民主党・市民クラブ)
10:33-11:18 長島 昭久(希望の党・無所属クラブ)
11:18-12:00 井出 庸生(希望の党・無所属クラブ)
(休憩)
13:00-13:30 津村 啓介(希望の党・無所属クラブ)
13:30-14:10 今井 雅人(希望の党・無所属クラブ)
14:10-14:48 後藤 祐一(希望の党・無所属クラブ)
14:48-15:41 原口 一博(無所属の会)
15:41-16:30 宮本 岳志(日本共産党)
16:30-17:15 下地 幹郎(日本維新の会)
視聴した感想は→『【国会】2017/11/27衆院予算委を自民党中堅議員がネットで実況解説』
党首討論、今年はゼロか?
今朝(11月24日)の読売新聞朝刊に、今年は党首討論が行われぬまま終わりそうだという記事がありました。
党首討論は総理大臣と野党党首による対面式の国会討論で、日本では、イギリス議会の口頭質問を参考に2000年から導入されました。
対話式なので面白い議論(言い合い?)が見られることも多いので残念です。
例えば『第187回国会 予算委員会 第4号』(平成26年10月30日)はこんなに楽しい、“ほのぼのとした”やりとりでした。(以下、議事録より一部転載)
○安倍内閣総理大臣 自民党が野党時代の姿勢について御批判をされました。確かに、枝野大臣の問題点を随分追及したことがあります。
それは例えば、殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家がいますね。この革マル派活動家が影響力を行使し得る主導的な立場に浸透していると見られるJR総連、JR東から、これを答弁として、質問主意書によって、これはそういう団体であるということを認めたのは、枝野大臣が大臣をしておられたときの内閣でこれはまさに認められたわけでございます。(発言する者あり)○大島委員長 御静粛に。
○安倍内閣総理大臣 そして、その団体から枝野議員は、約八百万円、献金を受けていた。これは殺人を行っている団体でありますから、そういう団体が影響力を行使しているというのは、これはゆゆしき問題ではないですか。だから、それは当然、枝野当時の大臣に答弁を求めたことであります。これは重大な問題であるからこそ申し上げているわけであります。
今、そういうことを総理大臣が言うのはどうかというやじが辻元さんから飛びましたが、でも、自分たちが言われたら、都合の悪いことは黙ってもらいたい。でも、事の軽重からいえば、何件も殺人を起こしている活動家が浸透している、それを認めたのは、まさに枝野さんが入っている内閣が認めた、つまり枝野さんはそれを認識していたわけでありますから、そういう議論を当時自民党がしていたわけでありまして、これは当然、私は議論をしなければならないことではないか、こう思っております。
そこで、今、枝野委員から御質問がございました。江渡大臣も、誠意を持って説明をしているところでございまして、私は、江渡大臣の説明でかなり尽きているのではないか、このように理解をしているわけでございます。同時に、宮沢大臣においても、誠意を持ってしているところではないか、このように思っているところでございます。
○枝野委員 誹謗中傷合戦はやめた方がいいとおっしゃったのは総理だというふうに思っていますが、私はあのときも明確に答弁をしております。
私は、総理も政労会見等で公的な存在として、社会的存在として認めておられる連合加盟の産別とはおつき合いをしていますが、そうしたところの中にいろいろな方がいる。それであれば、経済団体の中にも、犯罪行為を犯す企業が経済団体の中に加入しているケースもあるじゃないですか。だからといって、経済団体の幹部の方と会わないんですか。
私は、まさに、社会的に認められている連合傘下の産別とおつき合いはしました。しかし、その中の構成員にいろいろな方がいらっしゃったとしても、その方と個人的なおつき合いをしたわけではない。まさに連合傘下の産別とおつき合いをしたとそのときに明確に申し上げましたし、まさに私は筋が通った答弁をさせていただいたつもりですから、その後、そのことについてどこかから問題だと指摘をされておりません。
総理は、事実と異なる、あるいは事実をゆがめていろいろなことをおっしゃるのはやめていただきたいと思うんです。
今、やじのこともおっしゃいました。先ほど安倍総理は、河村委員の質問の際に、やじをおやめくださいというようなことをおっしゃいましたが、そのときに問題になった総理の発言は何かというと、民主党政権時代はほとんどの都道府県において生活保護水準と最低賃金が逆転していたという趣旨の発言をした。だから、それはうそじゃないか、事実と違うじゃないかというやじが飛ぶのは当たり前じゃないですか。
民主党政権時代の平成二十三年に改定が行われましたが、生活保護水準が最低賃金の水準を上回っているのは三都道府県、北海道と宮城と神奈川。それ以前の九から三に減って、三つです。ほとんどの都道府県という発言自体が全く事実誤認であるし、このような事実誤認に基づいて社会保障政策を進めていらっしゃるんですね。
« 【ドールハウス工作】 No.367 クリスマスのミニチュア/『スイーツショップ』の壁掛け | トップページ | 企業の知性の無さをアピール?ファミリーマートの弁当「忖度御膳」 »
« 【ドールハウス工作】 No.367 クリスマスのミニチュア/『スイーツショップ』の壁掛け | トップページ | 企業の知性の無さをアピール?ファミリーマートの弁当「忖度御膳」 »
コメント