【ドールハウス工作】 No.360 月見団子と三方のミニチュア
『中秋の名月』シリーズのミニチュアから、今回は三方をご紹介します。
三方は今までも、鏡餅のミニチュア(No.285)などでご紹介していたのですが、詳しい説明はしていませんでした。今回、作成途中の画像も撮ったので、作り方をご紹介しようと思います。
まずは完成品のクローズアップです。
こんなの↓。
月見団子は、調べたら、十五夜にちなんで15個の団子を供えるそうですから、それに倣えば、一段目は3個×3列の9個ですね。
でも、ここでは一段目に4個×4列並べました。1個のサイズは直径3.5mmくらいです。
ブログ主が子供の頃、祖母が作ってくれたのは直径5cmくらいある大きなもの。
餅粉で作っていたのだと思いますが、固くなった後はスライスしてお餅のように焼いて食べた記憶があります。
ミニチュアの作り方は言うまでもなく、白い粘土を丸めるだけです。
ここでは、ダイソー樹脂粘土とモデナソフト(軽量粘土)を混ぜて、少しマットな雰囲気にしました。
三方の作り方(サイズの決め方)
サイズは、上に載せる物の大きさで決めた方が簡単です。
今回は、月見団子が20mm四方くらいなので、それよりやや大きく、折敷(おしき/団子を載せる部分)22mm四方に決めました。
下の台はバランスを考えて適当に決めました。
本物の画像をネットなどで見て参考にして下さい。
三方の作り方(素材)
素材は1mm厚のヒノキ板です。
- ①折敷の底: 22×22mm(端から3mmのところで三角形を切り落とす。)
- ②折敷の縁: 2mm幅(画像のものでは足りません。端材を利用します。)
- ③台の左右: 12×12mm ×2枚
- ④台の後ろの板: 12×14mm
- ⑤台の手前の板: 12×14mm
1mmのヒノキ板はカッターで切ることができます。木目に対し垂直方向に切るときは切りにくいのですが、一度に切ろうとせず、何度かカッターで筋を入れて切るようにして下さい。
木目に並行に切るときは簡単に切れますが、これも一度に切ろうとすると、木目に沿って曲がって切れたりするので、気をつけて下さい。
三方の作り方(手順)
縁は一度に全てをカットするのではなく、一辺ずつカットした方が簡単です。
つなぎ目部分は隙間がなるべく空かないよう、サンドペーパーで端を薄くしておきます。
一辺カットする毎にボンドで底に付けていきます。
台は手前と左右に穴を開けます。
上のように、リューター(ルーター)があると簡単です。
画像のリューターについてはNo.196でご紹介しています。
もし、リューターがない場合は、ミニドリル(ピンバイス)の細いものから使って穴を大きくし、精密ヤスリなどで広げたらいいかと思いますが、板が割れないように少しずつ作業して下さい。
台を組み立てて折敷の裏側にボンドで接着したら完成です。
団子を載せる前に、和紙(半紙など)で作った敷紙(しきがみ)を敷いてから団子を載せます。
敷紙のサイズはコピー用紙などでサンプルを作って試し、大きさを決めて下さい。
今回は26mm四方にしました。
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