【ドールハウス工作】 No.354 ミニチュアパパイヤの作り方
ダイソー樹脂粘土でミニチュアのパパイヤを作ってみました。
こんなの↓。
パパイアは、広辞苑によると、
“パパイア科の高木。熱帯アメリカ原産で、熱帯地方で広く栽培される果樹。幹は柔軟で分岐せず、葉は枝先に集る。ヤツデに似るが軟質。雌雄異株。果実は楕円形、長さ約10~30センチメートル。黄色で芳香があり、内部に大量の種子がある。食用。また、蛋白質分解酵素パパインを含み、食肉を軟らかくし、条虫などの駆除剤、ビール・醬油の清澄剤とする。ちちうりのき。パパヤ。”
とのことで、漢字で書くと蕃瓜樹だそうで、この「蕃」という漢字は「茂る」と同じような意味、あるいは「房」だそうですが、後ほど提示する画像を見ると、確かに幹の周囲に房のようになって生(な)っています。
ブログ主はあまりトロピカルなフルーツは好んで食べないので、実は、生の実を手に取ってみたことがありません。それで、検索した画像を見ながら作りました。
パパイヤのミニチュアの作り方・粘土の混色
- 白+黄(+赤)+緑+黄土
粘土の混ぜ方は、非常に感覚的なものなのですが、ダイソー樹脂粘土の黄色はやや蛍光色のレモン色なので、最初に少し赤を混ぜて赤みを追加してから緑を混ぜて、グリーンがかった黄色を作りました。
白にこの黄色を少しずつ混ぜて濃さを調節し、少しくすんだ色にするために黄土を少量混ぜました。
パパイヤのミニチュアの作り方
まずはネットなどで参考になる画像を探します。(下はスクリーンショット)
形は少しひょうたん型というか、くびれがあるのが分かります。
まずは、粘土をこの形を目指して指先で形成します。少し歪(いびつ)なくらいの方がリアルです。
そして、“お尻”(ヘタと反対側)は「*」(アスタリスク)のような切れ込みをカッターの先で入れます。
次に、ヘタの部分には爪楊枝の先端にごく少量の木工用ボンドを付けて、浅く挿します。(下図参照) この爪楊枝がヘタになります。この爪楊枝は仕上げのニスを塗るまで付けたままです。
粘土が硬化したら着色します。
使った絵の具をリストしてみましたが、同じ色が無くても、混色して色を作る際の参考にして下さい。
緑系の絵具(Light Foliage Green、松葉色)でヘタに近い方を緑色に塗ります。
ちなみに、Light Foliage Greenはセラムコートというトールペイント用のアクリル絵具、松葉色というのはターナーの「和」シリーズのアクリル絵具です。
この時、細い筆(ここでは画像下のネイル用の筆、別に普通の筆で構いません。)に水を含ませて絵具をパレットで溶き、要らない紙で余分な絵具を落として、叩くように色を付けます。
まず、薄いグリーンを塗ってから、濃いグリーンを下手の周囲に塗り、グラデーションになるようにします。
Sandstone grés(grésというのはフランス語で砂岩)とBurnt Umberもセラムコートでが、これらの色をパレットで適宜混ぜながら、極細の筆(タミヤ)で表面の傷を描きます。Sandstone grésの代わりに白やグレーの絵の具でもいいかと思います。(要するにBurnt Umber=焦げ茶では色が濃すぎたので、もう少し薄い色にしたかっただけなので。)
下に、商品の形状や価格が分かりやすい画像を貼っておきました。(商品の販売が終了すると表示されなくなります。)
デルタ セラムコート(2oz.59ml)普通色/Lt. Foliage Green ライトフォリッジグリーン ce-2537 |
ターナー アクリルガッシュ ジャパネスクカラー 20ml 【緑系】 |
仕上げはツヤ消しニスを塗ります。
ニスが乾いたら爪楊枝の余分な部分をニッパーでカットします。
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