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2017/07/31

【自衛隊日報問題】日報を“政争の具”にするな【時系列まとめ】

今回の自衛隊の日報を巡る騒動について、特別防衛監察報告書と、BSフジ・プライムニュースに出演された佐藤正久・自民党参議院議員と織田(おりた)邦男・元空将の、元自衛官としての意見を聞いて、日報に関しての政治家や一般人の無理解が原因だと感じました。

下記に、『特別防衛監察報告書』を再掲しておきます。後半に上げた図(時系列の表)と併せて読むと分かりやすいかと思います。

 

特別防衛監察報告書: http://www.mod.go.jp/igo/inspection/pdf/special04_report.pdf

掲載されているサイト: http://www.mod.go.jp/igo/inspection/

 

 

 

 

日報に関する稲田大臣の対応は再調査を指示(2016/12/16)したことで適切でした。

その後、実際に陸自内にあったことが判明した後、共同通信やFNNが不確かな情報やメモに基づく報道で“稲田大臣が隠蔽に関与していた”という印象を与え、例によって一部の野党がその尻馬に乗り政局を混乱させました。

稲田大臣を巡る問題は前回の記事に書いたように払拭されるべきもので、ここでは取り扱いません。

 

日報問題の経緯と、自衛官の立場としての佐藤、織田両氏の意見

まとめた図は最後に提示しています。 

そもそも日報とはどのような目的で、誰のためにあるのか、ということを理解しないと、この問題を正しく把握できません。

番組から発言を抽出してまとめてみました。

 

  1. 織田氏は報告を受ける側だった立場から、作成者には自由に書けというようなことを言っていたそうで、これが例えば国会で扱われたら『戦闘』という言葉が問題になるから配慮しろなどと言ったら萎縮して書けなくなってしまう、上げられた報告から情勢を読み取るのは指揮官の“度量”である、と仰っていました。そういうことを政治家には理解して、日報を政争の具に扱って欲しくないと訴えていました。
     
  2. 日報は、1のような性格のもののため、隊員の健康状態から装備の故障、位置情報などあらゆることが書いてあるそうです。
    織田氏は、日報はその日一日だけの分を見ても大したことはないが、これを集めたら、自衛隊の能力を分析するようなインテリジェンス(情報)になってしまうことから、他の省庁の行政文書と同様の行政文書管理でいいのかと疑問を呈していました。
     
    佐藤氏も、一個人の見解としてと断って、同様の意見でした。
    数年後なら構わないが、活動のさなかに情報開示に応じるのは防衛上、大きな問題があるとの意見は納得できました。
     
  3. 一方、個々の自衛隊員、特に次にPKOに派遣される部隊にとっては“見たい”情報であるので、掲示板システムはそのためのものであること、一度ダウンロードしたらそれは「行政文書」として適切に扱うことを前提として、ある意味、運営を統括する統合幕僚監部以外の“あちこちにあっても”不思議ではない文書でだということも分かりました。(これは、「行政文書」であるが故に『開示請求』されたら出さなくてはならないもので、2のような疑問が生じてきます。
     
  4. 日々送られてくる日報は数十枚にもなるそうですが、日報の大きな目的の一つとしては、そこから『教訓』を得ることなので、『教訓収集センター』に集められます。そこで利用したら、その後は“紙”は破棄してもいいもので、1年未満で破棄するのは適切です。
     
  5. 日報の開示請求は非常に多いそうです。運用を司るのは統合幕僚監部(統合幕僚長)ですが、実際の管理はCRF(中央即応集団)で、開示要求に応じるには、『戦闘』のような誤解を与える文言、隊員のプライバシーに関わることなど、膨大な黒塗り作業をして、いわゆる『のり弁』にしなければならないのに、それだけのマンパワーも予算もない組織で、これに他の省庁と同じような行政文書管理をさせると、“情報開示のための作業に忙殺される”ことになるとのことでした。

 

Fnn_20170728_matome

 

最後に、佐藤氏、織田氏からの今回の騒動についての提言と、視聴者からの「今回の騒動は武器を使わないクーデターでは?という質問に対する回答を挙げておきます。

 

佐藤氏の提言

日報問題の本質の一つに、『作戦情報を開示』するということ。一般の官庁の行政文書と同じ扱いでPKO等の情報を開示することが馴染むのか? 

もう一つは、『国会対応』。大臣が言ったことでも違ったら正しいことをいうべき。

 

 

機密保全は自衛隊という武装集団には絶対必要。

今回は多分、別に防衛大臣を辞めさせるためのリークではなくて、しっかり防衛監察の方に情報を出したけれども、それが反映されていないんではないかというやりとりの中で出たというのが実態ではないかと思う。

 

織田氏の提言

日報の目的の一つは教訓を得るということ。今回防衛省がいろいろな痛手を受けて良い教訓を得たと思う。

安全保障というのは空白があってはならない。今北朝鮮がミサイルを撃とうとしている、中国が東シナ海で実効支配を取ろうとしている。だから、こういう問題にいつまでも関わるのではなくて、教訓を得て再出発して貰いたい。

日報が何のためにあるのかということを、政治家にしっかり理解して貰っていたい。軍事作戦、あるいは運用に対する政治家の“リテラシー”(が問われている)だと思う。平気で文言を政争の具にする。それはやってはならない。

 

 

陸自の反乱とかクーデターとかセンセーショナルな言葉を言っているが、部内にいた者としてはそんなことはありえない。

センセーショナルに伝えることで、視聴率は取れる、文書(新聞、雑誌)は売れる、みたいな。それはやってはならない。

メディアの役割というのは、ステレオタイプを打破する。今はメディアはステレオタイプに乗って攪乱しようとしている。

メディアはよく考えて貰いたい。

こんな言葉を使うとは。非常に私は憤慨しております。

 

 

 


 

【日報問題】稲田防衛大臣が虚偽の答弁をしたという証拠はどう考えても不自然

一連の日報問題について、平成29年3月17日から実施した特別防衛監察の結果が27日に発表されました。

 

特別防衛監察報告書: http://www.mod.go.jp/igo/inspection/pdf/special04_report.pdf

掲載されているサイト: http://www.mod.go.jp/igo/inspection/

 

これについては多くの報道番組でも検証されていると思いますが、ブログ主は7月28日放送のBSフジ・プライムニュース『稲田防衛相辞任の衝撃 「特別監察」徹底検証』を視聴しました。

ゲストは髭の隊長こと、佐藤正久・自民党参議院議員織田(おりた)邦男・元空将(2009年退官、現東洋学園大学講師)のお二人です。

 

 

 

 

3つ不適切な対応

この番組ではこの特別防衛監察で認定された「不適切な対応」について下記の3つを挙げて論じていました。(これは報告書の概要に基づいているようです。)

 

  1. 稲田防衛大臣への報告
  2. 開示請求
  3. 日報管理

 

このブログ記事では、「稲田防衛大臣への報告」についてブログ主が理解したことをまとめておこうと思います。

 

稲田防衛大臣に向けられている疑惑とは

そもそも、稲田大臣に対して、どのような疑惑が向けられているのかというと、今年(2017年)3月16日の衆院安保理で「(陸自内の)データ保管の事実は広告されなかったのか?」という質問に対して、「報告されなかった」と答えたことが虚偽ではないかという疑惑です。

しかし、その疑惑を裏付けるものが非常に怪しげなものなのです。

 

時系列で確認すると

まず、時系列の表を提示しておきます。(プライムニュースの動画から撮りました。)

 

Time_series01

 

 

緑色の破線と実線で囲った部分に注目して下さい。

3月16日の衆院安保理での発言が虚偽と言う根拠は、共同通信とFNN(フジ)のスクープ(?)によるものとされていますが、ここではどちらも「報道②」と書かれた部分です。

「報道①」については詳細は省略しますが、報告書(P.8)に報告があるように、「データがあるという報告があった」ことは確認されていますが、「※16 統幕背広組に「今更あるとは言えない」と陸幕が言われたとの報道の事実は確認できなかった。」という記載があります。

 

2月の会議に関する共同通信の報道「非公表の了承」(2017/7/19 02:00)

【一部引用】

稲田氏、組織的隠蔽を了承 PKO日報、国会で虚偽答弁

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとしながら陸上自衛隊が保管していた問題で、稲田朋美防衛相が2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられ、了承していたことが分かった複数の政府関係者が18日、明らかにした。防衛省・自衛隊の組織的隠蔽を容認した形になる。

https://this.kiji.is/260088924608626696?c=39546741839462401キャプチャ

 

記事には「2月」としか書かれていませんが、これに対し、今回の報告では(P.9~10) 下記のように書かれています。

 

※19

 平成29年2月15日の事務次官室での打合せに先立つ2月13日に、統幕総括官及び陸幕副長が、防衛大臣に対し、陸自における日報の取扱いについて説明したことがあったが、その際のやり取りの中で、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、陸自における日報データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。また、防衛大臣により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。

 さらに、平成29年2月15日の事務次官室での打合せ後に、事務次官、陸幕長、大臣官房長、統幕総括官が、防衛大臣に対し、陸自における日報の情報公開業務の流れ等について説明した際に、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、陸自における日報データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。また、防衛大臣により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった

 

2段落目の赤字部分により否定されています。

 

となると、「複数の政府関係者が18日、明らかにした。」の「政府関係者」とは一体誰なのでしょうか?(机がしゃべった?)

 

2月の会議に関するFNNの“手書きメモ”報道(2017/07/25 11:42)

 

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00365230.html

【テキスト部分引用】

稲田氏への「報告」示す直筆メモを入手

FNNが入手した、防衛省幹部の手書きのメモ。2017年2月、稲田防衛相らが、南スーダンでのPKO(国連平和維持活動)の日報をめぐる問題について、大臣室で協議した際のやり取りを記したもの。このメモには、陸上自衛隊No.2の湯浅陸幕副長、そして、稲田防衛相を示す「大臣」という文字が書かれている。

陸自には存在しないとされていた日報が、実際には残っていたと説明を受けた稲田防衛相は、「明日なんて答えよう」などと話し、これまで報告を受けていないとしていた稲田防衛相の説明と食い違う内容が、ここには記されている。

FNNが入手した、このメモによると、2月13日に、防衛省の大臣室で、稲田防衛相が陸自No.2の湯浅陸幕副長など、幹部数人から報告を受けた際のやり取りが、つぶさに記録されている。

メモでは、稲田防衛相が、南スーダンの首都ジュバで、大規模な武力衝突があった時期に触れ、「7月7日から12日の日報が残っていたのか」と問いただし、湯浅氏が、「紙はないかとしか確認しなかった。データはあったかというと、あった」などと回答したことが記されている。

また、日報のデータが削除されずに残っていたことを知った稲田防衛相が、「明日なんて答えよう。今までは両方破棄したと答えているのか」と幹部に確認した記述もあり、稲田防衛相が陸自の日報データの存在を認識し、自らが隠蔽(いんぺい)に関与したことを強くうかがわせる内容になっている。

 

2月13日に湯浅陸幕副長が「データはあったかというと、あった」とデータがあることを報告し、稲田大臣が「明日なんて答えよう」と発言、15日は黒江事務次官が「(一度ないということにしたのだから)なかったものをあると説明するのは難しい」と発言したのに対し、大臣が「いつまでこの件を黙っておくのか」と隠蔽了承したような発言をした、とされるスクープ(?)です。

 

これに関し、プライムニュースで佐藤正久参議院議員は、“仮に、この手書きメモが事実であったら”と仮定した上で、

  • 稲田大臣は否定まではしていないが、記憶がないと言うことに基づいて「報告を受けていない」と発言。
  • 監察の結果では、了承したことはなかった。
  • 「FNNのメモが捏造か」という記者会見での質問に対して、「分からない」

という事実を述べ、翌日の14日は衆院予算委員会・集中審議があり、その準備でかなりの事前説明や想定問答集をレクチャーされるので、報告が重要でないと思ったら記憶に残らない可能性があり得ると述べました。

 

織田・元空将は、このメモを見て素朴に思うのは、と前置きして、メモの不自然さを指摘しました。

 

手書きメモの不自然さ

まず、実際のメモの画像を提示します。

 

Memo01

 

織田氏が言うには、メモ取りは、普通はミミズのような字で書き殴って、後でPC(ワープロソフト)で清書するということ、(楽屋で佐藤氏から聞いたこととして)最近はテープレコーダーに録音してテープに起こすなら、直接PCに清書するということでした。(暗に不自然すぎると言っています。)

 

ブログ主は、あらためてこのメモの画像をネットで探して見たのですが、織田氏に同感です。実際、仕事で何度も議事録のためのメモを取りましたが、発言をなるべく忠実に記録しようとすると、例えば「大臣」などと書くのは面倒なので「大」で表したりします。下から4行目に「佐藤君にも」という記述がありますが、「君」などと書くでしょうか...?

何より違和感を覚えたのは、上の画像の3行目、「(辰巳)(堺) 指揮官による」という記述です。

これは、辰巳氏と堺氏2人の発言が終わらないと書けないはずで、辰巳氏の発言、堺氏の発言は別の行に書くのが自然でしょう。

また、このように、発言の要旨(エッセンス)だけを即座に書けるとは思えません。普通は何を言い出すか分からないので、耳に入った言葉をできるだけ全文書き記そうとするはずです。

だから、織田氏も「このメモを取った人物は優秀だな~」とチクリと仰ったのでしょう。

ブログ主の感覚では、少なくとも、このメモの元になったメモがないと、このように書けません。

 

下はメモの見開きページの全体画像ですが、きれいすぎます。

Memo02

 

これもまた、『加計学園問題』における文科省の牧野メモ、獣医師政治連盟のメモ同様、流出させることを前提にまとめたものではないでしょうか。議事録として効力を持つのは、出席者の了解を得たものでないとならないというのも常識です。

 

下は、このメモに関してプライムニュースで使ったフリップです。

Fnn03_flip01

 

上の部分(報告した、報告なし)にそれぞれ複数の証言があると書いてあり、多分これはFNNの取材によるもの、つまり、手書きメモをの流出元の人物からの情報か、そうでないのなら、同席した人物を特定してしゅざいしたことになるのでしょうか。

佐藤氏によると、このような大臣に対するレク(レクチャー)にはせいぜい5名くらいしか同席しないそうです。

となると、2対3とか2対2くらいで分かれていることになります。

また、手書きメモの作者はその場にいた数人の中の1人となり、内部でも特定もされてそうな気がします。

 

なお、プライムニュースのサイトでは『ハイライトムービー』として2時間弱の番組を45分くらいにまとめたダイジェストが観られるので、この部分を確認したところ、

この手書きメモに対する織田氏の所見は丸々カット

されていました。coldsweats01

 

 

 


 

2017/07/29

【メディア】加戸前愛媛県知事『私は内閣支持率を2度下げた男』【櫻LIVE】

昨日(2017/07/28)、インターネット番組の『櫻LIVE』(ジャーナリストの櫻井よしこ氏の番組。視聴方法等、詳しくはこちらのブログ記事をお読み下さい。)

タイトルの、『私は内閣支持率を2度下げた男』というのは番組内で加戸前愛媛県知事が仰った言葉です。下の画像は先週視聴中にキャプチャした今回の放送の予告(再掲)です。

この中で、またも加戸氏はマスコミの印象操作について語っておられたので、エピソードとしてご紹介したいと思います。

 

Kake44_sakura_live01

 

「安倍首相の濡れ衣(ぬれぎぬ)を晴らさなあかん」

番組は基本的に国会での証言同様、知事時代の獣医学部誘致の経緯などを辿るものでした。

司会の櫻井氏が視聴者のために絶妙なタイミングで加戸氏の話を整理しながら進行するので、話が分かりやすく、また、ネットという気安さからか、加戸氏の口から国会では出なかった(出せなかった?)固有名詞も飛び出し、大変面白く拝見しました。

 

Sakura_live_20170728_01

 

番組で加戸氏は冒頭に、「安倍首相の濡れ衣(ぬれぎぬ)を晴らさなあかん」 と仰いました。記事のタイトルに書いた加戸氏の言葉 『私は内閣支持率を2度下げた男』 ですが、これと大いに関係があるのでご紹介します。

 

“まるでデジャビュだ”ー重なる安倍首相と森首相の姿ー

国会でも触れていらっしゃいましたが、加戸氏が愛媛県知事在任中、『えひめ丸事故』という大変痛ましい事故が起きました。

 

えひめ丸とは愛媛県立宇和島水産高等学校の練習船の名前で、2001年2月10日、アメリカハワイ州のオアフ島沖で浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルが衝突し沈没させた惨事です。乗務員の35人のうち、えひめ丸に取り残された教員5人、生徒4人が死亡しました。(リンク先はWikipedia『えひめ丸事故』の項)

 

国会では、この時、現総理の安倍晋三氏が内閣官房副長官で、この事故の対策に尽力してくれた、というような話をされていましたが、これは第2次森(喜朗)内閣の時でした。

加戸氏と森首相はよく知った間柄で、この事故の時もすぐに加戸氏に電話をかけて、「加戸ちゃん、何でもしてやるからな。」と言ってくれたそうです。『しんかい』(潜水探査艇)やサルベージ船の派遣も行う用意があるとも伝えたとのことです。

 

しかし、事故が日本の官邸に伝えられたとき、森首相は丁度ゴルフ中で、連絡が入っても、ゴルフ場でプレーを続けたということで、マスコミの一斉非難を浴びました。(下記はWikipediaより引用)

 

午前10時50分に第一報を受けたあと午後0時20分の第三報まで、3ホールほどを回ったとのことである。森の主張によると、えひめ丸事故の一報が入った時、ある関係者から直ぐにはその場を離れないように言われたのでゴルフ場で待機していたとのことである。

 

この時、テレビのニュース番組では楽しそうにゴルフをする森首相の姿が何度も流れたのですが、冬の事故なのに、半袖のゴルフウェア姿。つまり、たまたまあった別のゴルフ時の映像だったのです。これもマスコミによる印象操作です。

 

実は、この事件の数ヶ月前にも森首相の『神の国』発言(2000年5月15日)があり、スピーチの一部だけを切り取って連日放送されました。扱われ方は、都議選での安倍首相の『こんな人達』の報道をイメージしていただければ分かると思います。

これらのことがあり、森内閣の支持率は急落しました。

ちなみにブログ主は、事故の報道の印象の方が強く、ゴルフ姿の映像が何度も流れたのは覚えていますが、半袖の映像だったことはあまり覚えていません。神の国発言は、その後ネットで全文を読み、「そんなに叩くことだろうか?」と思った記憶があります。

 

話を戻すと、加戸氏には、

今の安倍総理がその時の森総理とダブって見える

のだそうで、

それが、タイトルの『私は内閣支持率を2度下げた男』に繋がり、更には番組冒頭の「安倍首相の濡れ衣を晴らさなあかん」に繋がるのです。

 

次回櫻LIVE予告 『公正中立の大嘘-安倍潰しの火付けメディアを徹底批判-』

下の画像はブログ主が視聴中にキャプチャしたものです。

Sakura_live_20170728_02

 

次週は2時間スペシャルとのことです。

 

 

 


 

2017/07/28

【メディア】加戸氏のマスコミに対する挑発をマスコミはどう受け止めるのか?【加計学園問題】

少し前に、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が、“この加計問題ではマスコミが敗者になる可能性がある”という発言をしました。

ブログ主もそう思うし、そうならないといけないと考えているのですが、そのきっかけとなるかもしれないのが、閉会中審査での加戸氏の存在であり、その発言です。

 

目次

  • 加戸前愛媛県知事の発言とは
  • メディアがメディアを語り始めた
  • アメリカのメディア事情
  • アメリカではテレビ・ラジオは公平でなくてもいい
  • 今求められているものーストレートニュース
  • 世論とメディアー7月26日放送のプライムニュースを観て(仮題) ・・・ P.2に続く(作成中ですが、ブログのトップページに表示されないので完成したらリンクを貼ります。

 

加戸前愛媛県知事の発言とは

衆参各2回に渡って行われた閉会中審査で、前愛媛県知事の加戸氏が放ったマスコミへの挑発とも言える「YouTubeが全てを語り尽くしてくれた」「報道しない自由」という発言のことです。

 

前者の発言は、マスコミ、特にテレビはことごとく無視した、加計学園問題に対するワーキンググループ委員の会見のことで、加戸氏は誰かからYouTubeに動画が上がっているのを教えて貰ってご覧になったそうです。

後者は、1回目の閉会中審査の加戸氏の発言をほとんど伝えなかったマスコミに対する皮肉です。

 

「報道しない自由」とは“ネットスラング”と言っていい言葉でもありますが、加戸氏は1回目の審査の後に海外旅行に行かれたそうで、帰国後にその間の報道(マスコミ各社別に、どこが伝えてどこが伝えなかったのかをまとめた表)を誰かに見せられたそうで、それと共にこのネットスラングもお知りになったのでしょう。

 

メディアがメディアを語り始めた

これが影響しているのかどうか分かりませんが、読売新聞は26日から『メディア 米国の今』という記事を連載し始めました。

現在、「上」(26日)、「中」(27日)と続いたので、今日が「下」のはずだと思ったら、他に大きなニュースがあったためか休載。今のところ、日本のメディア状況との比較と言った論評はなく、単にアメリカのメディア事情の検証ですが、日本がこれから進む姿なのか、そうでないのか、あるいは、そうならないためにどうしたらいいのかを考える材料になると思って読んでいます。

 

また、26日(2017/07/26)のBSフジ・プライムニュースでは、『検証…世論とメディア 支持率続落への影響度 政権の対メディア姿勢』というテーマを取り上げました。

 

これが、マスコミの自己検証や自己批判に繋がるとこまでは今のところいっていないようですが...。

 

アメリカのメディア事情

まずは、読売の『メディア 米国の今』という記事についてご紹介します。

タイトルだけ見ると、

  • 上ー『都合のいい情報が「真実」/偽ニュース SNSで拡散』
  • 中ー『ラジオから過激評論/中立性なくデマの温床』

と、オールド・メディア(テレビ・新聞と言った巨大メディア=既得権益)がニュー・メディア(SNS等の新たなメディア=新規参入)を非難しているようですが、内容はそれ程ではなく、現状をありのまま伝えた記事です。

 

まず、様々なグラフを示して、米国民の米メディアに対して信頼が低下していることを浮き彫りにしています。

 

最初にアメリカのある地方紙の記事に対して出所不明のデマ(フェイクニュース)をFacebookで拡散された事例を挙げながらも、この背景には、アメリカ人が日々のニュースの入手先を既存のメディアよりFacebookを始めとするSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に頼っているという現実があるとして、米ギャラップ社の調査結果を掲載してました。

 

【グラフ1】米国では多くの人がニュースをSNSから得ている 

Media01

 

「多くの人がニュースをSNSから得ている」とは、多分、“日本に比べて”という意味が言外にあるのでしょうが、ブログ主はやや疑問に感じます。38%も『全く得ていない』と答えているの方がブログ主には「意外と多いな」と思いました。

 

【グラフ2】米国のメディアは偏向していると感じるか?

Media02

 

「そう思う」と答えたのが2003年と2017年では48%→62%と増加しています。

 

【グラフ3】米国でのメディアの信頼は年々落ちている

Media03

 

共和党支持層とは保守層であり、トランプ大統領の支持層と重なっているので急激に低下しているのは分かりますが、米国全体でも年々低下していることを示しています。

 

【グラフ4】米国での新聞に対する信頼性は「信頼していない」が「信頼している」を既に逆転している

Media04

これはブログ主がギャラップ社のサイトから引用したグラフですが、2007年辺りでグラフが交差し、その後は徐々に差が開き、2017年では「信頼していない」が36%、「信頼している」が20%となっています。(リンク先はGallup社トップページ

 

アメリカではテレビ・ラジオは公平でなくてもいい

実は2週間くらい前のBSフジ・プライムニュースでもちょっと触れていましたが、この連載記事によると、アメリカでは、

 

「公共性の高いテレビ・ラジオ放送は政治的な中立・公正さを保たなければならないとする」とする規制=『フェアネスドクトリン』は1987年に廃止された。

 

のです。

これは、ケーブルテレビなどの多チャンネル時代を迎え、多様性を認めるべきだとしてのものだそうです。

 

ブログ主は、これには反対ですが、日本の放送局が、表面上は公正・中立を装いつつ、『放送法第4条』を無視して偏向報道を垂れ流し、テレビしか情報源のない人達を騙すよりは、ある意味フェアではないかと思います。

 

関連記事: 【マスコミの偏向報道】今こそ思い出そう、テレビ朝日の「椿事件」と放送法第4条

 

そうは言っても、偏向報道を公然のものとすると、アメリカのように、一部の公正・中立を保って報道しようとしているメディアがSNSで拡散されるフェイクニュースによってかき消されることが起こってしまいます。

 

今求められているものーストレートニュース

『ストレートニュース』とは“評論を差し挟まないニュース”のことです。

 

これの対義語は調べてもよく分か分からなかったのですが、editorial(エディトリアル)ニュースかもしれません。(editorial=編集の/[usually before noun] expressing the opinion of a particular newspaper editor rather than just giving facts:/[名詞の前に用い]単に事実を提示するのではなく、編集者の意見を提示するもの 【ロングマン英英辞典】) 

ちなみにこの「editorial」という単語は名詞として、新聞や雑誌の「社説」・「論説」という意味があります。

 

読売新聞の記事によると、ストレートニュースに相対するものとして『トーク・ラジオ』というものがあるそうで、司会者が中立性もなく差別的な発言さえすることもしばしばで、調べたら、ローカルのラジオ局だけでなく、ネットなどでも流されるそうですが、今や全米で約1,300万人が耳を傾けているそうで、とりわけ保守層に好まれているそうです。

 

しかし、その一方で、ストレートニュースを求める声も徐々に高まっているという例を記事では示していました。

2009年にテキサス州で活動を始めた『テキサス・トリビューン』というインターネットサイトを運営する非営利のニュースメディアが、地域の財政・教育・防災問題などのストレートニュースに特化した結果、寄付金も右肩上がりで、地元紙にも記事を配信するようになったそうです。

記事では、最後にこの運営責任者の声を紹介しています。

 

「そもそも、今の米国のメディアは評論だらけ。報道は地道に、事実でこそ勝負すべきじゃないかな。」

 

 

 


 

2017/07/25

【獣医学部新設問題】閉会中審査(7月24、25日) (2)審議を視聴して【加計学園問題】

昨日(24日)、今日(25日)と閉会中審査を視聴して気づいたことなどをメモしておこうと思います。この記事は公開後、メモを追記していく予定です。

 

これだけ視聴すれば十分-小野寺五典衆議院議員と青山繁晴参議院議員の質疑

基本的には、衆議院の小野寺五典氏の質疑と青山繁晴氏の質疑だけ聞けば十分です。

 

【動画】

 

【議事録】

 

森ゆうこ参議院議員の質疑について(25日)

松野文科大臣に対し、事前の告知なしでした質問。

例の課長補佐が作成したメモに関し、加計学園に対しては懇切丁寧に助言をするよう大臣から指示しているのに、京産大のワーキングループでのヒアリング議事録を読むと、事前に文科省に相談に行ったら門前払いをされたと書いてあるということを捕らえて、えこひいきだ(「加計ありき」だ)と言っていました。

大臣は不意打ちのため、その場での詳細な答弁を避けていましたが、これは完全な印象操作。

問題のメモは下記の、『加計学園への伝達事項』(右)とそれを送付したメール(左)のことのようです。(最初別のメモを提示していましたが、読売新聞記事でこちらだと知ったので、訂正しました。)このメモは、以前から民進党HPに掲載されていたものです。

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これは、下記の時系列の表の「2015年(平成27年)12月02日 京都府が文科省、農林水産省、厚生労働省に事前の相談」と書いた辺りから見れば分かります。

 

5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯

 

左記の箇所にリンクを貼っている京都府が平成28年(2016年)6月に作成した資料(全2ページ)の2枚目に書いてあります。

◎ 京都府・京都産業大学の取組

  • 平成27年12月2日に、大阪府を除く5府県の知事連名の「京都産業大学の獣医学部設置に関する要請書」を文部科学省、農林水産省、厚生労働省に持参し、協力を要請
  • ○ 京都府獣医師会からは、「理解し、協力する」旨の文書受領済み
  • ○ 製薬企業では専門性の高い獣医師に対するニーズと期待度が高く、実験動物学の教育が充実すれば、国内の製薬業界の国際的なシェア拡大が期待できるとの意見

 

特区の提案〔2016年(平成28年)3月24日〕以前に、森議員がヒアリング議事録の“事前のお伺い”と言及したように、2015年(平成27年)12月2日に独自に文部科学省にお伺いを立てたという話で、これは、獣医学部新設を抑制する告示がある以上、ある意味“門前払い”は当然なのです。

元々、京都産業大学は特区ではなく、単独で獣医学部を新設したくて活動していたからです。

 

今治市は、京都府と京産大が特区の提案をする2ヵ月前の2016年(平成28年)1月29日に特区の指定を受けており、更に、メモに書かれていることは獣医学部新設が特区での改革メニューに加えられたあと(特区では獣医学部新設以外にも複数の事業を提案しているため、個々にメニューとして追加されるものです。)で、文科省における設置審にかけられる前なので助言をするのはおかしな事ではありません。

この時系列からも分かるように、京産大は、今治市が“岩盤に小さな穴を開けた”のを見て、京都府と組んでの特区提案に方法を切り替えたのでしょう。

 

メモの文章は松野大臣があずかり知らぬところで課長補佐が勝手に作ったものなので、細かいニュアンスまで合っているかどうかは分かりませんが、助言を与えるよう指示をしたり、内閣府に確認したのだと思います。

 

そして、京都府と京産大がワーキングループでヒアリングを受けたのが2016年(平成28年)10月18日なので、事前のお伺いをしたら門前払いをされたと愚痴っているだけです。

京産大はこれ以上の動きはありませんが、その後、「広域的に獣医学部の存在しない地域に限り」(この時点では京都も新設可能)→獣医師会の強い働きかけで「平成30年4月開学の獣医学については“一校限り”」となり、一旦差し止めとなったのは周知の通りです。

 

この後もメモを追記します。

 

追加記事

 

 

 

 


 

【加計学園問題】課長時代から挙証責任を理解できていなかった前川喜平氏【文科省】

この記事は、実は加計学園問題とは関係ないのですが、取り敢えずこのようなタイトルにしました。

この記事に提示する議事録は、ブログ主もまだ他の資料と共に完全に読み込んでいないのですが、前川喜平氏が文科省の初等中等教育局初等中等教育企画課長時代の2005年(小泉政権時代)に、規制改革の会議でとんでもない醜態を晒していたので、メモするために一旦公開します。

まぁ、ここで議論されているテーマを理解しなくても、前川氏の発言、思考回路の異常さを知るだけでもいいとは思いますが、簡単に書くと、教員免許取得にいくつかの方法があり、例えば社会人を採用する制度もあります。そう言った制度が上手く機能しているのか、それを検証するために、それを検証できるデータや統計、つまり証拠=エビデンス=はありますか?と委員が訊ねているだけなのに、前川氏は「上手く行っていない」と決めつけられたと思い込み、キレているのです。

PDCAサイクル〔plan-do-check-act cycle〕ってご存知でしょうか。制度なり、業務なりを改善するには、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)と繰り返し、その効果を確認して更に改善するのは当たり前のことで、こうした当たり前のことさえ理解していないか、あるいはやろうとしないのが文科省なのです。今回の「獣医学部新設」を巡るゴタゴタも起こるべくして起きた問題と分かる良い“エビデンス”です。

 

その議事録とは、『規制改革・民間開放推進会議』(平成17年〔2005年〕7月12日)の議事録です。

 

タイトルは『第14回 教育WG 議事録(文部科学省ヒアリング)』で、探したところ、こちらの文科省のサイトに他の資料と共にリンクが貼られています。(分かりにくいのですが、上の議事録は、画面上部の「議事概要」というPDFのアイコンが表示されているボタンにリンクされています。)

 

上記サイトを見つけたのはブログ主ですが、前述の議事録はダイアモンドオンラインの高橋洋一氏が執筆した記事『稲田問題のリーク源から、安倍内閣「倒閣運動」の深刻度が見えてくる』(2017/07/24←つまり今日付け)の中で紹介されていました。

 

議事録のテーマは『教員免許・採用制度について』、『学校選択制について』で、規制改革・民間開放推進会議の識者4名が文科省をヒアリングしたもので、文科省側の出席者は下記の4名。

  • 前川 喜平 初等中等教育局初等中等教育企画課長
  • 戸渡 速志 初等中等教育局教職員課長
  • 勝野 頼彦 初等中等教育局視学官
  • 塩見 みづ枝   初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室長

 

前川氏に対して、委員は 「もうばかばかしいからやめてください。」 、 「発言を打ち切られているのだから黙りなさい。」 とまで言わせているのです。

 

高橋洋一氏が言う「挙証責任が分かっていない」というのはP.10辺りで前川氏が「ちょっとお待ち下さい。もし今の教員免許制度に意味がないとか、必要がないとおっしゃるのであれば、そちらの理由を挙げて頂きたいと思います。」と割り込んでくるところから。

一部書き出してみます。

安念専門委員が「全然違います。必要があるかないかを議論するデータがないということなんです。」

前川企画課長「それを福井先生が出していただきたい。」

福井専門委員「文科省は教育に責任を持つ中央官庁です。教育について自らやっていることについて論証していただくのはあなた方の責任であって、我々は説明を伺う権利がある。」

 ・・・

 

国家戦略特区WG(ワーキングループ)での文科省の出席者とまるで同じことを2005年に前川氏がやっているのです。

 

上記は、高橋洋一氏の手記の「枕」というか「掴み」に過ぎません。

手記は「稲田おろし」をテーマにしていますが、本質は、

“ひょっとしたら、安倍政権の倒閣運動が、各省庁の段階ではなく、かなりの広範囲で行われている可能性も示唆しているのだ。”

という部分です。

 

野党、省庁、マスコミが一致団結しての企みが、“捏造・歪曲お構いなし”で進んでいる恐ろしさを、我々は今、目の当たりにしています。


 

 

 


 

2017/07/23

【閉会中審査】参考人として国会に出る、出ない、やっぱり出る?二転三転する北村直人獣医師会顧問【加計学園問題】

7月24日(月)の予算委での閉会中審査に野党側参考人として出席されると見られている北村直人獣医師会政治連盟会長の発言が二転三転して、22日の毎日webニュースによると、参考人招致に応じる意向を示したとのこと。(と、この記事の公開時=23日=に書きましたが、24日9時27分配信のNHKニュースで「都合がつかないので、出席できない」と連絡があったそうです。以下は、23日に書いた文です。

簡単に書くと、【~19日、20日の文春と朝日のスクープ】出席→【20日蔵内会長の発言】欠席→(民進と打ち合わせ完了?)→【22日】出席 です。

過去の記事でも示しましたが、北村氏は政界とのパイプを利用して国家戦略特区の動向を探り、獣医師会の理事会で逐一報告しています。

 

北村氏の為人(ひととなり)を知っておくためにも、その言動を拾っておきます。(為人とは本来、「生まれつきの(すぐれた)性質」というポジティブな意味で使うようですが...)

 

7月15日(土)

(※1)まず、7月15日のIWJインタビュー動画で、「総理出席の集中審議をやるなら私を参考人に」と、出席する気満々の発言をしています。この日はタイミングとしては“京都産業大学が獣医学部新設から撤退を発表した会見”の翌日で、且つ、獣医師会側から山本幸三地方創生相との会談をまとめた“議事録もどきのメモが公表”される前です。

 

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ここでは、まだ公表前の“議事録”を「予算委員会で使うかも知れない。」、「それが世に出てくると、総理が答弁してたことは全部覆ります。」と、強力な武器と確信していますが...(その後、公表したものを見れば、議事録の体をなしていない、籠池氏の“100万円振込依頼書”レベルのものだったのは周知の通りです。)

また、後半に書いた引用元にこの動画の中での北村氏の発言を一部掲載しました。

これを読むと、“お人柄”がよく分かりますよ。

 

7月19日(水)夜~20日(木)

(※2)7月19日夜~20日にかけて文春と朝日から、加計学園の名前が山本幸三地方創生相の口から出たとされる“議事録”がスクープされると北村氏は「京都の名前はなかった」(つまり、京都は排除されていて、既に加計学園と決まっていた)と発言し、更には山本大臣の発言として「放っておくと京都などが続いてくる。」と伝えています。

(※3)しかし、あまりに杜撰な創作物だったためか、20日の日中、獣医師会・蔵内会長は西日本テレビのインタビューを受け、議事録に書かれている山本幸三地方創生相の発言を否定し、先に山本大臣が記者団に答えた内容と一致する見解を示しました。(ニュース配信は19:00)

この時点では、数日前から、民進党が衆院予算委員会の参考人として、獣医師会側の人物の招致を要求、与党も了解していました。

(※4)そのため、共産党・高橋千鶴子氏のTwitterによると、20日朝の予算委理事会では獣医師会側の参考人(この時点では誰か明らかにされていなかった)が来ることは確定事項として連絡がありましたが、同日(20日)夜になり、その人物は北村氏であり、スケジュールが空いてないから欠席と獣医師会から返事があったと憤慨しています。

多分、与党からの圧力でもあったと思ったか?

 

7月21日(金)

(※5)読売新聞22日朝刊ですが、21日の取材で北村氏は20日までと同様に「京都の話はなかった」と同じ主張をくり返し、参考人招致については「出席はできない。」と話しています。 

20日(木)の蔵内会長の発言をこの時点では知らなかったのでしょうか?

 

7月22日(土)

(※6)テレビ朝日のANNニュース(ネット配信は11時48分)では、議事録について京都の話も出たと発言を翻しました

ANNニュースのサイトによると、“日本獣医師連盟の北村委員長はこれまで、山本大臣は面会で京都に言及していないと説明していましたが、「議事録をちゃんと見ないで話してしまった」と発言を訂正しました。”

ただ、議事録を見るも何も、本人が11月17日の会合に出席していたのですが...。

 

(※7)上の時点では参考人招致については語っていませんが、その後にネットに掲載された毎日新聞の記事〔19時20分(最終更新 7月22日 21時46分)〕では、「22日、毎日新聞の取材に、国会の閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示した。」と、一転、出席する気になったようです。

同記事では、“ただ山本氏の発言として「放っておくと京都などが続いてくる」「そうならないようにする」との記載もあるとし、北村氏は「山本氏が『加計ありき』だったことに変わりはない」”と以前からの主張を変えていません。

 

ブログ主が気になるのは、22日になると、“議事録をちゃんと見ないで” とか、“(議事録に)~との記載もある” と、本人が出席していたにも関わらず、議事録に書かれていることを元に発言していることです。

毎日の記事にも“「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。”と書かれています。

多分、参考人質疑でこの件に関しては“記憶喪失”になるのでしょう。

“全文を”というの言葉から想像すると、文春や朝日に渡した議事録もどきは途中に「(中略)」というのが度々出てくるように、

別の(全発言が書かれた)議事録があり、先に公開した議事録は編集してマスコミに渡したものという設定なのだと思います。

 

ブログ主の想像ですが、24日の衆院予算委では、

「よく見たら京都にも言及していた」という発言と矛盾しないような議事録を(多分、民進党と打ち合わせて作り)、出してくるのでしょう。

使い方は、文科省の牧野メモ(牧野美穂課長補佐が創作した“怪”文書)と同じでしょうね。

民進「議事録にはこう書いてある」-山本大臣「いや違う」-民進「違うという証拠を出せ~!」

今から目に浮かぶようでうんざりです。('A`)

「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。
「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。
「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。
「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。
「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。

 

以下、ソースを掲示します。

 

引用元:参考記事、ソース一覧

※1 IWJ動画 『「総理出席の集中審議をやるなら私を参考人に」――「加計学園」問題で日本獣医師会顧問の北村直人氏が間もなく「安倍内閣が覆る証拠文書」を発表!? 岩上安身によるインタビュー第2弾17.7.15』

Independent Web Journal代表:岩上安身氏による北村氏インタビュー。(下に、動画から一部文字に起こしたものを提示します。)

 

北村: 今はお見せすることができませんけれど、もっとすごいのは持ってます。

IWJ: えっ、あるんですか。なんですかそれは?

北村: きちっと、昨年の11月9日に「広域的に限る」というのが国家戦略特区諮問会議に出てますね?その後に、山本幸三担当大臣と秘書官が日本中医師会を訪ねてきます。我々会ってるんです。...これも予算委員会で使われるかも知れませんから。この時の議事録は明解に取ってます。...それが世に出てくると、総理が答弁してたことは全部覆ります。

それと、昨日、たまたま、京都産業大学が断念をしたという記者会見をされましたね?それも、そんな記者会見をしなくても済む回答です。最初から「加計ありき」の文書ですから。

ブログ主註: これ以降は、京都産業大学が“外された”ということを前提にしてのインタビューとなる。

北村: (なぜ京産大が断念したか?については)そりゃもう、官邸から言われたからでしょ。私はそう思いますよ、(普通はこんな会見なんてしないので)官邸から記者会見をしてくれと頼まれたんでしょ。1校と言わず、2校3校と作ると言ったもんだから、もう、京産大は断念をすると。総理の言っていることは正しいんです。(と、官邸の顔を立てるような発言をしたのですよ。

IWJ: 総理の発言を正しい方向にする(見せる)にはいろんな人を悪者にしなければならない。

北村: 加計だけじゃないんだぞ、2校でも3校でも作ってやると見せかけて、断念させる。できっこないんです。教員がいないんですから。

IWJ: ワルだなあ。

北村: 悪代官と同じですよ。

ブログ主註: その後は、加計学園を越後屋、、総理を悪代官に喩えて二人を揶揄。

 

※2 獣医師会が公開した議事録

7月20日付ブログ記事『【加計学園問題】今度は獣医師会作成のメモ !? 文春と朝日が同時スクープ !?』にソース提示。

 

※3 蔵内会長インタビュー

7月20日付ブログ記事『【獣医学部新設問題】獣医師会と獣医師連名が仲間割れ?蔵内会長が山本地方創生相の発言を裏付け』(リンク先に動画の紹介あり)

 

内容は、まず、「記録を見ていない。獣医師会と獣医師連盟は別組織で、獣医師連盟が管理しているメモではないかと思う」と前置きして、「新設する場所について『四国』と『京都』の名前が挙がった」こと、「山本大臣から報告を受けた後に、我々としては1校に絞ってほしいと言う要請をした」という発言。

尚、獣医師連盟は別組織と言っていますが、獣医師会の内部組織も同然で、北村氏は獣医師会顧問でもあります。以前は獣医師会政治連盟と言って、主に政界工作をやっています。

 

※4 共産党の高橋千鶴子氏Twitter

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※5 読売新聞朝刊 2017/07/22

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※6 ANNニュース『山本大臣が京都に言及も「加計ありき」と獣医師連盟』(2017/07/22 11:48)

 

※7 毎日新聞『獣医師会の北村氏が反論へ 山本担当相発言に』(2017年7月22日 19時20分(最終更新 7月22日 21時46分)

 

 

 


 

2017/07/22

【獣医学部新設問題】閉会中審査(7月24、25日) (1)概要/次回「櫻LIVE」(7/28)に加戸前愛媛県知事ご出演

閉会中審査(7/24、7/25)

既に発表になっているとおり、24日(衆議院)、25日(参議院)の日程で行われます。衆参両院の予算委員会で、各5時間、時間配分は与党3:7野党で、1時間半と3時間半という配分になります。

テーマ(議題)は『安倍内閣の基本姿勢』なので、加計学園問題以外にも防衛省の日報問題なども追及されるかと思われます。

この記事を書いている時点ではまだ詳細は不明な部分がありますが、現在判明していることをメモしておきます。今後、新たな情報が分かり次第追記します

参考人

【衆議院】 参院の参考人4名に加え、

  • 八田達夫・国家戦略特区WG座長
  • 原英史・同委員
  • 獣医師会幹部(民進党が要求して自民党が容認。北村直人氏は出席拒否→一転出席?詳細は別記事にまとめる予定→upしました。記事はこちら。)→24日朝にやっぱり欠席と判明。

【参議院】

  • 和泉洋人・首相補佐官
  • 加戸守行・前愛媛県知事
  • 前川喜平・前文部科学次官
  • 藤原豊・前地方創生推進事務局審議官 以上4名は衆議院も
 

質疑者(敬称略)

【衆議院】 議題: 安倍内閣の基本姿勢(国家戦略特区等)

  • 小野寺五典(自民) 1:00(9:00~10:00)
  • 上田勇(公明) 0:30(10:00~10:30)
  • 大串博志(民進) 0:50(10:30~11:20)【民進2:32】
  • 今井雅人(民進) 0:40(11:20~12:00)
    〔休憩〕
  • 今井雅人(民進) 0:12(13:00~13:12)
  • 玉木雄一郎(民進) 0:50(13:12~14:02)
  • 宮本徹(共産) 0:17(14:02~14:19)【共産0:34】
  • 笠井亮(共産) 0:17(14:19~14:36)
  • 浦野靖人(維新) 0:24(14:36~15:00)

 

【参議院】 議題: 安倍内閣の基本姿勢(国家戦略特区等)

  • 青山繁晴(自民) 0:72 (9:00~10:12)
  • 蓮舫 0:40 (10:12~10:52)
  • 櫻井充 0:38 (10:52~11:30)
  • 河野義博(公明) (0:40 11:30~11:54 /13:00~13:16)
  • 小池晃(共産) 0:38 (13:16~13:54)
  • 浅田均(維新) 0:27 (13:54~14:21)
  • 森ゆうこ(希望) 0:15 (14:21~14:36)
  • 松沢成文(無ク) 0:15 (14:36~14:51)

 

テレビ中継

24日衆議院[NHK総合] 

  • 午前9:00~午前11:54(174分) 「衆議院予算委員会質疑」 衆議院第1委員室から中継
  • 午後1:00~午後3:00(120分) 「衆議院予算委員会質疑」 衆議院第1委員室から中継

25日参議院[NHK総合] テレビ番組表、EPGでご確認下さい。

 

次回「櫻LIVE」に加戸前愛媛県知事ご出演(7月28日)

「櫻LIVE」とは、下記のURLで週1回(毎週金曜日21:00~)、櫻井よしこ氏が配信する、インターネットの番組です。(ライブなら会員でなくても視聴でき、有料会員になると過去の番組もアーカイブスから視聴できる等、特典があります。)

 

7月21日(金)は、『加戸前愛媛県知事の心の叫びを聞け!-青山繁晴国会報告:加計問題の本質とは何か-』と題して、自民党・青山繁晴参議院議員との対談が訪英されました。以下は、番組の説明文から、一部引用します。

 

新聞、テレビが伝えた衆参両院の閉会中審査(7・10)は、新事実が何もない野党議員の質問と前川喜平前文科事務次官の答えだけでページと時間を費やしました。しかし、メディアが伝えなかったところに「加計」問題の本質がありました。

 

タイトルなどからも分かるように、前回の閉会中審査での加戸氏の存在を抹殺したマスコミ、特にテレビについて多く言及されました。

 

閉会中審査でも加戸氏が仰っていましたが、朝日も含めてありとあらゆるメディアが取材に来たが、ほとんど記事やニュースにならなかったこと、特にTBSは自宅まで来てインタビューしたのに、前川前事務次官を否定するような発言をしたら、その部分はカットされたそうです。

番組の中で、櫻井氏が「前川さんは下品ですね。」-青山氏「個人攻撃はしないんで...」と同意をしなかったら、「個人攻撃ではなくて論評と言うんです。」と、いつもの上品な口調で厳しいことを仰っていたが面白かったです。

ここで、前回の閉会中審査のエピソードを。

加戸前愛媛県知事はマフラーのようなものを身につけていらっしゃいましたが、あれはなにか「健康」上のためだそうです。(それ以上の理由は不明ですが。冷やさないためとか?)

しかし、参議院で審議前に、あのマフラーを許可するかどうか問題になったそうです。(これも詳しい理由は不明ですが、ドレスコード的な規則があるのでしょうか?)→と、こんなことを書いたら、早速教えて下さった方がいました。

 

 

『国会議員“ドレスコード”の不思議…「スカーフ」OK、「ストール」NG』

 

これによると、“国会議員の服装に関しては衆院規則と参院規則に内容が記されていて、「議場に入る者は、帽子、外套、襟巻、かさ、つえの類を着用または携帯してはならない」と決まっている。”のだそうで、このため、アントニオ猪木議員はトレードマークの赤いタオル風のマフラーは着けられないのだそうです。

 

次回は、櫻LIVEにその加戸氏がご出演されるそうです。(下図は番組視聴中に撮ったキャプチャ)

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2017/07/20

【獣医学部新設問題】獣医師会と獣医師連名が仲間割れ?蔵内会長が山本地方創生相の発言を裏付け

テレビ西日本が日本獣医師会会長と自民党福岡県連トップを務める蔵内会長を単独取材。『加計学園問題の真相は 福岡のキーマン 獣医師会・蔵内会長が新たな証言』というニュース動画を掲載しました。(配信:2017/07/20 19:00/短い動画なので、消えないうちにご覧下さい。)

これは、7月19日・20日頃に朝日と文春がほぼ同時(笑)に報道した、獣医師会と山本幸三地方創生相の会談の“議事録”(昨年11月17日)なるもののなかで、山本大臣が、“四国1校だけに決めたことや加計学園の名前を出した”とする内容を完全に否定したものです。

この議事録は、20日付読売新聞夕刊によると、獣医師会顧問・北村直人元衆議院議員が存在を明らかにしたものだそうです。

 

また、この中で、「1校だけにしてほしい」というのは獣医師会側の要請であることを明言しました。

 

メディアは次の“爆弾”?として、この議事録を元に、「やっぱり加計ありきで、京都を外したんじゃないかー」とやるつもりだったのでしょうが、同じ獣医師会側の出席者である、蔵内会長が、山本大臣の口からは京都と四国の2つの名前が出たことを明らかにし、更には、獣医師連盟が勝手に作った議事録という趣旨の発言もしました。

 

以下、動画からのキャプチャで会長の発言要旨を掲載します。

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(山本大臣の口から出たのは)設置場所に「四国」と「京都」の名前

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議事録は見ていない 獣医師連盟が勝手に作った議事録

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蔵内会長によると、「記録を見ていない。獣医師会と獣医師連盟は別組織で、獣医師連盟が管理しているメモではないかと思う」と、獣医師連盟の議事録を切り捨てる発言。

なんと、「獣医師会側」として出席している会長すら確認・承認もしていない“議事録もどき”をマスコミ(朝日、文春)に流し、それを鵜呑みにして“スクープ”(笑)にするとは...

 

これで、先日文春と朝日がスクープ(笑)した議事録の中で、山本大臣が「誠に申し訳ないが、獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。」 と発言したとされる、文春と朝日のスクープが全くの誤報ということが明らかになりました。

 

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ /  \ /  \ /  \


インタビューの中で、いつ一校に絞られたか時期についての認識はについては、「山本大臣から報告を受けた後に、我々としては1校に絞ってほしいと言う要請をした」と、獣医師会側から(「広域的に獣医学部が存在しないところに限り」ではなく「1校にして欲しい」と要請したことが明らかにされ、1校に絞られたのは面会の後だったと述べました。

テレビに西日本は、『自民党県連会長の立場もあるのか、一方に偏った発言を避けた蔵内会長。』と書きながら、その後に続いて、『加計学園を巡っては、両者の言い分の食い違いなどもあり、追及はさらに続きそうです。』などと書いていますが、言い分が食い違っているのは、『獣医師連盟+文春+朝日』 と 『獣医師会(蔵内会長)+山本幸三地方創生相』でしょ?

 

どーすんの? 文春と朝日  m9(^Д^) プギャー

 

まぁ、さんざん、会長短針や議事録を読んでいた身としては、単に会長が保身に走ったとしか思えませんがね。

 

先日の京都産業大学の会見でも、

――開設の時期が「京産大外し」につながった認識はあるか。
  それはありません。告示を見て判断した。それだけであります。

――昨年11月、国家戦略特区の諮問会議の方針で、
「広域的に獣医師養成大学が存在しないところに限り新設可能」との条件が入ったが、 この段階で駄目と思った訳ではないのか。?
  広域的の解釈は色々あるが、関西では大阪府立大学。我々の構想は綾部市で、京都市ではないので、 広域ということだけで対象外となったとは思っていなかった。

と、発言していて、京都産業大学側も排除されたとは思っていないんですが。

 

ねぇねぇ、民進その他のゴミ野党 今どんな気持ち? 

 

 

 


 

【獣医学部新設問題】H28年11月17日の山本幸三大臣と日本獣医師会の会見の真相

最終更新: 2017/08/07

先日、文春と朝日が、新たに平成28年11月17日に山本幸三地方創生相と会談したときの議事録をスクープ(笑)リンク先はブログ記事)しましたが、その前後の日本獣医師会の報告書(会長会議、理事会)が見つかりました。平成28年11月9日付の平成28年度全国獣医師会会長会議と、平成28年12月15日付の『平成28年度第4回理事会』の会議報告です。(リンク先はこの記事内の該当箇所

 

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スクープ「特区の事業者が加計学園に決まる前に山本大臣が『加計学園』の名前を獣医師会に漏らした」?

 

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スクープでは、この時は加計学園が今治市における特区の構成要員とはまだ決まっていないのに、加計学園の名前が出るのはやっぱり“加計ありき”だったじゃないか、ということなのでしょうが、今治市が特区指定を受けた現状、そこに学部を作るのは加計学園(大学は岡山理科大学)であることは獣医師会は認識していたことでしょうし、今治市の獣医学部=加計と思っても、それほど不思議ではありません。(山本大臣はこの会議の中で「事業主体者という表現をして、加計とは言っていない」と否定)

今治市側は2007~2008年頃から加計と組んでいるのは隠してもいませんし、獣医師会は当初から今治の動向を把握していました。

従って会議報告でも、“加計学園という名前が出た。初耳だ!”などということは当然のことながら話題になっていません。

 

7月20日の山本大臣の会見では、「京都もあり得ると述べたところ、今治市だけで行って欲しい」という獣医師会側の発言があった旨明かしていましたが、この会談の時はまだ「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り」という「公示(案)」で、京都や新潟も新設の可能性を含んだ表現だった時なので、山本大臣の「京都もあり得る」という発言は矛盾していません。

更に大臣は、獣医師会側が「今治市だけで行って欲しい」(=1校に限って欲しい)と言ってきたと発言したのですが、この報告書の後に出された2017年(平成29年)01月30日付日本獣医学会・会長短針の中での会長の言葉が山本大臣の発言を裏付けているのではないでしょうか。

 

「皆様方からの多数の反対意見、大臣及び国会議員の先生方への粘り強い要請活動が実り、関係大臣等のご理解を得て、何とか「1校に限り」と修正された改正告示が、本年1月4日付けで官報に公布・施行されました。 」

 

どう考えても、これは、獣医師会が「1校にしてくれ」と頼み込んだと読み取れる文章です。

 

【2017/07/21追記】獣医師会会長が西日本テレビでこれを認める証言をしました。→『獣医師会と獣医師連名が仲間割れ?蔵内会長が山本地方創生相の発言を裏付け

【2017/08/07追記】また、8月1日の『チャンネルくらら』に出演した原英史ワーキンググループ委員が平成28年12月8日付で「1校だけあることを明記して欲しい」旨の要望書を山本幸三地方創生相宛に提出してきたことを暴露していました。→『【加計学園問題】文科省も「加計1校にしてくれ」と頼んでいた !? 【原WG委員が暴露】

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そしてそれを更に裏付けるのが、前述の平成28年11月9日付の平成28年度全国獣医師会会長会議です。ここで、『告示(案)』の「広域的に獣医学部の存在しないところに限り」から『告示』の「1校限り」へと獣医師会側が“条件闘争”に方針転換したような記述が見つかりました。(詳しくは後述)

 

朝日とか文春とかは、ブログ主のような素人でもできる、公開されている文書を読んで、論理的に考えることもできないんでしょうかね。

 

じゃあなりすと ( ´,_ゝ`)プッ 

 

また、平成28年度第2回理事会の会議報告では、京都府の提案に協力することを約束した(約束してしまった)京都府獣医師会に対し、それを説得して撤回させた旨の報告も見つかりました。(リンク先はこの記事内の該当箇所

 

新たに見つかった獣医師会の議事録(報告書)

他の回も重要なことが書いてあるので、順番に提示します。他にも探せばありそうですが、取り敢えず見つかった報告書(7件)のみ読んでみました。

 

 

以下は、下記の時系列の表を見ながらお読み下さい。かなり長い引用もありますが、なるべく該当箇所は全文掲載し、重要なことは赤字にしました。(青字は注釈です。)

 

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【加計学園問題】5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯
 

 

平成26年(2014年)6月26日(27年度第1回)

この頃は、新潟県が特区提案を行っている〔2014年(平成26年)7月18日〕が、今治も5月に提案を行っていたらしく、北村直人政治連盟委員長がそのことを話題にしている。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06708/a4.pdf

 

〔北村委員長報告〕

(1)本年度の5 月に愛媛県から文部科学省に要請書が出されているが,これまでと少し異なり特区の要望を前面に出しておらず,獣医学部・獣医学科定員の規制緩和や規制が緩和された際の愛媛県への優先的配分が要請内容になっている.これには,四国に獣医学系の大学がないこと,愛媛県には今治市とともに今まで特区として申請をし続けてきたことが文言として入っている.

(2)本件に関しては,特区は馴染まないことを文部科学省の獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議の中で一つの方向性として出していただいているが,現在,全国16 獣医学系大学の定員930 名の約1.2倍である1,030~1,050 名程度が毎年獣医師国家試験に合格しており,このことは文部科学省が入学定員を930 名の約1.2 倍まで認めているということであり,愛媛県側からすると,全国16 の獣医学系大学の定員が930 名であれば,文部科学省が認めている入学定員数から差し引き約100 名程度が残るので,この人
数を愛媛県と今治市が同時に要請している学校法人加計学園の獣医学科に割り当てられる,という内容が先方の言い分である.

(3)日本獣医師政治連盟としては,獣医学部・獣医学科の新設には反対であって,国際水準への獣医学教育の改善・充実の促進を強く要請するものであり,これは自由民主党獣医師問題議員連盟の麻生太郎会長,森英介幹事長名で昨年2 月に文部科学大臣に対して申し入れを行っており,この文書はそのまま生きている

(4)しかしながら,安倍総理直轄の国家戦略特区構想による対応として,例えば,医師会が反対しても,経済特区として東北の大学に新たな医学部が設置されることや,成田空港の近くに特区構想で新たな医学部が設置されるという可能性を招いている.

(5)こうなると,総理が特区と決めてしまえば抵抗できない現状であるので,先程来伝えているとおり麻生太郎副総理が森英介幹事長とともに楯となっていただいているが,ここを崩されてしまうと特区構想のような形で獣医学科が新設されることになると考えておかなければならない.

(6)最近の新聞には総理の一日という記事が出ているが,今年に入り学校法人の理事長と数回にわたって会っており,そしてまた,ここが運営している千葉科学大学の設立10 周年に総理と文部科学大臣が出席をされている.私学である学校法人の設立10 周年の記
念式典に総理と文部科学大臣が出席することは未だかつて聞いたことがなく,そのくらい総理の頭の中には学校法人との関係があるのではないかと思われ,このことについて日本獣医師政治連盟の委員長として皆様と共通した認識を持ってもらわなければならないと考えている.

このような状況であるので,ある面,安倍総理の手の内にあるというのが,今の状況である.

(7)先般,日本医師会は全国の新聞の一面に,なぜ日本医師会は特区に反対するのかということを,おそらくは大きな費用を用いて意見広告を出している.日本獣医師会,日本獣医師政治連盟にはそれだけの力はなく,年間1,200 万円の財源ですら各地の獣医師政治連盟委員長,あるいは地方獣医師会の会長の皆様方はその会費の工面にもご苦労されていることが実態であり,そういう意味では意見広告すら我々獣医師会は出せない現状である.このことをどうか今日の全国獣医師会会長会議で共通した認識を持っていただき,安倍総理がそのような判断をするのであれば,私は政治家の一人として腹を決めてこれに立ち向かっていかなければならないと思っているところである.

(8)本日お集まりの地方獣医師会の会長の皆様方に,このような獣医学教育の現状を是非ともご理解いただきたい.このことを日本獣医師政治連盟委員長としてお伝えして,私の報告とさせていただく.

 

平成27年(2015年)9月10日(27年度第4回)

北村委員長が、石破4条件を『日本再興戦略 改訂2015』に入れて貰った話をしている。(当ブログでは再三既出だが再掲)

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06811/a2.pdf

 

なお,昨日,藏内会長とともに石破 茂地方創生大臣と2 時間にわたり意見交換をする機会を得た.その際,大臣から今回の成長戦略における大学,学部の新設の条件については,大変苦慮したが,練りに練って誰がどのような形でも現実的に参入は困難という文言にした旨お聞きした.このように石破大臣へも官邸からの相当な圧力があったものと考える.しかし,特区での新設が認められる可能性もあり,構成獣医師にも理解を深めていた
だくよう,私が各地区の獣医師大会等に伺い,その旨説明をさせていただいている.

秋には内閣改造も行われると聞いており,新たな動きが想定されるが,政治連盟では,藏内会長と連携をとりながら対応していくので,各位のさらにご指導をお願いしたい旨が説明された.

 

平成27年(2015年)12月11日(27年度第5回)

11月27日に成長戦略特区として今治市が第三次追加地区指定を受けたとの報を聞いて、麻生氏などと接触して情報収集をしている様子がうかがわれ、WG委員に対する怒りを表している。

また、近畿地区(京都産業大学)での新設の動きにも目を光らせているのが分かる。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06902/a2.pdf

 

北村政治連盟委員長から,11 月27 日に成長戦略特区の第三次追加地区指定について閣議決定され,非常に危機的な状況が生じている
以後1 週間,さまざまな関係省庁に問い合わせたところ,次回の諮問会議が,来週15 日に開催され,愛媛県今治市における獣医学科の新設を含む特区の追加指定の文書が出されるという情報を得た.

これまで委員長の談話として,地方獣医師会へメールで情報を提供させていただいているが,担当大臣が明言された4 つの条件は存続していると考えている.しかし,閣議決定したものを次の閣議で翻すというような考えられない状況が生まれつつある.

本件は,担当大臣をはじめ,各省の大臣ですら,諮問会議の内容が伝わっていないようであり,総理から直接,事務方へ指示が出され,同会議の資料が作成されるものと臆測している.この後,藏内会長,境専務理事とともに,獣医師問題議員連盟の会長である麻生会長に面会する予定であるが,麻生大臣ですら状況が説明されていないものと思われる.(ブログ主註: そりゃ、ワーキンググループ会議では民間議員〔下記の諮問会議の有識者〕がヒアリングするだけで、大臣は一切出てこないので当然。

担当大臣と会談した際,獣医療,獣医学教育に理解のない諮問会議の有識者全員が競争原理,市場原理,経済原理の議論に終始し,規制緩和に賛成している,理不尽な状況であるが,担当大臣でも,これに異を唱えることは難しいように感じた

また,近畿地区の大学においては,農林水産省,文部科学省あてに獣医学部の新設の要請文書を1 府4 県の知事の連名で提出しており,大学には設置基準があるが,官邸が設置を認めれば,文部科学省は認めざるを得ないのではないか.(以下略)

 

平成28年(2016年)6月22日(28年度第2回)

1月29日に今治市が国家戦略特区に指定され、3月24日に京都府が特区提案を第8回関西圏区域会議に行った後。(この時京都はまだ概要を1枚紙で提案したのみ。)

京都府獣医師会が京都府農林水産部からの京都産業大学の獣医学部新設への協力の依頼を受け、引き受けてしまったが、地元獣医師政治連盟と日本獣医師政治連盟が説得して撤回させたという話をしている。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06908/a3.pdf 

 

北村日本獣医師政治連盟委員長から次のとおり説明がなされた.

先般の理事会で,京都府から特区による獣医学科新設の提案について,地元獣医師会が新設に協力する内容の文書を同府へ提出した旨報告した.これに対し,同獣医師会,地元獣医師政治連盟と日本獣医師政治連盟で調整をした結果,同獣医師会から「今回多大なる心配をかけたが,新設希望の大学には多くの本会会員が勤務しており,その取扱いに苦慮していたところ,京都府農林水産部からの強い協力要請に断り切れずに,平成28 年4月19 日付けで本通知を発出した次第である.

いずれにしても同獣医師会は,平成26 年6 月27 日に開催された第71 回通常総会で決議された,獣医学教育環境の整備・充実によりわが国の獣医学教育を国際水準に到達す
べきとする日本獣医師会の活動方針に一貫して賛同してきており,日本獣医師会と一致して行動したい」旨の通知をいただいた.

 

平成28年(2016年)9月23日(28年度第3回)

3月24日に京都府が特区提案を第8回関西圏区域会議に行った後。(この件に関する国家戦略特区WGによる農水省、文科省に対するヒアリングは9月16日なのでその前。)

蔵内会長が山本大臣と会見した話で、9月7日の獣医師会の酒井副会長、北村顧問が山本地方創生相を訪問した話と思われる。

京都の動静についても注視している。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06911/a2.pdf

 

藏内会長から,山本農林水産大臣との会見について,われわれは,大臣に対して,この約半世紀にわたり本会が獣医学教育の充実に向けて取り組んできた経緯,また,石破前大臣が示された4 項目の重要性と,今回の特区による獣医大学新設計画がいかに稚拙であり,最近の会議でも無意味な論議に終始しているか,説明してきた

あくまで四国での勤務獣医師の不足を出発点とするなら,獣医師の総数ではなく地域の偏在,職域の偏在に課題があり,地方公務員の処遇改善等のほか,農林水産省に創設いただいた女性獣医師支援事業に積極的に取り組み,700 名の無職の女性獣医師に就業を図ることにより,解決の道筋をつけたいと申し上げ,大臣から理解した旨お言葉をいただいた旨説明された.

続いて,北村日本獣医師政治連盟委員長から,本件は今治市のほか,京都の私立大学でも新設を進めており,今後,関係者で情報を共有していただきたい

 

平成28年(2016年)11月9日(28年度全国獣医師会会長会議)

文春と朝日のスクープ(笑)の議事録の日付(11月17日)の直前であり、11月9日の国家戦略特区諮問会議の同日。会議の内容を気にしている。

「われわれは被害を最小限に止め,拡散しないよう努める必要がある」とは、今治市の獣医学部新設は諦めたかのようなニュアンスもあり、「条件闘争を考える必要がある」というのは、「広域的に獣医学部が存在しない」よりも限定的な「1校限り」に変えて貰うことを目標に切り替えたということではないだろうか。

これなら、、『「京都もあり得ると述べたところ、今治市だけで行って欲しい」と獣医師会側が言ってきた。』という山本大臣の会見(7月20日)での発言と一致する。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/07001/a2.pdf

これが実ったからこそ、2017年(平成29年)01月30日付の、日本獣医学会・会長短針で、『何とか「1校に限り」と修正された改正告示が、本年1月4日付けで官報に公布・施行されました。 』となったのだろう。

 

北村委員長から,大要次のとおりの報告が行われた.

国家戦略特区についてきわめて重大な局面を迎えていると考えており,皆さまと情報を共有したい.ご承知のとおり本会総会において,国際水準を充足するためには,獣医学系大学の新設ではなく,既存の大学での教育改善が急務として決議いただいており,これまで,これを踏まえて対応してきた.

本日中に諮問会議が開かれ,結論が出されるとの情報を得たが,本会議資料も担当大臣が作成しているのか,官邸なのか把握していない.諮問会議の委員の中には,前石破担当大臣が示した4 条件に対し,政治的な思惑から合致していると判断している者もいる

また,現在の16 大学のうち,私立大学5 校は,教員,施設整備の充実等,OIE 基準に沿うよう努力しているが,国立10 大学ではその努力が見えないと考えている委員もいる.

過去に藏内会長が山口大学,宮崎大学,鹿児島大学を九州大学に統合することを試みたが,実現に至らなかった.今治市で新設する大学の施設整備等に,愛媛県,今治市が数十億円を,当該学校法人が数100 億円を負担するという情報もあり,これによりOIE 基準を満たしていると主張されると,文部科学省も対応せざるを得なくなる

今後,統合がなければ教員,施設の充実は望むべくもなく,国家戦略特区の超法規的な主導により推進されると,今の獣医師会,政治連盟で抵抗する有効な手立てを講ずることは困難である.今治市が認可されると,その他の大学も次々と認められることになる.このため,われわれは被害を最小限に止め,拡散しないよう努める必要がある.さらに今後の獣医界のシミュレーションは困難を極めるが,公表された正確な情報に基づいて,平成30 年以降についての獣医療提供体制の10 カ年計画とともに,10 年後の獣医師会,さらに獣医療の方向を見据えた上で,条件闘争を考える必要がある

 

 

平成28年(2016年)12月15日(28年度第4回)

11月9日の国家戦略特区諮問会議で「現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を、直ちに行う。」と決定したことを受けてのもの。

文春と朝日がスクープ(笑)したという11月17日の日本獣医師会の山本地方創生相との会談議事録もこの頃の話。発言者の境専務理事も議事録の参加者である。

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/07002/a3.pdf

 

(1)境専務理事から,

①平成28 年11 月28 日付け28日獣発第215 号「「国家戦略特区における追加の規制改革事項について」の決定に伴う告示改正に関する意見募集の周知及び同募集への対応について」をもって,11 月9 日の第25 回国家戦略特区諮問会議において「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を,ただちに行う.」ことが決定され,11 月18 日付け文部科学省の告示において定員抑制に関する特区での特例を認めるとする「文部科学省関係国家戦略特別区域法第二十六条に規定する政令等規制事業に係る告示の特例に関する措置を定める件の一部を改正する件(案)」に関する意見募集が開始されたので,地方獣医師会及び関係者への周知とともにできる限りの意見を提出するよう依頼した.(ブログ主註: パブリックコメント募集に対し反対の意見を提出するように通達したこと。

②「国家戦略特区による獣医学部の新設について(平成28 年11月日本獣医師会)」の本会の見解のとおり,四国に大学を新設しても卒業生が地元に定着するとは限らない.新設に新規性がない.教員が不足している状況で人材確保は困難である.また,資料「世界各国における獣医師数,活動分野,獣医師1 人当たりの動物数の比較」及び資料「世界における獣医師1 人当たりの動物飼養頭数及び獣医師の活動分野の比較」からも,わが国の獣医師の1 人当たりの頭数は少なく,過剰と思えること等についても理解されていない旨が説明された.(ブログ主註: この部分は山本大臣が「理解されていない」ということか?11月17日の会談で、左記のようなことを山本大臣に説明したと思われる。

(2)質疑・応答として,(これは理事会内での質疑応答と思われる。以下質疑

①近畿で新設を求めている学校法人が,四国での新設が決定すると新設ができなくなると考え,反対していると仄聞(ブログ主註:そくぶん/人づてに聞くこと)しているが,どのような状況か,

②構成獣医師へ意見書提出を徹底することが重要であるが,ホームページからの提出は手順が複雑でわかりにくい.ついては提出方法等の質問があった際は,事務局でていねいに説明,対応し,円滑に意見提出できるよう支援するとよい.(ブログ主註: パブリックコメントのシステムは使いにくいので、サポートするようにという話と思われる。

③一方で会として賛成意見の構成獣医師も認めるような素地は保持すべきである.(ブログ主註: 賛成意見も認めろという意見も出た模様。)

④故五十嵐幸男元会長の述べられた,国家資格は特別な専門技術を有する者のみに付与される崇高で輝かしい証という理念に対し,諮問会議の獣医師としての職がなければ他の分野へ就職すればよいとの発言は狭義かつ稚拙極まりない.偏った経済理論から
新設を容認する諮問会議の結論には,一丸となって反論すべきである旨質疑,意見があった.

これに対して,(以下、回答

①については,北村委員長から,賛成意見には,1 カ所に限らず新設を認めるべきとの意
見もあると思われるが,これを認めれば,さまざまな課題が生じ,文部科学省,農林水産省でも対応できなくなる.(ブログ主註: 「京都産業大学が今治の獣医学部新設に反対している」という噂を聞いているという問いに対して、京産大の意見は「1 カ所に限らず新設を認めるべき」だという説明と思われる。

②についても,北村委員長から,実際,意見聴取を行うということは,すでに当該方針で進めると理解される.これまで諮問委員会では獣医師の需給状況を説明した農林水産省の担当官を途中退出させる等,設置ありきの議論に終始した.今回,一つでも多くの反対意見を提出することで,教育水準の低下に最低限の歯止めをかけることが重要である.

③については,境専務理事から,業務運営幹部会議でも協議したが,新設の指定場所等も明確でない段階で賛成意見を認めることは時期尚早であり,具体的な新設が示され
た段階での取組みの中で考えることとしたい旨がそれぞれ説明された後,了承された.(ブログ主註: パブリックコメントに賛成意見はまかりならぬというお達し。

 

 

 


 

 

【加計学園問題】今度は獣医師会作成のメモ !? 文春と朝日が同時スクープ !?

新たに、獣医師会側が平成28年(2016年)11月17日に、山本地方創生相が獣医師会の役員室で発言した内容をまとめたと(とされる)議事録、というかメモが出てきました。

このメモを入手して記事にしたのが、週刊文春『「加計に決めた」政府決定2カ月前に山本大臣発言 議事録を入手』(ネット記事掲載時間はブログ主がアクセスした時点で「15時間前」=7月19日14時頃?)、朝日が『公募2カ月前に「加計」伝達 山本創生相、獣医師会に』(掲載時間2017年7月20日03時00分)の2紙。(下はネットで拾った文春の記事。小さい画像ですが、見出しくらいは読めます。)

 

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もう、文春、朝日というだけで“香ばしい”のですが...(文春の現編集長・新谷学氏は民進党・有田ヨシフ議員の友人ですし。)

 

2016年11月17日と言えば、下記の時系列をまとめた記事を見て戴ければ分かるように、内閣府側と日本獣医師会とで、「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り」か「1校限り」かせめぎ合いをしていた時期です。

 

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【加計学園問題】5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯
 

 

「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り~」だと、今治だけでなく、新潟や京都も対象にできる曖昧な表現だからです。

 

新たに発見されたとされる議事録(メモ?)はこのようなものだそうです。

 

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テキストに起こすと、

山本幸三内閣府特命担当大臣(地方創生、行政改革)との意見交換の概要(抜粋)

日時:平成28年11月17日(木) 9時22分~10時08分
出席者: 山本幸三大臣、近藤貴幸大臣秘書
当方: 蔵内勇夫会長、北村直人政治連盟委員会、酒井建夫副会長、境専務

(山本) 誠に申し訳ないが、獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、今治市が土地で36億円のほか、積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。
先端のライフサイエンスに重点を置いて、創薬に役立てる。実験動物分野の獣医師は不足しているのでこれに重点を置く。四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった。申し訳ない。

 

ということで、

公募で今治市に新設される獣医学部が岡山理科大学(加計学園)に正式に決まったのが翌2017年1月なので、決定の2ヵ月前に加計学園と決まっていた、要するに“加計ありき”を裏付ける証拠とされています。

可能性としては、この時点で今治市に新設される獣医学部が加計学園ということは、ある意味分かっているでしょうから、会話の中に「加計」の文字が出ても不思議ではありませんが、この発言通りかどうかは獣医師会が一方的に言っているだけです。(【2017/07/21追記】獣医師会会長が西日本テレビでこれを認める証言をしました。→『獣医師会と獣医師連名が仲間割れ?蔵内会長が山本地方創生相の発言を裏付け

 

この記事を書きながら、NHK BS1でこのニュースを報じているのを観ましたが、(うろ覚えですが、)山本地方創生相の事務所は、この時期の獣医師会との面会は認めても、加計の名前は出していないと否定していました。(その後、山本大臣の会見を見たところ、「京都もあり得ると述べたところ、今治市だけで行って欲しい」という獣医師会側の発言を述べるとともに、「事業主体者という表現をして、加計とは言っていない」旨の発言をしていました。→記者団とのやりとり全文〔産経web〕)

 

要するに、また、一方的に作成したメモで、「言った言わない」の話をやろうとしている訳ですね。

文科省のメモが箇条書きの雑なメモだったので、尤もらしい体裁は整えていますが。

 

まともな会社で仕事をしたことがあれば分かると思うのですが、他部署とか社外といった部外者(この場合は山本大臣側)を交えて打ち合わせをするときの議事録は、

  • 1.あとから「言った言わない」にならないように、必ず相手側にも同じものを渡し、同意を得る

ものです。

また、その場合は、

  • 2.一般には身内には敬称を付けません。(どんな立場の人間かを明らかにするのは、第三者に見せる意図があるからかも知れませんが。)

そして、

  • 3.記録者を明記します。

 

2番目はまあ、習慣によるかも知れませんが、少なくとも、1番目と3番目が行われていない議事録を証拠と主張するのは非常識です。(これは、文科省のメモも同様でしたが、例の課長補佐は実際には自分が参加していないメモを作っていたのを、省内のヒアリングで白状しています。)

ネットで全体が映っている画像を拾ったので貼っておきます。

 

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議事録なのに、途中が省略されていて「(中略)」って...^^;

こんなものを議事録と呼べると思ってるのでしょうか、マスコミは。

念のために書いておきますが、実際には部外者との打ち合わせでも議事録を作らないことはよくありましたが、それは「言った言わない」の利害が対立しない場合で、そういうときは出席者が各自メモでもとって済ますことはあり得ます。

もし議事録を作らずに後から「これは記録に残さないとまずい」と(主に立場の弱い側が)思ったときには、「決定事項を確認します」といった感じで、合意点などを箇条書きにしたような文書をメールなどで相手に送ったりしました。

 

また、次回の閉会中審査でこのメモを元に民進等の一部野党が質疑をするかと思うとうんざりするとともに、本当に税金の無駄遣いだと思います。

 

追加記事をupしました。→『H28年11月17日の山本幸三大臣と日本獣医師会の会見の真相

上にも貼りましたが、獣医師会側出席者である獣医師会会長・蔵内氏が、この議事録は見ていないこと、山本大臣の発言は議事録とは異なることをテレビインタビューで証言しました。(【2017/07/21追記】獣医師会会長が西日本テレビでこれを認める証言をしました。→『獣医師会と獣医師連名が仲間割れ?蔵内会長が山本地方創生相の発言を裏付け

 

【2017/07/22追記】テレ朝ニュース『山本大臣が京都に言及も「加計ありき」と獣医師連盟』(2017/07/22 11:48)

(一部引用)日本獣医師連盟の北村委員長はこれまで、山本大臣は面会で京都に言及していないと説明していましたが、「議事録をちゃんと見ないで話してしまった」と発言を訂正しました。しかし、「この時点ですでに加計ありきだった」と改めて強く主張しています。

会議に出席していたのに、「議事録をちゃんと見ないで話してしまった」って...coldsweats01

 

 

 

 


 

2017/07/19

【蓮舫二重国籍問題】蓮舫さん、『多様性の排除』の問題ではなく、『国民(有権者)を欺いていた』ことが問題でしょ?

論点をすり替える蓮舫氏とマスコミ

昨日(7月18日)に民進党代表・蓮舫参議院議員が自らの二重国籍問題について記者会見を行いました。

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ブログ主は会見の一部を報道番組で観ただけですが(ノーカット版会見動画はこの記事の後半に掲示)、“ヘイトスピーチ”だの“マイノリティ”、“多様性”だのの言葉をちりばめ、日本の“多様性を認めない狭量な社会”を印象づけるもので、たまたま観た(スポーツニュースを観ようとしてチャンネルを合わせた coldsweats01 )テレビ朝日の『報道ステーション』でも、解説者がそのストーリーで会見の感想をまとめていました。

 

 

 

 

本日付(7月19日)の日経新聞朝刊で、『有識者からは開示に異論も』という囲み記事があり、誰かと思えば、“精神科医の香山リカ氏ら”という名前を見て、吹き出してしまいました。

どうやら、マスコミは“人権”というキーワードでこの問題を収束させたいようです。

 

しかし、長年、選挙公報に虚偽の記載をして当選し続けていた(『公職選挙法』違反-虚偽事項公表罪)わけで、騙された有権者の権利は無視するのでしょうか?

 

先日、オーストラリアの国会議員で2人目の重国籍者(カナダ国籍を所有で、同国では憲法違反)の女性議員が辞職をしたニュースを見ましたが、「党や地元の人に申し訳ない。」と、“地元の人”(=有権者)に謝罪していました。

民進党内での党人事が取り沙汰されていますが、こんな“じり貧”の党の人事なんて、国民にはどうでもいいことです。国民を欺いていたのに、それに対する謝罪や道義的責任(公職選挙法違反は時効とのこと)を取ろうとしない、貴方に不信感、いや、嫌悪感を抱いているのですよ、蓮舫さん。

ブログ主はこの問題を追っていたいわけではないので、論拠を挙げて、論じることは差し控えますが、

 

  • 日本の国籍を選択したのが、たった10ヵ月前程の平成28年(2016年)10月7日であること。
    「一般論として、日本政府は台湾を正式な政府として認めていないので、台湾当局が発行した外国国籍喪失届は受理していない」(2016年10月14日の金田法相発言)ため、戸籍法106条の外国籍離脱手続きは不受理となり、104条に則り「宣言」だけ行った。
     
  • 国籍法14条(国籍の選択)違反のまま国会議員を12年もやっていた。
     
  • 台湾籍を離脱するために台湾当局は“有効なパスポート”の提出を要求すること、および、台湾籍を有するものが台湾で入出国する際には台湾のパスポートでなければならないこと、更には、蓮舫氏が台湾総統戦の取材など、度々台湾を訪問していること(直近は2013年?→“Japan politician visits to seek family roots” By Alan Fong,The China Post/January 17, 2013, 12:03 am )から、実際は有効な旅券を所有していたのではないか?(会見では期限切れ執行の旅券を提示)
     
  • 過去のタレント活動中だけでなくジャーナリストの活動を通じ、『中国国籍』と発言したり、出産をわざわざ中国で行っている(子供に中国籍を取らせるため?)と、常に国籍は意識した言動を取っている。

 

等々、“うっかりミス”とは到底思えず、日本国の国会議員として、その資質に疑問を持たれる事実が数多く挙がっています。

 

ブログ主がこの件に関し懸念を抱くのは、“差別”や“多様性”などという概念を持ちだして、新たな対立軸を生み出し、問題をすり替えようとしているマスコミの姿勢です。

 

 

 

 

資料一覧

■【ノーカット】民進党・蓮舫代表が戸籍資料公開 台湾との「二重国籍」問題で

 

■産経web記事(上記会見詳報)

 

■蓮舫氏初出馬時のプロフィール(左下、プロフィール欄に「1985年帰化」との記載

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■蓮舫氏の過去の発言(1993年3月16日 テレビ朝日キャスター就任時会見/「在日の中国籍者」という認識) ※この画像はweb上で削除依頼対象になっているとの噂あり

 

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■蓮舫氏が会見で公開した資料

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■2017/07/19 読売新聞記事

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2017/07/18

【ドールハウス工作】 No.351 100均フォトフレームを利用した壁掛け『田舎のパン屋さん』

以前作った『田舎のパン屋さん』シリーズのミニチュアが少し余っていたので、もう少し小物を足して壁掛けに仕立ててみました。

100均フォトフレームを使った壁掛けは今までもよく作っていたので、作り始めたらそれほど時間は掛からないのですが、全体の雰囲気をどのようにするかで少し悩みました。

最終的にはこうなりました↓。

 

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これは知人にプレゼントするつもりなので、明るくかわいい感じとも思ったのですが、やはりブログ主の好みでモノトーンを基調にし、赤い秤をアクセントにしました。

 

こちらは斜め上から見たところ。(画像をクリックすると大きめの画像がポップアップします。)

 

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フレームは後ろに三角ビラカンを付けているので壁掛けのつもりですが、自立するようにもしています。作り方はこちらを参考にして下さい。

小物は過去のシリーズで作り方を説明したものばかりです。下記のカテゴリの各エントリーをお読み下さい。

 

 

 


 

2017/07/16

【加計学園問題】自民党・石破茂氏が獣医師2団体の顧問と判明

獣医師関連団体の顧問である石破茂議員

既に、『石破4条件とは何か?』という記事で、石破議員と日本獣医師会との密接な関係について書きましたが、新たに、獣医師関連の2団体の顧問を石破氏が務めているという事実が分かりました。(リンク先は組織・役員名簿のページ〔サイト〕)
 

 

【サイトキャプチャ】

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石破茂氏の下に城島光力という名前が見えます。元民主党議員で、ブログ主の選挙区だったので覚えていますが、2015年の落選で議員活動は停止しているようですが、東京大学農学部畜産獣医学科卒業なので、獣医師免許をお持ちかと思います。 

 

動物臨床医学会の年次大会のパンフレットを見ると、動物医学分野はもちろん、ペット産業・保険などの多岐にわたったセミナーの開催とかなりの規模で、その協賛企業も共立製薬・ライオンなど多数の有名企業が並び、農林水産省・文部科学省・環境省も後援しています。

 

37回のパンフレットの最終ページ(P.8)を見ると、獣医総合臨床認定医の認定も行っており、この受験資格は同会に5年以上所属し、各種セミナーに参加してポイントを溜めないとならないといった内容のようです。(集金力では獣医師会そのものより、この団体のほうが大きいように思えます。)

 

2団体の経営は同じ。理事長は前獣医師会会長

なお、「人と動物の会」のHPに、「人と動物の未来センター”アミティエ”」という団体名がありますが、正式名称は「公益財団法人動物臨床医学研究所附属 人と動物の未来センター・アミティエ」といい、1行目の動物臨床医学研究所が経営を行っている動物愛護施設のようです。

どちらの団体も、山根義久氏という人物が理事長を務めていますが、山根氏は現日本獣医師会会長・蔵内氏の前任の会長です。(4期8年2005年6月28日~2013年6月26日/蔵内新会長の就任が2013年6月27日)

 

今回、山根氏が獣医師会会長の時(2009年〔平成21年〕6月16日の)に獣医師会として、「特区提案」による大学獣医学部の新設に反対する提案書を自民党議員(谷津義男氏)を通じて提出していることも分かりました。

【追記】更に、山根会長は、第66回通常総会(平成21年6月25日)の中で、下記のように、今治市への警戒感を表しています。

 さらに,ようやく21 年ぶりの願望でありました動物看護職協会の全国組織が立ち上がり,一般社団法人として船出したわけですが,動物医療におけるパラメディカル分野の組織ができたのは初めてです.これを何とか人の医療のように20 近くある国家資格のように,獣医界においても,何とか国家資格に持っていきたいと思っています.本件に対しては,議員連盟会長の谷津義男先生(ブログ主註:谷津氏は自民党。当時は自民党政権でこの年の9月16日で民主に政権交代。)も非常に理解が深く,何とか頑張らなければならないという強いお言葉をいただいています.

 他方で獣医師の数が足りない,不足しているから,獣医系の学部をつくろうといった軽はずみな行動があるのも事実です.ある地区では,4 回目の特区の申請を行うようです.我々は立派な獣医学教育を実践する大学であるならば反対する理由は何一つないのですが,獣医学教育を何とかしてほしいという皆様の声を聞いてもわかりますように,何とかするための施策としてやるべきことがまだあるということです.獣医師の全体数は不足して
いるのではないということを我々は心しなければならないと考えています.

http://nichiju.lin.gr.jp/test/html/conference/soukai/20090625.pdf

 

民主党政権時代に獣医師会から民主党議員への献金

民進党の3議員に獣医師会から献金があったことはあちこちのサイトに書いてあるのでご存知の方も多いかと思いますが、これも山根氏が会長の時で、福山哲郎議員(2010/08/31)、芝博一議員(同)、玉木雄一郎議員(2012/12/07)のそれぞれの収支報告書に山根義久という名前が記載されています。

これらの献金を時系列で見ると、民主党が今治の提案を格上げしたことにより、むしろ獣医師会との関係が強化された様子で、この件は追って別の記事にまとめます。(webページ=サブページを使用するので、公開したらここにリンクを貼ります。→公開しました。『【加計学園問題】民主党政権時、獣医学部新設をネタに獣医師会から金を引き出した小沢一郎』)

 

5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯

 

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この問題は日本獣医学会の動きと併せて時系列で見ないと正しい経緯が見えてきません。

【加計学園問題】5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯』にまとめました。是非こちらの記事もお読み下さい。
 

時系列の中で見ると分かるように、“2010年(平成22年)3月 鳩山内閣にて、今治市の提案を「速やかに検討」に格上げ”して特区の検討がなされていたはずの時期と、民主党議員への献金の時期が重なっているのがよく分かると思います。
加戸前愛媛県知事が「このまま民主党政権が続けば...」と仰っていましたが、時系列で見ると民主党政権下でも難しかったのではないかと想像できます。

 

以下は、石破茂議員や加計学園問題とは関係ありませんが、書き記しておきます。

 

民主党政権時代の獣医師界の出来事

  1. 2010年(平成22年)4月~7月 宮崎県で口蹄疫の流行(赤松農林水産大臣時代)
     
  2. 2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災

 

 

 

 


 

2017/07/15

【獣医学部新設問題】2017/07/14 京都産業大学記者会見/獣医学部新設断念の理由は?

7月14日 第一報

7月14日、京都産業大学が記者会見を開き、獣医学部新設を断念して2019年4月に向けて総合生命科学部を再編し、新たに『生命科学部(仮称)』を開設することとした旨発表しました。

大学の公式のプレスリリースは下記で読むことができます。

 

これによると、

  • 2004年に獣医学部の設置を構想したが、文科省に接触するも告示を盾に申請すらできなかった
  • 加計学園が獣医学部申請により、教員の確保が難しくなった

ことを獣医学部新設断念の理由としています。(下記参照)

 

【プレスリリースより該当部分抜粋】

本学は2004年に獣医学部の設置を構想し、文部科学省に対して継続的に設置を求めてきましたが、告示等による規制のため進展しませんでした。

そこで、京都府と連携し、2016年3月、この動物生命医科学科を母体として、同学科の強みである実験動物学と感染症を基盤とし、創薬等のライフサイエンス分野に特色を持つ獣医学部の開設を、京都府からの国家戦略特区への提案を通じて申請しました。

しかし、2017年1月4日の内閣府および文部科学省告示を受けて、学校法人加計学園が獣医学部の設置を申請するに至りました。このことにより、我が国の獣医学教育を担う教員が少ない現状の中で、今後さらに申請しようとする大学にとっては、国際水準に資する教育を実施できる優秀な教員を確保することが極めて難しくなりました。

 

ここで「申請」という表現になるのは、大学や学部の創設は「設置審」にてその内容を審査・認可されますが、1984年(昭和59年)の文科省告示により、獣医学部は設置審にかかる以前に申請すらできないためです。

「2004年に獣医学部の設置を構想し、文部科学省に対して継続的に設置を求めてきました」という発言と当ブログの『【加計学園問題】京都産業大学は文科省から事前に門前払いされていた【2016年10月18日ヒアリング議事録】』を照らし合わせてみると、京都産業大学は国家戦略特区とは関係なく、単独で獣医学部新設を目指していたようで、時系列的に考えると、今治市が特区にて獣医学部新設の見込みがでてきてから京都府と組んで、特区にて学部新設を狙ったのだと思います。(『【加計学園問題】5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯』)

 

2016年(平成28年)1月29日 今治市を国家戦略特区に指定。

2016年(平成28年)3月24日 京都府が概要を1枚紙で提案。(第8回関西圏区域会議)

 

特区は文字通り、地域ありきだからです。

 

ニュースでは編集された会見動画しか流されず、フル動画は無いようですが、読売新聞(7/14(金) 21:08配信 )では下記のように報道しています。

 

京産大、獣医学部新設を断念「教員確保が困難」

(7/14(金) 21:08配信)

 京都産業大(京都市)の黒坂光副学長は14日、同大学内で記者会見し、国家戦略特区を利用した獣医学部新設について「(政府が決めた)2018年4月の設置に向けては準備期間が足りなかった。今後も十分な経験、質の高い教員を、必要な人数確保するのは困難と判断した」と語り、教員確保が難しいことを理由に断念する方針を発表した。

 文部科学省が認めていない獣医学部の新設を巡っては今年1月、学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区(愛媛県今治市)での開設を認められた。野党は、安倍首相が長年の友人の同学園理事長に便宜を図るため、京産大ではなく、加計学園を選んだのではないか――と批判しているが、京産大側の事情で認定に至らなかったという側面が判明した。黒坂氏は、新設が認められた後に教員を確保する予定であったことも明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00050088-yom-pol (リンク先はYahooニュース)

 

「2018年4月の設置に向けては準備期間が足りなかった。」というのはwebのNHKニュースの動画でも確かに黒坂学長がそう発言しているのですが、

現時点で確定しているのは、

 

  1. 今治市が国家戦略特区として獣医学部を新設できること
  2. 平成30年4月開学の大学は文科省の告示による抑制の適用外であること=設置可能であること

 

という2点で、(京都が特区として指定されているわけではないのですから、)平成30年(2018年)4月の開学に準備が間に合うとしても、今治の公募に応募しなくてはならず、そのために、特区提案に協力してくれた京都府をあっさり捨てるとは思えません。

何が言いたいかというと、マスコミが報道している“平成30年4月に準備が間に合わない”のが“断念した理由”というのなら、今まで散々野党やマスコミが言ってきた、「平成30年4月開学」という条件が“加計ありき”のためというストーリーに京都産業大学も乗っているように聞こえるのです。

 

しかし、最初に提示したとおり、プレスリリースでは開学時期の条件は理由にしていません。

 

ブログ主は、今回の問題ですっかりマスメディア不信に陥っているので、会見では恣意的な質問によってこのような学長の発言を引き出しているとしか思えないのですが...

この期に及んでまでNHKは京都産業大学が加計のライバルなどとテロップを入れているし。

 

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救いなのは、(下はネットで拾った画像ですが、)明らかに恣意的に質問した「不透明な決定だと思っていないのか。」に対して否定している証拠があったことです。

 

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7月15日以降 追加記事-記者との質疑応答ー 

【追記】記事を公開してから、読売のサイトで質疑応答を文字に起こしたものを見つけました。また、翌日になって新聞各社が様々な報道をしているので、追記します。

 

『京都産業大副学長の記者会見での質疑応答』 (2017年07月15日 01時21分)

 

質疑応答の中で獣医学部断念の理由を宣べている箇所です。

――獣医学部断念の理由は。

 獣医学部は京都府が申請主体だったが、国家戦略特区の実施主体として私どもは申請した。構想はいい準備ができたが、今年1月4日の告示で「平成30年4月の設置」になり、それに向けては準備期間が足りなかった。その後、(学校法人)加計学園が申請することとなり、2校目、3校目となると、獣医学部を持っている大学は少なく、教員も限られているので、国際水準の獣医学教育に足る十分な経験、質の高い教員を必要な人数確保するのは困難と判断した。

 

これを読むと、理由として、確かに「平成30年4月では準備期間が足りない」旨の発言をしています。元々教員の確保でできておらず、土地も未購入(これは、申請すらできない状態で確保しろというのは酷ですが)で、例えば1年後なら可能だったのか?と疑問を感じ、この日程を理由として挙げるのは“ずるい”気もしますが、いずれにしても、それだけ今治市(+加計学園)の計画の方が熟度に勝り、既に今治市が国家戦略特区に指定済みということもあり、同市での獣医学部新設が優先されるのは自然のことだと思います。

もう一つ、『今年1月4日の告示で「平成30年4月の設置」になり』と言っていますが、2016年(平成28年)11月18日からパブリックコメントを募集したときの「公示(案)」に既に、

2.上記趣旨を満たす平成30年度に開設する獣医学部の設置を定めた国家戦略特別区域計画について内閣総理大臣の認定を受けたときには、当該獣医学部の設置認可申請の審査については、大学、大学院、短期大学及び高等専門学校の設置等に係る認可の基準(平成15年文部科学省告示第45号)第1条第4号の規定は、適用しないこととする。

と、開学時期は公にされています。この時に知ったはずです。

 

なお、「広域的に~」の条件については下のように回答しています。

――昨年11月、国家戦略特区の諮問会議の方針で、「広域的に獣医師養成大学が存在しないところに限り新設可能」との条件が入ったが、この段階で駄目と思った訳ではないのか。

 広域的の解釈は色々あるが、関西では大阪府立大学。我々の構想は綾部市で、京都市ではないので、広域ということだけで対象外となったとは思っていなかった。

 

それにしても、一部の質問は、なんとか今治市や加計学園に対する“恨み節”を引き出そうと必死なことか...

 

――開設の時期が「京産大外し」につながった認識はあるか。

 それはありません。告示を見て判断した。それだけであります。

――不透明な決定という感触は無かったのか。

 ございません。平成30年4月が無理だったということ。具体的にヒアリングでもいつというのは答えたことはない。平成29年3月末までに学部設置の認可申請を提出する必要があると。告示からスタートするとなると、3か月あまりで設置計画から教員の確保が必要になる。それはタイトなスケジュール。非常に学部を設置するには、期間があるようで短い。今回の平成30年の開設は、本学にとっては予期していない期日で難しかった。

 

7月15日以降 追加記事-読売新聞朝刊2面記事ー

『京産大 獣医学部断念 「加計が充実」裏付け』

 

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これ以外に、1面、政治面にも記事がありました。政治面の記事は次回の閉会中審査を巡る自民党と民主党の対立を報じています。

 

朝日.com-『今治市長「ゆがんでいるのは岩盤規制の方」 前川氏批判』ー

朝日とは思えない、今治市長の前川氏批判のネット記事です。但し、全国紙版に掲載しているかは不明。 

 

(2017年7月10日23時28分)

 学校法人「加計学園」の獣医学部の予定地がある愛媛県今治市の菅良二(かんりょうじ)市長は10日、市役所で記者会見し、「獣医学部新設は『構造改革特区』のころから続く市の長い年月の努力が反映されている。ゆがんでいるのは『岩盤規制』の方だ」と述べ、「行政がゆがめられた」と主張する前文部科学事務次官の前川喜平氏を批判した。

 菅市長は「市は不屈の闘志で頑張り、『やっとここまで来た』との強い思いがある」と強調。「来春に開学を迎え、大学が末永く歩んでもらえるように全力で取り組みたい」と設置認可に期待を込めた。

 開学時期については、「千葉県成田市での医学部新設の日程を参考に『最短なら平成30(2018)年4月』と市が希望し、国へ伝えてきた」と説明し、適正な手続きだったと強調した。  閉会中審査に参考人として出席した加戸守行・前愛媛県知事が今治市での獣医学部の必要性に触れたことについては、「私たちの思いを代弁してくれた」と述べた。(直井政夫)

 

上に挙げた読売の記事で既に民進・山井国対委員長が「加計学園は文科省、内閣府と打ち合わせをしていたから、18年4月に向けて準備ができた。出来レースだったのは明らかだ。」と言っているように、期日を論点にするようですが、元々、開学時期は今治市の希望であること、京都産業大学は(会見では期日に間に合わないと言っているが、)元々、加計学園より準備が遅れていたこと、会見でも開設の時期が「京産大外し」につながった認識はないと発言していることなどから、それを追求することにどれだけの意味があるのか、甚だ疑問です。

 

【2017/07/17追記】7月14日付け国家戦略特区WG座長 八田達夫氏コメント

以下、リンクとともに、全文を転載させて戴きます。

京都産業大学の獣医学部新設提案の撤回について(コメント)

2017年7月14日 
国家戦略特区WG座長 八田達夫

○獣医学部については、今治市の一校目にとどまることなく、二校目、三校目を早急に実現していくのが望ましいと考えております。

○京都府・京都産業大学からは昨年10月に具体的な提案がなされており、二校目の最有力候補と考えていました。結果的に十分な熟度を伴った提案ではなかったことが判明し、大変残念です。

○国家戦略特区WGとしては、今後も、岩盤規制改革に本気で取り組もうとする覚悟と実行力を伴った提案を求めています。

○なお、今回の提案撤回について、まず一校目を先行したことに原因があるかのような指摘が一部でなされているようです。しかし、京都産業大学が昨年提案を行った際、今治市が先行して提案を行っていることは認識されていたはずであり、今治市と京都府の獣医学部が両立することを前提に提案されていたはずです。今回の提案撤回は、国家戦略特区における政策決定が要因ではなく、あくまで、当初の提案後の京都産業大学における方針転換と理解しています。
京都府において、今後、別の大学とともに獣医学部新設を進められる意向があれば、大いに歓迎であり、さらに検討をお願いしたいと考えています。

 

 

 

 


 

2017/07/13

【書籍】江戸時代の浮世絵にタイガーマスクが!?/『かわいい浮世絵』(東京美術・太田記念美術館監修)

浮世絵の本を見ていたら、タイガーマスクが描かれているのを見つけました。

天保13年(1842年頃)の作品に。

嘘ではありません。 ほら↓。

 

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アニメのタイガーマスクやプロレスラーの初代タイガーマスクではなく、現在の初代タイガーマスクのような腹をしていますが...

 

この作品や本については後ほどご紹介することにして、先日、原宿にある太田記念美術館に行ってきました。

 

太田記念美術館

浮世絵のコレクションで有名なこの美術館は、原宿駅のすぐ近くでありながら、表参道(表参道駅から明治神宮へと通じるメインストリート)から細い道を少し入っただけで、街の喧騒から隔絶されたような閑静な場所にあります。

行ってみて気づいたのですが、ラフォーレ原宿(表参道と明治通りの交差点に建つショッピングビル)の真裏に位置していますが、歩く人はまばらでした(地図

表参道からこの美術館へ通じる小道の入り口には太田記念美術館の看板が出ているので、ブログ主は学生の頃から知っていましたが、浮世絵にはそれほど興味がなかったので、初めて行きました。

というのは、少し前に読売新聞の『ミュージアムへ行こう』という美術館や博物館を紹介するコーナーで、この数年、「かわいい」、「面白い」などといった、敢えて軽いテーマで企画展を組んでヒットしているという記事を読んだからです。

今まで、猫(猫カフェブームから)とか江戸の悪人(ドラマ「半沢直樹」から)など、世相を反映した企画展があったそうですが、今は、『大江戸クルージング』という浮世絵を見ながら江戸のさまざまな水辺をクルージング気分でめぐる企画展を開催しています。

江戸の庶民がいかに水辺に親しんでいたかよく分かります。

納涼に繰り出した屋形船や屋根船(屋形船より小型の簡易な屋根を付けたもの)の周りには食べ物を売る猪牙舟(ちょきぶね-猪の牙のような細く尖った形の舟)=煮売船が寄ってきたり、なんと、見世物として、おっさんのシンクロナイズドスイミングまで!。

 

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シンクロナイズドスイミングをしている人達は歌舞伎役者だそうです。一部のスター以外は、昔の歌舞伎役者はこんなこともやっていたのですね。

上の画像は、美術館の企画展サイトからコソッと借りました。その他の作品も上の画像同様、解像度を落としたものですがいくつか掲載されています。

 

かわいい浮世絵』(太田記念美術館監修)

先ほどのタイガーマスクの浮世絵は下の、『かわいい浮世絵』(東京美術)という本に掲載されています。

 

 

太田美術館のユニークな企画展のことは新聞で知ったと書きましたが、それ以前にたまたまテレビで、この本を監修した日野原健司学芸員のインタビューで、この本の存在を知りました。

東京美術は、この本以外にも“かわいい”をキーワードにした『かわいい禅画』、『かわいい絵巻』などといったシリーズを出版していて、『かわいい絵巻』は以前、友人が監修した学芸員さんを知っていて、わざわざサインを貰ってくれてプレゼントしてくれました。(友人にはそのお返しに、この本を贈りました。)

この『かわいい浮世絵』では主に浮世絵に描かれた生き物が取り上げられています。擬人化して“ゆるキャラ”のように描かれたり、写実的に描いているのに表情がかわいかったり。

それ以外には、着物の柄や背景の模様など、デザインがかわいいものも取り上げています。

 

歌川国芳の『道化 獣の雨宿り

冒頭の、タイガーマスクは擬人化した動物で、歌川国芳(うたがわくによし/1797~1861)の『道化 獣の雨宿り』と題する作品に描かれています。

虎以外も様々な動物が急な雨で木の下に集まってくる、という浮世絵です。

国芳は武者絵や風景画以外に、こういった戯画が得意で、この本にも収録されていますが、他にも野菜を擬人化した『道化 とうもろこし 石橋の所作事(しゃっきょうのしょさごと)』という、歌舞伎でお馴染みの長い髪を振り回すのを真似ているトウモロコシなど、面白い作品がたくさんあります。

この本では、見開きで1作品を取り上げて解説しているので、パラパラめくって面白いと思ったものから見てもいいかと思います。

 

謎のキャラクター「虎子石」

これ↓は、歌川芳員(よしかず)の作品に出てくる不思議な生き物、虎子石。

 

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太田記念美術館所蔵の『東海道五十三次内 大磯』に登場するキャラクターで、同館公式Twitterのアイコンにもなっています。

浮世絵全体を見ると、変な生き物が登場してビックリする人達が描かれています。

この浮世絵は『かわいい浮世絵』にも取り上げられていますが、正しくは『虎御石』という石で、神奈川県中郡大磯町に伝わる伝説の石です。(画像はこっそり、大磯町の観光サイトから借りました。)

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浮世絵はこの石をキャラクター化したもの。この石にまつわる伝説について、詳しくは、Isotabi.com(イソタビ・ドット・コム)の延台寺のページをお読み下さい。

 

 

 

 


 

2017/07/12

【フェイクニュース】NHK『くらし☆解説』で島田敏男解説委員が「国家戦略特区で真っ先に恩恵を受けたのが総理大臣の親しい友達」!?

2017年07月11日 (火)、NHKの『くらし☆解説』という番組での、島田敏男解説委員が、「安倍内閣と国民の視線」と題する回で下のような発言をしました。

 

“国家戦略特区という新しい仕組みを使って、真っ先に恩恵を受けたのが総理大臣の親しい友達だったという点に、国民は釈然としないものを感じています。”

 

NHK日曜朝の『日曜討論』の司会を見ていれば、島田解説委員がこういうスタンスだというのは分かる人は分かっていると思いますが。

国家戦略特区は既にいくつもの地域や都市が指定され、多くの企業が構成要員(事業者)として活動していますが?

恩恵を受けたのは加計学園だけですか?

 

森友問題あたりから、NHK、民放挙げての政府に対するネガティブキャンペーンは常軌を逸してきています。何が行われようとしているのでしょうか...

 

この番組は「10分間でニュースをわかりやすく、暮らしが“きらり”と輝く解説番組です。」というキャッチフレーズで、火~金 午前10時05分~午前10時15分の10分間のミニ番組のようです。

番組のサイトで、今ならまだこの日の回の番組内容を見ることができ、そこにも冒頭の発言が書かれています。

 

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発言部分の動画はこちらのTwitterにupされています。(画像ははツィートのキャプチャ)

 

Kake40_20170711_nhk02

 

 

NHK メールによるご意見・お問い合わせ

電話によるご意見・お問い合わせ

  • 0570-066-066 (ナビダイヤル)
  • 050-3786-5000 (IP電話などでナビダイヤルが使えない場合)

 

 

 

 


 

2017/07/11

【加計学園問題】閉会中審査(7月10日) (2)審議を視聴して

本日、加計学園問題を巡り閉会中審査が行われ、NHK総合で中継はありましたが、開会時間が遅れたため予定時間に収まらず、中継されなかった部分はネット中継で視聴しました。(審議の模様は下記の公式のネット中継のアーカイブスから再生でき、質疑者別にも視聴可能です。)

 

 

 

 

 

野党の質疑は“怪文書”をもとに“言った言わない”の堂々巡り

これは想像できたことですが、今回も、文科省職員の牧野美穂課長補佐が作成した文書を使い、そこに名前が出てくる萩生田副官房長官等の発言を巡って、“言った言わない”の堂々巡りに終始していました。

ブログ主は、『加計学園問題』シリーズの一連の記事で、あまりこの文書を取り上げていないのですが、それは、そもそも作成者の課長補佐が一方的に作成したもので、発言したとされる人物の承認も受けておらず、文科省内部の調査でヒアリングされた際に、曖昧な記憶で作成した、あるいは同席していない会談までのメモまで作成していると答えているからです。従って、およそ信憑性のないもので、内部で都合良い内容だと判断しています。

それを裏付けるのは、下記の文書です。(その他の文書の一覧はこちら

 

Gendai05_2

印を付けた文に、

 

“「国家戦略特区諮問会議決定」という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか。”

 

とあり、この一文だけで内部(上司)向けに何とか取り繕う手立てを考えているメモに過ぎないことが証明できるからです。

 

しかし、ニュースでは、この部分はけして取り上げられません。

このメモを紹介するときは、朝日が良くやる手ですが、不自然に周囲を暗くし、上の一文を見せないようにするのです。(下図)

 

Gendai05_3 

結局、この課長補佐が作成したメモを巡って質疑するときは、発言者とされる人物、例えば萩生田副官房長官が「そのような発言はしていない」と言っても、それを証明せよという、いわゆる“悪魔の証明”になってしまうのです。

 

メモの流出元はノーコメントの前川前事務次官

メモの流出元はあなた(前川前事務次官)ですか?という質問は、2回目の記者会見でもノーコメントでしたが、午前中(衆議院)の自民党・平井たくや議員にも同じことを聞かれて、やはり回答を拒否していました。

メモの内容については、憶測で解説するにもかかわらず、です。

【関連記事】

 

なぜ、ワーキンググループ議事録で議論しないのか?

今更ですが、国家戦略特区の会議の構造を表す図を再掲して、ワーキンググループの位置づけを説明します。

 

Kake19

 

一番下に「国家戦略特区ワーキンググループ」があり、右に説明がありますが、自治体から申請があった提案はまずここで検討され、その自治体はもちろん、関係各省を呼んでのヒアリングが行われます。

獣医学部新設に関しては、例えば最初の新潟は、関係省庁(文科省、農水省)が計5回、京都と京都産業大学は自治体と事業者のヒアリングが1回あり、この二者は一旦終了、と言うか、それ以上の進展がなく止まっています。

 

愛媛県と今治市は自治体と関係各省のヒアリングを経て、より専門的な視点で審査される国家戦略特別区域会議(区域会議)に送られ、追加すべき規制改革メニュー(今回の場合は「獣医学部新設」)についての協議が行われます。

認定はさらにその上の諮問会議でなされます。

ワーキンググループのヒアリングに省庁から呼ばれるのは課長や課長補佐(と言っても、一般企業なら部長レベル)です。ここで、民間のワーキンググループ委員に対して、獣医学部新設を抑制し続けることの正当な理由を一切説明できなかったのが文科省なのです。

 

一連の“怪文書”はこのワーキンググループでのヒアリングのあとに作成されており、これは、獣医学部新設の許認可権を奪われたヒアリング出席者が、その責任を転嫁、あるいは誤魔化そうとして書いたものとしか思えないのに、“決定のプロセス”云々言うのに、ワーキンググループ議事録を抜きに議論するは全く不可解です。

 

本日の国会でその議事録を元に質疑をしたのは自民党の青山議員くらいでした。

また、午前はせっかくワーキンググループ委員の原氏が参考人として出席していて決定のプロセスを説明していたのに、NHKは放送しませんでした。(民進党によって開始が遅れたことも原因ですが。)

 

マスコミへの不信感を口にした加戸前愛媛県知事

午後の参議院で参考人として招致された加戸前愛媛県知事に質疑したのは自民党、公明党と野党の維新だけでした。

質問攻めをするような形ではなく、思いの丈を述べていらっしゃったので、時間があれば、是非、自民党・青山議員、公明党・里見議員の質疑だけでも聴いてみて下さい。

青山議員の質疑の中での発言の一つ(質疑を締めくくる答弁)を書き取ってみました。(その部分はYouTubeにもアップされているので、発言部分から再生されるよう時間指定をしてあります。)

 

“6月13日の、国家戦略特区諮問会議の民間有識者の委員の方々が記者会見をされて、私は、人に知らされてインターネットの...あの中継ではなくて、えーなんていうんですか? あっYouTube! YouTubeで1時間半拝見させて頂いて感激しました。

特に、今回の規制緩和に関して、心の一点の曇りもなくやったということで、 これが今回の大きな事件の結論だったんだろうなと、これが国民に知ってもらうべき重要な事なんだなと、私は思いました。

たくさん、今まで私の所に取材がありましたけれども、都合のいい事はカットされて、私の申し上げたい事を取り上げて頂いたメディアは極めて少なかった事を残念に思いますけど、あのYouTubeが全てを語り尽くしているんではないかなと思います。”

 

しかし、一連の加戸氏の発言は朝日、毎日など大手新聞やテレビでは取り上げられませんでした。(下は読売新聞の社会面)

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ブログ主はこの『加計学園問題』を『 加計学園問題に見るマスコミの捏造』 というカテゴリ名でシリーズとして書いてきました。

公明正大に正しくプロセスを報道していれば問題のないことを、情報や映像を切り貼りしては「ますます謎は深まった」などと報道する姿勢に大いに疑問を抱いたからです。

 

特区は、特に地方では地方創生や地域の活性化という側面もあります。が、加戸前愛媛県知事は参考人としての発言の中で、海外に負けないライフサイエンスの研究拠点にしたいと仰っていました。

今治市や愛媛県だけ良ければいいというのではなく日本の国益まで考えての発言です。

それを、

政争の具、あるいは安倍政権打倒の手段として、さんざん“おもちゃ”のように扱っているマスコミと一部の国会議員は恥を知るべきです。

前事務次官等が、時の政権が“行政を歪めた”と言いますが、

真実を歪めているのは誰なのか?と問いたいです。

 

この記事は、他に気づいたことがあれば追記します。

 

 

 


 

2017/07/08

【加計学園問題】7月6日 BS11 INsideOUT/低次元なワイドショーコメンテーターがお似合いの北川正恭早稲田大学名誉教授

先日(7月6日)、俳優の別所哲也氏が司会をするINsideOUT(インサイドアウト/BS11 8:59~9:49)という番組で、「いったい誰のための『規制緩和』なのか?」 というタイトルで、竹中平蔵元国務大臣と北川正恭元三重県知事が出演していました。

この番組は番組終了後もINsideOUTのサイトで2週間は視聴することができ、下記のURLで7月20日まで再生が可能です。

 

Kake38_20170708_bs11_insideout

 

 

 

 

 

実はブログ主は、普段めったにこの番組は見ません。

と言うのは、進行役の別所氏は台本通り(番組の制作意図通り)の質問を投げかけるだけで、ゲストと会話ができるわけではなく、結局ゲストの主張の垂れ流しなので面白くないからです。

まぁ、この時間の直前にはBSフジのプライムニュースを観ているので、司会の反町氏と比べるのは酷ですが。

どうせ、ゲストの元三重県知事で早稲田大学名誉教授の北川正恭が、ワイドショーのコメンテーターレベルのことしか言わないだろうと思って動画を視聴したら、想像通りで笑ってしまうほどでした。

 

それでも、この動画は視聴することをお薦めします。時間がなければ、最初の数分ほどで十分です。

と言うのは、竹中氏の冒頭数分間のコメントが全てだからです。その後の北川氏は「政府は説明責任を果たしていない」、「国民の8割は怒っている」というのを失笑レベルで何度もくり返すだけです。

 

冒頭近くの竹中氏の説明とは、(括弧内はブログ主の補足

 

法律上は、学部の新設申請があったなら、文科省は審査して認可しなくてはならないと決まっている。(しかし、獣医学部の新設は規制されている。)「申請を受け付けない」ということを、法律でも何でもない役所が決めた告示で拒否している。

「どうして、そのようなことを続けてているのか?」と我々は説明を求めたわけで、説明責任は文科省にあるが、それを説明できなかった

じゃあ、「規制は緩和するしかないですね?」ということになり、文科省は白旗を揚げた。もう、説明できませんと。それが去年の9月。それは議事録に残っている。

しかし、それでもやらなかった。だから、内閣府は早くやれと言ったら、圧力をかけられたと言ってきて、且つ、なぜ、規制緩和をするのか政府は説明していないと言い出した。ここに説明責任の転嫁が行われている。

 

という趣旨の発言で、もうここで『加計学園問題』を巡る議論は終わっていると思います。

今治市の件が問題になっていますが、学部新設抑制をし続ける理由の説明は2014年の新潟市の提案からずっと内閣府(ワーキンググループ委員)が求めていることなのです。

なお、この、規制をしている側がその理由を説明しなくてはならない(=挙証責任がある)と言うことは、『国家戦略特別区域基本方針』にも書かれています。

 

更に、竹中氏は、

 

“こういったことを政府は説明してきているが、マスコミがバイアスをかけて報道しているために伝わらない。これが「加計学園問題」だと思う”

 

と発言しているのですが、司会も、もう一人のゲストも、そのバイアスをかけているマスコミ側の人間で、竹中氏の発言には耳を貸すことなく、ワイドショーと同じ論評をくり返すだけです。

例えば、上記竹中氏の発言に対する北川氏の発言を見てみると、(括弧内はブログ主の補足

 

確かに告示があるようだが、例えば医学部は医師会と族議員がいて、政治マター(matter、要するに「政治の問題」)で決まってくる。獣医学部は獣医師会と族議員がいるといった政治マターで決めていくといった過去の歴史がある。

52年間も規制されてきていたというのはクリアにしなければならない(解除しなければならない?

が、一方で、なぜそれが今治なのか?、なぜ地域に限定されるのか、「広域的に」とか「一校に限る」とかは内閣府側も説明を果たさなければならない。(←散々内閣府は説明しているのに、マスコミが報じないわけで...

文科省も説明責任を果たさなければならないと思うから、前川さんという全事務次官が様々な点を反省して、(はぁ?) 「ないものはないと言えない。私は見た」と言ったことについて、堂々と証人喚問に応じると言ったときの、政府の対応は甚だお粗末。怪文書と言ってみたり、それを受け付けてないと言ってみたり。そういうことに対し、国民の8割が怒っている。

 

と、突っ込みどころ満載です。

一見、肯定したような振りをして、「が、一方」と、話題を変える。この方法は、最近メディアによく露出する石破茂氏の話し方とよく似ています。

前川前事務次官を語るときは、さりげなく「堂々と」とか入れていますが、これも映像などを切り貼りして都合のいい編集をするワイドショーなら通じるのでしょうが。

また、「国民の8割が怒っている。」と言っていますが、これは何を根拠にして言っているのでしょう。アンケートなどで7割くらいが「説明不足」と言っているのは見たことがありますが、これはワイドショーや報ステみたいな歪曲する番組しか見せられていないなら理解できますが。竹中氏がメディアが印象操作していると言っているそばから印象操作をしようとしているのは思わず苦笑してしまいました。

この後も北川氏はこういった論調で、聴くに値しませんし、進行役も聞き流すだけです。

 

最後に付け加えると、動画の残り2分くらいのところで、竹中氏が興味深いことを言っています。

それは、文科省側では牧野美穂課長補佐が勝手に作った(しかも、自分が出席していない会議のメモまで作っていた)のに対し、内閣府側ではそれに反証するミニッツ(minute/議事録)がないということについての、

 

自分が内閣府にいたときは、メモは作らせなかった。
理由は簡単です。各省庁から規制(規制改革?)に反対するのが一杯来ているから、メモを作ると筒抜けになる。ある程度隠さないとできない。

悲しいけれど、これが霞ヶ関(官庁=官僚)の現実なんですね。

 

という発言です。

今回も、文科省から内閣府に出向している人間が、山本地方創生相の言葉を借りると、出向元に“ご注進”のメールを送っていたということが判明しました。

内閣府への出向者は、各省に規制改革に前向きな職員を出してくれといって推薦させていると何かの記事で読みましたが、実際は内閣府においては、政府側の人間にとっては出向者は油断できない存在なのでしょうね。かつて田中眞紀子氏が外務省を“伏魔殿”と呼びましたが、内閣府も伏魔殿そのものなのかも知れません。

 

 

 

 


 

2017/07/07

【加計学園問題】閉会中審査(7月10日) (1)概要

7月10日の閉会中審査に関し、報道各社のwebニュースなどで概要が分かってきたので、覚書として記事にしておきます。(タイトルの日付を間違えていたので訂正しました。なお、この記事は今後も加筆修正の可能性があります。)

 

衆院は午前9時から4時間、参院は午後2時から3時間、NHK総合で中継があります。

以下はNHK番組表よりコピペ。

 

[総合] 2017年7月10日(月) 午前8:55~午前11:54(179分)
ニュース「衆議院・閉会中審査「加計学園」問題質疑」

  • 獣医学部新設めぐり松野文部科学相・山本地方創生相ら閣僚出席
  • ▽参考人に文部科学省前事務次官・前川氏と国家戦略特区ワーキンググループ委員・原氏
  • ▽質疑のポイント解説

[総合] 2017年7月10日(月) 午後1:55~午後5:05(190分)
ニュース「参議院・閉会中審査「加計学園」問題質疑」

  • ▽獣医学部新設めぐり松野文部科学相・山本地方創生相ら閣僚出席
  • ▽参考人に文部科学省前事務次官・前川氏と前愛媛県知事・加戸氏
  • ▽質疑の焦点・ポイントを担当記者が解説

 

これ以外に、衆院、参院ともインターネット中継があるはずです。(既にニコ生=ニコニコ生放送=も中継が予定されていますが、こちらはアカウントを持っていてログインしないと視聴できないと思います。アカウントは無料ですが、視聴者数が多いと有料会員が優先で無料会員は追い出されることがあります。)

 

 

衆院は参考人として前川前事務次官と原英史国家戦略特区ワーキンググループ委員、参院は前川氏と加戸守行前愛媛県知事の招致を決定したとのこと。

また、国家戦略特区を所管する山本幸三地方創生担当相や松野博一文科相が出席。菅義偉官房長官も出席の見通しだそうです。

【質問者】

衆院

  • 09:00-09:40 福島 伸享(民進党・無所属クラブ)
  • 09:40-10:15 緒方 林太郎(民進党・無所属クラブ)
  • 10:15-10:45 宮本 岳志(日本共産党)
  • 10:45-11:15 平井 たくや(自由民主党・無所属の会)
  • 11:15-11:45 吉田 宣弘(公明党)
  • 11:45-12:25 大串 博志(民進党・無所属クラブ)
  • 12:25-12:40 吉川 元(社会民主党・市民連合)
  • 12:40-13:00 丸山 穂高(日本維新の会)

参院 

  • 14:00-14:25 蓮舫(民進党・新緑風会)  
  • 14:25-15:00 桜井 充(民進党・新緑風会)  
  • 15:00-15:15 田村 智子(日本共産党)  
  • 15:15-15:56 青山 繁晴(自由民主党・こころ)  
  • 15:56-16:20 里見 隆治(公明党)  
  • 16:20-16:35 清水 貴之(日本維新の会)  
  • 16:35-16:50 森 ゆう子(希望の会(自由・社民)
  • 16:50-17:00 松沢 成文(無所属クラブ)

 

加戸前愛媛県知事は元文科相官僚で、長年愛媛への獣医学部誘致に尽力されてきました。過去のブログ記事に貼ったものですが、新聞のインタビュー記事を再度貼って置きます。

 

この審査がどのように展開されるのかは分かりませんが、先日の前事務次官の会見(記者クラブによるインタビュー)でも、一連の“怪”文書に関しては、文書を書いた牧野美穂課長補佐は優秀な人間だから信用できるという前提で、全て憶測で説明していました。

しかも、一連の文書は、一部は名前を入れ替えた複数バージョンがあったり、自分が出席していない会議のメモを作っていたということも既に明らかにされており、このような信憑性の薄れた文書を更に憶測で語っても無意味だと思うのですが。(一連の文書まとめ→『【加計学園問題】公表された文書一覧』)

 

ワーキンググループでのヒアリングは全て課長レベルで終わっている話で、事務次官へ上げられた報告と事実とでは食い違っている可能性が高いのに、何を答えられるのか、甚だ疑問です。

 

 

 


 

2017/07/04

バードフィーダー(9)-100均素材を活用した本格的なバードフィーダーの作り方

以前、100均素材、主にセリアの木箱や板材を使って作る、家型と言うかガゼボ風のバードフィーダーをご紹介したのですが、木箱のS(サイズ)を使ったバードフィーダーは改良点が見つかったので、あらためて作ってみました。

贔屓チームのナイター(野球)がない夜の丁度良い暇つぶしです。

作り方をご紹介するのに際し、以前の記事『バードフィーダー(4)-100均素材を活用して本格的なバードフィーダーを作ってみた-簡単バードフィーダーの作り方』から一部の画像を移動して、小型のバードフィーダーの作り方をこの記事にまとめておくことにします。

左記記事も参考になると思いますので、是非、併せてお読み下さい。

 

 

 

 

セリアの木箱Sを使った小型のガゼボ風バードフィーダー

まずは全体像を。左側が以前作ったもの、右側が改良したものです。

 

Bird_feeder30_01
(画像-1)

 

右側はまだ塗装していません。

大きな改良点は「柱」の板材を木箱の外側に付けたこと。

これにより箱の内側が狭くならずに済んだのと、屋根を支える「梁」のような棒(18×18mm/画像-2の⑤の部分)が長くなるので、屋根と接する面が大きくなります。

 

左側のバードフィーダーは、ひと冬使ってみたところ、屋根がぐらついてきました。

画像では映っていませんが、屋根の上にヒートンを付けて、木の枝にS字フックで下げて使っていたので屋根と梁との接着面に負荷が掛かるのです。

下は先の記事より転載した、大きめの木箱を使ったバードフィーダーの作成途中の画像ですが、これを見ればだいたい構造は分かるかと思います。今回は①と④の柱を箱の内側ではなく外側に付けました。

 

Bird_feeder06
(画像-2)

 

バードフィーダーの作り方 (1) 各部サイズ&材料

【各部サイズ】

Bird_feeder30_02
(画像-3)

数字の単位はcmです。

後述しますが、柱は20cmよりもう少し長くした方が塗装がしやすいです。

 

【材料-木製素材】

chick マークのものが100均素材)

  • 後ろの側面の板: 45×7×0.9cm (chick セリア)…108円(①)
  • 屋根の板: 45×15×0.9cm (chick セリア)…108円(②、③)
  • 手前の側面の板: 45×4×0.7cm (chick セリア)…108円(④)
  • 梁の板: 91×18×18cm (ホームセンター)…350円位(⑤)
  • 木製トレイ: 14.8×19.8×3.5cm(chick セリア)…108円(⑦)

 

【材料-釘類、その他】 

Bird_feeder30_03_nail
(画像-4)

 

左上から時計回りに、

  • ヒートン ・・・ 吊り下げるために屋根に付ける
  • スクリュー釘 ・・・ ミカンを挿すため(後述)
  • 釘(19mm)、小鋲(16mm) ・・・ 板材の厚さに合わせて選ぶ

 

【材料-接着剤等】 

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(画像-5)

 

ダイソーで買った木工用パテは隙間を埋めるために使います。まぁ、これはブログ主の工作の精度が悪いからなんですが...coldsweats01 

使い方は、必要な分だけ取りだして、よく練って使います。1分くらいで硬化が始まるので、素早く処理します。1時間も放置しておけば完全に固まり、硬化後はヤスリがけもできます。

エポキシボンドもダイソーのものです。合成ゴム系のボンドでも構いませんが、エポキシを使うとより強固になります。

 

エポキシボンドの使い方&液だれ防止方法

エポキシボンドは2剤をよく混ぜて使います。爪楊枝で混ぜればいいかと思いますが、完全に混ざるようによく練って下さい。

なお、エポキシボンドは保存している内に液漏れをします。

これは蓋が割れてしまうためで、これを防ぐには、初めて使うときは混ぜたボンドの余りで、蓋の上の窪んだところを埋め、更に側面のギザギザしたところにも全体に塗っておきます。

ギザギザしたところを埋めてしまうと滑り止めが無くなって開けにくくなるわけですが、エポキシボンドは混ぜないと固まらないので、蓋とチューブが固まってしまうことはなく、それほど不便さは感じません。

 

【道具-ノコギリ、塗料】 

バードフィーダー(4)-100均素材を活用して本格的なバードフィーダーを作ってみた-簡単バードフィーダーの作り方』をお読み下さい。

 

バードフィーダーの作り方 (2) 手順

  1. 木材をカットします。サイズは画像-3を参考に、好みで加減して下さい。
     
  2. 木製トレイにボンド(これは合成ゴム系のボンドでもいいかと思います。)で柱(①、④)と梁(⑤)を接着し、硬化するまでマスキングテープで固定しておきます。
     
  3. ボンドが硬化したら、接続面に補強のための釘を打ちます。
     
  4. 屋根をボンドで貼り(②、③の順)、硬化するまでマスキングテープで留めます。硬化したら釘を打ちます。
     
  5. 塗装。(耐水性のある水性ペンキが良い。手にペンキが付くので、100均で売っているフィットする手袋して作業した方がいい。) ※→【注意点】参照
     
  6. ヒートン、スクリュー釘を付ける。(スクリュー釘については後述)

【注意点】 組み立てた後だと内側が塗装しにくくなります。今回、実は屋根の長さは端材をそのまま使ったので15cm/16cmよりも5mmくらい長く、且つ、柱を外側にしたので、旧タイプと同じ20cmでは箱の底板の厚差分柱が低くなるのでかなり塗りづらくなっていました。従って20.5mm~21cmくらいの方がいいかと思います。

 

ミカンが落ちない工夫

このバードフィーダーはミカンを置いて使うことを前提にしているので、ミカンが落ちない工夫をしました。スクリュー釘と書きましたが、別に普通の長い釘でもいいかと思います。

下は以前作ったバードフィーダーの画像です。

 

Bird_feeder30_05_screwnail

 

詳しくは『バードフィーダー(5)-ミカンが落ちないようにバードフィーダーを改良してみた』をお読み下さい。

 

古いバードフィーダーのメンテナンス

ひと冬使ったら屋根が取れそうになったというのは、そもそも精度が悪くて、梁と屋根がきちんと接着できていなかったからなのですが、最初に打った釘(小鋲:16mm)を抜いて一旦屋根を外し、エポキシボンドを塗って屋根を再び付け、硬化を待ってから19mmの釘を打ち直しました。

更に内側の隙間にエポキシボンドをたっぷり垂らして埋めました。

 

Bird_feeder30_06_maintenance

 

更に屋根の上側をペンキで塗り直しました。元々はウッドデッキ等に使用する塗料を塗っていたのですが、耐水性はペンキの方が強いので。

 

 

 


 

2017/07/01

【加計学園問題】全国大学獣医学関係代表者協議会らの獣医学部新設反対声明

6月30日に研究者(全国大学獣医学関係代表者協議会ら)が記者会見を行い、獣医学部の新設に対し声明を発表しました。

これはどういうことかというと、

既得権益を守る側の“役者”として、新たに、“獣医学部を既に持つ大学”が名乗りを上げた

のです。

 

この件について、ブログ主の購読する読売、日経二紙は扱いがなかったので、webのNHKニュースを引用します。(NHKニュースは掲載期間が短いのでご注意下さい。)

 

 

 

 

全国大学獣医学関係代表者協議会の反論

 

「全国で獣医学部」発言に研究者らが反対の声明 (NHKニュース/6月30日 18時41分)

【一部引用】学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍総理大臣が全国での獣医学部の新設を認める方向で検討を進める考えを示したことに対し、獣医学系大学の研究者らが記者会見を開き、「根拠を欠く規制緩和で、深刻な教育の質の低下が危惧される」と反対する声明を出しました。 声明を出したのは、獣医学部のある16の大学で作る協議会と、獣医学の専門家で作る日本獣医学会です。(後略)

 

Kake38_20170630_01

 

全国大学獣医学関係代表者協議会のHPで『獣医学部新設問題に関する安倍晋三内閣総理大臣の発言について』(PDF)というタイトルで、全国大学獣医学関係代表者協議会・会長 稲葉 睦氏、(公社)日本獣医学会・理事長 中山 裕之の連名で声明を公開しています。

以下、声明全文。

 

獣医学部新設問題に関する安倍晋三内閣総理大臣の発言について

全国大学獣医学関係代表者協議会・会長 稲葉 睦
(公社)日本獣医学会・理事長 中山 裕之

 6月24日、安倍晋三内閣総理大臣は「国家戦略特区によって1校に限らず速やかに獣医 学部新設の全国展開を目指したい」旨の方針を公言されました。獣医師養成教育の現状と本 質的問題を理解せぬまま発せられたものであり、日本の獣医学教育の根幹を、ひいては広く 大学教育・研究を崩壊に導きかねない、正に驚愕すべき発言です。「(新設認可を)1校だけ に絞ったことで生じた批判だ」などというレベルの問題ではありません。国家戦略特区を利 用した学部新設が、獣医学教育改善の取り組みの現状と獣医師の需要動向に関する適正な検 討なしに、根拠を欠く規制緩和の題目のもとで妥当性を欠いたまま進められたことが問題で あると考えます。その結果として、国民生活を支える獣医師の養成教育の深刻な質低下が生 じる可能性が危惧されます。

 去る6月8日、私たち獣医系大学の代表者協議会と日本獣医学会は、国家戦略特区におけ る獣医学部新設を巡る昨今の政府対応に関連して、広く国民の理解を得るべく、日本の獣医 学教育改善の過去と現状、そして未来に向けた方策について説明し理解を求める声明を公表 いたしました(添付:なお、全国大学獣医学関係代表者協議会、日本獣医学会の各ホームペ ージをご覧ください)。獣医学の教育・研究に携わり、その立場から国民生活と国際社会にお ける人・動物・環境の健康・健全を担う私たちの考えはその声明に示したとおりであり、揺 らぐことはありません。我が国の獣医学教育は、国際水準化を目指し、大きな変容を遂げつ つあります。世界の獣医学界もそれを注視しています。このような現況についての理解無し に獣医学部新設やその全国展開を語るのは行政の責任者として適切な言動とは言えません。

 規制改革は妥当性があって効果を発揮するはずです。獣医学部新設の件では、取り組むべ き課題の検証とその解決に向けた方策の妥当性の検討が明らかに不充分ではないでしょうか。 行政の最高責任者である内閣総理大臣、ならびに本件に関わる行政関係者には、この問題の 本質を十分に理解した上で適切な判断を下されることを希求いたします。そのために、私た ちは我が国の獣医師と獣医学教育の現況について、十分な根拠をあげ、最大限の力を尽くし 誠意をもって説明いたします。また、必要であれば、関係各位と公開の協議の場をもつこと もやぶさかではありません。ご関係各位のご賢察を改めてお願いいたします。

 

論拠の乏しい反論の羅列ですね。

  • >根拠を欠く規制緩和の題目のもとで妥当性を欠いたまま進められた
  • >獣医師の養成教育の深刻な質低下が生 じる可能性が危惧されます。
  • >我が国の獣医学教育は、国際水準化を目指し、大きな変容を遂げつ つあります。...このような現況についての理解無しに...
  • >取り組むべ き課題の検証とその解決に向けた方策の妥当性の検討が明らかに不充分

根拠を欠く規制緩和と言っていますが、文科省が52年間獣医学部の新設を抑制してきたことの根拠を示せない以上、それを前提としても、全く説得力がありません。

また、国際水準化を目指すことと学部の新設に反対することに、どういった関係があるのでしょうか?

なんの説明もなく、「妥当性を欠いた」とか「危惧されます」とか言われても、何を根拠に?と言われるだけです。

 

既存獣医学部の権益を守る文科省

これを読んで思い出したのが、2015(平成27年)2月3日のWGヒアリング議事録です。

この時点では今治市ではなく、新潟市の提案を元に、文科省を農林水産省をヒアリングしていますが、たとえば、P.5~6あたり。文科省は、競争に晒される既存獣医学部を守る発言をしています。

少し長いのですが、引用します。

 


【引用開始】

○牛尾課長 (前略)もともとつくりとして獣医学国家試験の受験資格を与えるに必要な教育を行う学部として獣医学部がつくられているという原則は、今の現行制度では厳然としてございますので、そこも我々としては無視できないと思っております。
それから、もちろん国家試験で質を確保すべきというのは、最終的にはそこはおっしゃるとおりだと思いますけれども、であるがゆえに、一方で獣医学部についてかなり広範につくられた場合について、やはり獣医学部に入られる以上は獣医師国家試験合格を目指されるというのが自然でございますので、そういった場合に、懸念材料としては試験対策というものにどんどん比重が傾いてしまうのではないかということは、いろいろ他分野の状況などを見ておっても若干懸念をしておるということで、こういうふうに書かせていただいております。そこはいろいろ御評価があるとは思います。

○八田座長 今は試験対策をしなくてもみんな通るけれども、数がふえると試験対策をするようになるだろうということですか。

○牛尾課長 よりそういう傾向が強くなってしまうのではないかと。

○八田座長 よくわからないのですが。

○牛尾課長 つまり、もちろん非常にたくさんできた獣医学部におきまして、現行の獣医学部と同様の水準の教育研究活動がきちんと担保できるということが確実であるということが言えれば、そこはあれですが。

○八田座長 現在、質が悪いところも数が少ないために何とかやっているのだけれども、数がふえたらばだめな獣医学部は潰れていく、そういうところは受験勉強に徹していく、そういうことなのではないですか。要するに、新しく入ってくると競争が生まれるということでしょう。だから全体の質が上がるということではないですか。

○牛尾課長 そういう考え方も理解はしておりますけれども、ただ、競争が行き過ぎた場合について言うと、質の悪いのが淘汰されるというのは当然そのように、今はしていないですけれども。

○八田座長 今の質の悪いのは淘汰されるでしょうというのですね。

○牛尾課長 ただ、今の試験の合格実績などを見る限り、特に何か非常に問題のある獣医学部があるというふうには認識しておりません。

○八田座長 それは新しくふやしたって、試験だけで判断すればいいではないですか。

【引用終わり】


 

6月25日付読売新聞記事『「獣医学部 全国に」波紋』という記事で、“全国で45%近くの私立大学が定員割れする中、獣医科大学全体の応募倍率が約15倍という現状”という菅官房長官の会見での発言を引用していますが、既存の獣医学部は受験生の分け前を減らされたくないのかも知れません。

これだけの倍率なら、枠が増えても十分、学生の質は保てると思えるし、獣医学部自体が少なく、且つ東に偏重している現状で、教育の機会均等を考えても、あるいは、今まで近隣に大学がないという理由で受験を断念していたかも知れない西日本の学生にとって喜ばしいことだと思うのですが。

今治市は受験に際して、“四国枠”や“一定期間愛媛に公務員として留まることを前提とした返済不要の奨学金”も計画しています。

(ここで出てきた議論ではありませんが、獣医師会が言っている)十分な教育者を確保できるか?という議論に関しては、ブログ主は意見する情報を持ちませんが、一つの例を挙げておきます。5月29日付日本経済新聞の『戦略特区に罪はない』(上級論説委員 大林尚)にという記事に、やはり特区で新設された成田の国際医療福祉大学です。

医学部が増えると医療現場から教員が引き抜かれて医師不足を引き起こす、という医療団体の言い分に対し、外国人教員を30人程採用したそうです。

実際に岡山理科大学がどのように講師を揃えるのかは分かりませんが、これは現場が工夫することで、外部が、「できない」と決めつける類いのことではないと思います。

 

2014年から問題を棚上げしていた文科省

このヒアリングは新潟市の提案に関して5回に渡って行われたものの最後のヒアリングです。

13ページほどなので全て読んで頂きたいのは、八田議長が“すぐにでも(国家戦略特区で獣医学部の新設を決めてしまおう”と思わせたヒアリングでからです。(→ブログ記事『【獣医学部新設問題】新潟市の提案に関する国家戦略特区ワーキンググループヒアリング』)

 

文科省はこの頃から「検討します(検討しています)」と言うのみで、それが今治市や京都府の提案(2015~2016年)でも、一向に明確な論拠を示さないので、WG委員が業を煮やすのも当然だと思います。

 

今回の会見は、ほぼ、獣医師会の意向を受けてのものだと思いますが、「せめて一校のみ」(銃医師会会長短針)~「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」との条件について、「国に要請したことは全くない」と否定(6月22日獣医師会会見)~今回の会見と、その場に応じてコロコロと意見を変えるのは見苦しいこと甚だしいのではないでしょうか。

 

 

 


 

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