【ドールハウス工作】 No.350 中秋の名月のミニチュア、ススキのミニチュア
また、季節外れなものを... と、お思いでしょうが、これは和菓子のミニチュアを作っていたときに作ったものです。
飾り方を考えていたのですが、畳のミニチュア(No.337)を作ったことで、半畳の畳が台として丁度良いのに気づき、余っている材料で作った畳に飾ってみたものです。
こんなの↓。
畳は7.4cm四方くらいです。(土台に使ったバルサは7.3cm四方にカットしました。)
三方に載った月見団子、野菜やミカンのお供え、衣被ぎ(きぬかつぎ)、ススキです。
衣被ぎとは里芋の子を皮のままゆでたもので、そのままシンプルに塩などをつけて食べるだけです。
地方によっては、衣被ぎは団子の代わりに供えるそうですが、ブログ主の家では団子も一緒に供えていました。
ブログ主が子供の頃は、よく祖母が中秋の名月にはこういったお供えを作ってくれ、卓袱台の上に飾っていました。そして、月から見えるように窓を少し開けていたような記憶があります。
本当はゆで栗なんかも飾っていたのですが、作れなかったので省略。 逆に、野菜などは供えませんでした。
ミカンは、今ではこの時期でも黄色いミカンがあると思いますが、記憶に残る十五夜のミカンはこのような青いものでした。
以下、作り方をご説明します。
と言っても、ほとんど樹脂粘土(ダイソー樹脂粘土)で作り、見たまんまなのすが...
お盆はNo.314で作り方をご紹介しました。
野菜やミカンは、薄い緑色に混色した粘土で形を作ってアクリル絵具で着色したものです。
衣被ぎは、半分だけ皮をむいたものを作りました。(ブログ主の祖母は、単に先を切り落としてただけだったと思います。)
これはダイソー樹脂粘土の白に少量の茶を混ぜて、うっすらとグレーに混色したものを丸くまとめ、下半分はアクリル絵具で塗りました。
こういった作業は針に挿してすると、やりやすいと思います。
最後に、麻紐をごく短くカットしたものをボンドでつけています。
ススキのミニチュアの作り方
ススキの穂は人形の髪の毛です。以前、トルソー(No.254)を作ったときにダイソーで買ったリカちゃん人形のような着せ替え人形のものです。
紙巻きワイヤー(フローラルテープ巻きワイヤー/ダイソーで手に入ります。)の先端にボンドをつけ、髪を付けて、バランスを見てはさみでカットし、長さを調節します。
葉は和紙を使いました。これもダイソーで購入したもの。
花器(花瓶)はウッドビーズで、以前ご紹介したフライングタイガーで見つけたものです。(リンク先に画像があります。)
中秋の名月のミニチュア (2)
その後、小物を追加してあらためて十五夜のミニチュアを作りました。
詳しくはこちらの記事(『No.357 中秋の名月のミニチュア(2)』)をお読み下さい。
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