【加計学園問題】NHKクローズアップ現代+で新文書として紹介されたのはまた課長補佐の創作物だった
2017年6月19日(月) のNHKクローズアップ現代+で、新たな文書が見つかったとの放送されていました。 『波紋広がる“特区選定” ~独占入手 加計学園“新文書”~ 』(出演者:武田真一・鎌倉千秋)というタイトルで映し出されたのは下の文書。
『10/21 萩生田副長官ご発言概要』というタイトルが付いています。
しかし、本日(2017/06/20)の読売新聞夕刊に、この文書は文科省専門教育課の共有フォルダから見つかったことと、作成したのは同課の課長補佐と書かれていました。(Yahooニュースでも要約された記事を読むことができます。)
また、あの牧野美穂課長補佐の創作物ではありませんか...('A`)
産経新聞のWEB記事によると、この新たな文書について萩生田官房副長官が書面で不快感を表明したそうで、その全文が『加計学園問題 萩生田光一官房副長官「不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことに強い憤り」 』(6/20(火) 14:24配/リンク先はYahooニュース)に掲載されていますが、 その中では既に文科省から謝罪があった旨、書かれています。
1.今回の文書については、文科省の一担当者が内閣府など関係省庁や省内の様々な人から聞いた伝聞など不確かな情報を混在させて作った個人メモであり、直属の上司である高等教育局長のチェックを受けていないなど、著しく正確性を欠いたものであるとの説明とお詫びが文部科学省から私に対してありました。このような不正確なものが作成され、加えて、意図的に外部に流されたことについて非常に理解に苦しむとともに、強い憤りを感じております。
(中略)
6.いったい誰が何のために作った文章なのか? 本当に必要な内容ならば、なぜ文科省内で大臣や副大臣に伝える作業がなかったのか? まったく心当たりのない発言を、私の発言とする文書やメールが、文科省の職員により作成されている意図は分かりませんが、仮に、私の承知していないところで、私の名前が、難しい政策課題について、省内の調整を進めるために使われているとすれば、極めて遺憾です。
そもそも、今まで出てきた“怪”文書もこの課長補佐が作成したことは文科省も発表済みであり、この新文書を入手して番組を作ったNHKは今回も同一人物であると分かっていたと思われるのに、なぜ、まだ文科省発の文書を恣意的に取り上げるのでしょうか?
こんな文書、作った者勝ち、放送した者勝ちではありませんか。
以前のブログ記事、【加計学園問題】2017/06/17 ユアタイム/動画『「加計問題」高橋洋一氏に聞きました』、あるいは『【加計学園問題】5分で分かる“真実の”加計学園を巡る経緯』でも明らかになっているとおり、2016年9月の2回目のワーキンググループヒアリングまで、文科省は、WG委員から、2005年日本シリーズの阪神のようにコテンパンにやられているわけで、その後の日付が付いた文書がでてきても、言い訳のための創作物としか思えないのですが。
【2017/07/23追記】
ブログ主はこの番組を観ていないのですが、その後、この番組が通常の放送時間を延長して放送されたこと、番組の中で政治部記者と社会部記者がバトル(?)をしていたとネットで話題になっているのを知りました。
その後、このようなツィートを発見しました。
« 【ブログの楽しみ方】箇条書きのリストマーカーを一時的に変更する/順序リストの番号を途中から始める【ココログ】 | トップページ | 【政治】国会ペーパーレス化議論 進まぬ意外なわけは? »
« 【ブログの楽しみ方】箇条書きのリストマーカーを一時的に変更する/順序リストの番号を途中から始める【ココログ】 | トップページ | 【政治】国会ペーパーレス化議論 進まぬ意外なわけは? »
コメント