【ドールハウス工作】 No.336 田舎のパン屋 (4)最終回【Miniature Bakery in the Country】
今回は小型のほうのドールハウス(ヴィネット)の最終回です。プレゼント用に作成したもので、手持ちのミニチュアも利用したので比較的短時間でできあがりました。。
まずは全体像。
こんな感じ↓です。
上から見たところ。(画像をクリックするとオリジナルサイズの画像がポップアップします。)
焼いたパンは以前作った作品からの使い回しです。
焼き上がったパンはしばらく冷ましたり湯気を抜いたりするのかな?と思って、すのこに載せました。(実はパンの作り方はよく分かっていないのです。 )
竈の部分。
竈には近所の公園で拾って置いた枝で作った薪をくべました。(数年前の台風の後、公園にたくさん落ちていたのを拾って洗い、保存していたものです。)
パドルボードは前回ご覧に入れた状態から塗料を重ねたりサンドペーパーをかけたりして使い込んだ雰囲気を出しました。
こちらはお店の看板。
フラクトゥールで書いたので読みづらいのですが、PAPAGENO(パパゲーノ)と書いてあり、近所のパン屋と同じ名前です。
実は文字以外のシンボルマークは実際のものをそのまま使わせて貰いました。
袋のロゴをPCに取り込んで加工し、プリントしてスチレンボードに貼ったもので、防水スプレーを掛けた後、少し塗料を重ね、最後にUVカットスプレーも掛けました。
パパゲーノと言えば、モーツァルトのオペラ『魔笛』(原題:Die Zauberflöte)のキャラクターの一人で、ブログ主が大好きなキャラクターです。それで、マークを使わせて戴きました。
ロゴをスキャンして改めてみたときに気づいたのですが、よく見るとマークにもト音記号が使われていますね。
上の画像はWikimediaから表示したものですが、オーストリアのザルツブルクにあるパパゲーノの像。小さな広場に立っていたのを覚えています。Wikipediaで画像を見つけたときに知ったのですが、広場の名前もパパゲーノ広場(Papagenoplatz)だそうです。
鳥撃ちという設定ですが、オペラに登場するパパゲーノは、いつもこのような、自身がオウムのような衣装を身につけています。(うろ覚えですが、イタリア語でオウムのことをパパゲーと呼ぶんだっけかな。)
ところで、このドールハウスは、押しつけがましいかとは思ったのですが、マークを使わせて貰ったパン屋にプレゼントしてしまいました。
パン屋と書きましたが、そこは障害のある方達の施設で、ここで作業をしたり、リクリエーションを行ったりする場所らしく、その1Fでこの施設で作ったパンを販売しているのです。
パンも皆さんが焼いているのだと思うのですが、値段も手頃で美味しいのです。(ブログ主はコーヒーあんパンとグラハムブレッドがお気に入り。 )
ショップではパンだけでなく、パンをモチーフに粘土で作ったアクセサリーやマグネットなども売られていて、実は、このマグネットを見て、(実際に買いましたが、) 野菜のミニチュアの余りでマグネットを作ることを思いついたのです。
名前やロゴを借りたことやそういったことも含めて、ドールハウスはお礼のつもりです。
その際、壁に飾れるように後ろに三角ビラカンもつけ、更に置いて飾るときのための台も作りました。
こんなの↓。
これは、セリアの合板の余りと12mm角ヒノキ棒で作ったものですが、家にあった金属製のタグ(って言うのかな?)を付けました。
これ、本当は、布小物なんかにアクセントとして付けるタグで、ネットで見つけたときに、“handmade”(手作り)と書いてあるのが気に入って買っておいたものです。
まだご紹介していない小物は、もう一つのドールハウスをご紹介する中で追々ご紹介していきます。
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