【ドールハウス工作】 No.331 八百屋の秤のミニチュア(miniature grocery store scale)
今回は八百屋のミニチュアの説明に戻りますが、野菜ではなく、秤のミニチュアです。
こんなの↓。
日本の八百屋の秤とはちょっと違いますね。
と言うか、これは買い物客が使うための秤でしょう。日常的な野菜や果物はキロいくらの価格表示で、欲しい量だけ買えます。
ドイツでは、もっと機械化された秤で、予め単価がセットされたボタン、例えばトマトのボタンを押すと、バーコードの付いた価格表がプリントされて出てくるので、自分で貼ってレジに持って行きます。
合理化されていると言うか、客が自分で何でもやらないといけないと言うか...。 レジでも値段を読み込んで、商品はベルトコンベアに載せるだけ。最後は坂道になっていて、ちょっと広い台(要するにサッカー台=袋〔sack〕詰めをする台)が最終地点です。そこでバラバラになった商品を客が拾い集めて持参した袋に入れるのです。次の客の商品との境には確か棒みたいのを置いて仕切りにしてました。
レジのおばちゃんは椅子に座っていて、(まあそれはいいのですが、)可動範囲が狭いので、客はおばちゃんが取りやすい位置に籠を置いてあげなくてはなりまえん。バーコードをピッとやるだけで、もちろん別の籠に詰め直すなんてことはやりません。
ドイツでは、日本の「お客様は神様です」に似た「お客様は王様です」という表現があるのですが、これはドイツ人自身がよく突っこむネタになっています。
閑話休題。
ミニチュアに話を戻すと、以前、上皿秤?みたいのはNo.223でローラの家(カネゴンの家)のキッチンスケールとして作ったので、別のタイプの秤を作りたいと思って、ネットで検索して見ました。
すると、こういう形(↓)の秤がたくさん検索されたので、このタイプの秤を作ってみることに。(画像の検索結果をスクリーンショットに撮ったものです。)
文字盤というか目盛りの部分は、スチレンペーパーや紙で作ったのですが、野菜や果物を載せる皿の部分はどうしようかと家の中を探すこと小一時間...
見つけたのは、使い捨てのパレットでした。
ペラペラのプラスチックでできていて、絵具を載せる皿(凹み)がいくつかあるものです。これはダイソーでも売っていますし、一般にも100円ちょっとくらいで同じくらいの枚数が入ったものが買えます。
丸い皿を切り取り、プラモデル用の塗料で銀色に塗り、ワイヤーで下げました。
これ以外に、アクセサリーパーツ(9ピンとかヒートン)も使っています。
次回はこれまでに説明していない野菜の作り方をご紹介します。
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