【自作宅配ボックス】なんちゃって宅配ボックスを設置してみた/日本郵便への届け出の必要性について
近年の通販消費の拡大で、宅配荷物が業者の処理能力を上回っているようです。
主な原因は、荷物の数の増大ももちろんですが、配達時間帯の集中や不在持ち帰りによる負担が大きいとか。
特にヤマト運輸ではAmazonの荷物が約2割を占めているそうですが、最近は、身近で買えるにもかかわらず、重たい水や米、嵩張る紙おむつなど、サービスの割に送料がタダみたいなものなので、通販を利用する人が急造しているという話です。
下の画像は拾いものなのですが、まあ、これを見て分かるのは、通販の便利さは、日本の場合、ロジスティクス分野の発達、あるいは宅配業者の過剰なサービスの賜物なのですよね。アメリカのように、不在なら庭先に放り投げていく、などということもないし。
(画像が大きくて全て表示されない場合は、画像の上で右クリックして表示されるメニューから別タブで開いて下さい。)
ブログ主は、それほど通販を利用する方ではないので、受け取れるよう調整して注文しています。また、クロネコメンバーズ(※)にも登録しているので、ヤマト運輸に限定されますが、歳暮や株主優待品のような不意に送られてくるものも事前にメールで発送の通知が来るし、なるべく待機して1回で受け取っていることの方が多いのですが、それでも配達予定時刻の数時間は拘束されるので、マンションのような宅配ボックスがあれば便利だろうな、と思っていました。
※ヤマト運輸のネットサービスで、登録しておくと、荷物を引き受けたときにメールで通知される他、ネットで配達日時の変更も可能で、ネコポスのような郵便受けに投函される荷物も、投函後にメールが来るので、何度も郵便受けを覗く必要がありません。
また、ブログ主は利用していませんが、「マイカレンダー」という機能もあって、受け取れる曜日や時間帯を登録していて、配達時間をその時間帯に自動的に変更してくれるサービスも利用できます。
(まぁ、こんなふうに便利な仕組みを作って不在防止などに努めているので、もう限界を超えているのでしょう。)
宅配ボックスは市販されていて、受領印を押せる高機能のものから、折りたたみ式でワイヤーなどでドアノブや格子などに結びつけておくだけの安価(5,000円程度)で簡易なものから色々ありますが、見た目や価格など、あまり好みに合うものが見つかりません。
そこで色々調べてみたら、結構市販品を利用して自作している例が見つかったので、ブログ主も作ってみることにしました。
自作品で多いのが、
“木製のガーデン収納庫や樹脂製の小物入れ(ガーデンストッカーのような商品名)にワイヤーを付けたり重たいレンガなどを入れておき、中に印鑑と南京錠を入れておく”
という方法です。
勝手に判を押して貰って、荷物を入れた後、南京錠を掛けて貰うようです。(開錠する鍵は当然家の中)
ブログ主が参考にしたのは、下の商品の仕様説明のページです。
(↑の商品は売り切れのようで、商品画像が表示されなくなりました。商品ページ自体は生きているようで、仕様説明は閲覧することができます。)
ベンチタイプのストッカーはあまり収納スペースが大きくないのと、開閉することを考えると、上に物を載せることができないので、物置のような収納庫を選びました。
こんなの↓。
【類似商品】
上は商品の画像を使って加工しましたが、自宅に置いたのは左の画像です。
割と安い製品で品質はそれほど良くなく、特に塗りが1度塗りくらいだったので、組み立ててから腐敗を防止する保護塗料を塗りました。(以下の画像は塗料を上塗りする前。)
これに、南京錠を掛けられるよう、掛け金を付けました。
中には荷物を置くスペースを残して、それ以外のスペースに庭で使うような道具を入れているだけなので、普段は施錠せず、南京錠とシャチハタは物置の中に放り込んであります。(あ、ATOKが教えてくれましたが、社名はシ“ャ”チハタじゃなくて、シ“ヤ”チハタなんですね。キヤノンと同じ理由でしょうね。)
物置の上には、こんな立て看板。
我ながら完璧! と、自画自賛。
まだ実際に使って(使われて)いませんが、次に宅配便を受け取るときに説明しておこうと思っています。
ところで、日本郵便の場合、届け出をしないと宅配ボックスに入れてくれないという話を聞いたので、メールで問い合わせしてみたところ、下記のような回答が来ました。(一部抜粋)
この度、お問い合わせいただきました、宅配ボックスへの 配達につきましては、お客様より事前に、配達担当局窓口にて 『指定場所配達に関する依頼書』をお届出いただくか、 もしくはご利用条件を満たしている宅配ボックスである場合は、 依頼書のご提出がなくとも、ご不在時には宅配ボックスへの 配達を行っております。
※なまもの、クール《冷蔵、冷凍》等、宅配ボックスへのお届けができない郵便物等もございます。
なお、お住まいの設置の宅配ボックスが ご利用条件を満たしているか等につきましては、大変お手数とは存じますが、 お住まい地域の配達を担当する○×郵便局(代表電話番号:■■■■■■)】へ、 直接、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
“利用条件を満たしている”宅配ボックスとは、多分本格的な(宅配ボックスごと、あるいは壊されて盗難されないような)ものなのでしょう。また、地域の担当郵便局毎の判断というのは、周囲の環境によるのでしょう。
とりあえず、 『指定場所配達に関する依頼書』は出さずに様子を見てみることにします。
【追記】その後、在宅時にJPからの宅配物を受け取ったときに見てもらったところ、次回、不在の時には使ってくれるとのことでした。
また、南京錠の鍵を探し回らなくて済むよう、端材(かまぼこ板等)でキーフックも用意しました。(リンク先は該当記事)
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