【ドールハウス工作】 No.325 野菜のミニチュア:カボチャとズッキーニの作り方
今回はカボチャとズッキーニのミニチュアです。ズッキーニはカボチャの仲間なので一緒にご紹介します。
まずはカボチャのミニチュア。栗カボチャを作ってみました。
こんなの↓。
カボチャは以前の記事『【ドールハウス工作】 No.205 カボチャのミニチュアを100均フレーム飾る』でも作ったのですが、そちらは海外で見かけたカボチャで、ハロウィンのシリーズとして作りました。
ところで、カボチャと言うと、英語でパンプキン(pumpkin)かと思いますが、これは、ハロウィンで見るようなオレンジ色のカボチャなのだそうです。英英辞典でも、“a very large orange fruit (非常に大きなオレンジ色の果実) that grows on the ground, or the inside of this fruit ”と説明されています。
では、それ以外のカボチャは?と言うと、squash(スクォッシュ)と呼ぶそうです。正確には、スクォッシュはカボチャ類の総称なので、個々の野菜を「~ squash」と呼びます。また、単にsquashとして、日本人から見るとカボチャのイメージからは遠い、ズッキーニみたいな味の野菜を指すこともあります。(海外で付け合わせとしてスクォッシュが出たとき、微妙な味の野菜だなあと、思わずメニューで確認したので記憶に残っています。)
野菜としてのカボチャは三種類に分かれ、日本カボチャ、西洋カボチャ(栗カボチャはこれ)、そしてペポカボチャに分けられるそうです。
日本カボチャは、最近あまり見かけませんが、黒くてゴツゴツとした、いわゆるカボチャらしい形のカボチャで、少し水っぽいものです。これに比べて、西洋カボチャ(栗カボチャ)はホクホクと粉っぽいですね。
ズッキーニはペポカボチャに属し、他にも「そうめんカボチャ」と言う、茹でると果肉が素麵のように細くほぐれるカボチャもペポカボチャです。
と言うことで、ペポカボチャのズッキーニ。
以下、作り方です。
【栗カボチャのミニチュアの作り方・粘土の混色】
【粘土の混色】
- 緑+黄+白 ←薄い緑
濃い緑色にしなかったのは、黄色く塗る部分があるからです。
【作り方】
- 粘土を平たい球形にまとめ、中心(ヘタを付ける場所)を爪楊枝で挿して印を付けます。
- 印を付けた場所から放射状に、楊枝を押し当てて何本か筋を付けます。
- ヘタにはブドウ(巨峰などの大型のブドウ)の茎(?←食べ残す部分)を、ボンドを付けて爪楊枝で開けた穴に挿します。(色を塗ったりするのに作業しやすいので、長めにカットしたものを付けます。)
- 着色は、No.320(【粘土や絵の具を混色して緑色を作るときのヒント】)で説明した絵具や黄色の絵具などをパレットに出し、塗ります。
上の画像は検索したカボチャの画像のスクリーンショットです。こんな画像を参照しながら塗ります。
- ニスは適度なツヤが欲しいので、ツヤあり&ツヤ消しニスを混ぜながら塗ります。
- 最後にヘタを短くカットします。
【ズッキーニのミニチュアの作り方・粘土の混色】
【粘土の混色】
- 実: 緑+黄+黄土+(+白) ←濃い緑
ここでは粘土の色をそのまま使いたかったので、最初から濃い色の粘土を作りました。 - ヘタ: 実よりもやや黄色っぽく作りたいので、黄土色と白を加えました。
下の画像は、着色前の状態です。
【作り方】
- 粘土をズッキーニの形にまとめ、ヘタの粘土を丸く平たくして付けます。ヘタの周りを楊枝などで押して筋を付けます。
- 硬化したら、先端(花が付いていた場所)をカットします。
- 黄土色の絵の具を水で溶き、歯ブラシに付けて指で弾いて全体にかけます。(手が汚れるので、使い捨てゴム手袋を付けた方がいいでしょう。)
- 花の付いていた場所(カットした断面)を白っぽい色で塗ります。
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