【ドールハウス工作】 No.319 和菓子のミニチュア:くず餅
前回ご紹介した、ミニチュア和菓子を額に飾ったものの中から、今回はくず餅をご紹介します。
フレームの全体像はこちらです。(クリックすると画像がポップアップします。
くず餅は葛粉から作るもの、小麦粉のデンプンから作るものがありますが、後者は川崎大師の名物で、「久寿餅」という字を当てています。
言い伝えによれば、1830年~40年頃、麦の栽培が盛んだった大師河原村(川崎大師の辺り)で、久兵衛という人が偶然作った食べ物だそうです。(2011/03/08 読売新聞地方版より)
このミニチュアはおせち料理同様、以下の本に載っています。
作り方はシンプルなので説明すると、くず餅自体はモデナをそのまま使用し、黒蜜はデコソース(ダイソーのチョコレートソース)あるいは、下のような製品のチョコソースをそのままかけています。
モデナのややグレーがかった色(硬化前は真っ白ですが、硬化すると透明感を帯びてグレーがかります)がピッタリでした。
本にはなぜか「きな粉」の作り方が書いていなかったので、石粉粘土(ダイソーのもの)に黄土色のアクリル絵具を混ぜて硬化させたものを使ってみました。デコソースが乾く前にヤスリで削ってかけます。
皿の作り方はNo.312を参照して下さい。
ミニチュアの説明はこれで終わりで、下は、最近近所の和菓子屋「和尚」(No.314参照)で見つけた早春の練り切り。
紅白の梅をイメージしたものと桃をモチーフにしたものです。
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