【ドールハウス工作】 No.314 急須と茶碗のミニチュア/大師の和菓子屋「和尚」
今回は工作要素は少ないのですが、100円ショップでとてもよくできたミニチュアを見つけたので、それのご紹介です。
こんなの↓。
急須と湯飲み茶碗2個がセットになっています。
台紙の裏の説明を読むと、材質は亜鉛合金とのことですが、「粉体塗装」とあり、鉄瓶などのようなザラザラした質感を塗装で出しています。
蓋も取れるようになっているんですよ。
サイズも1/12スケールにぴったりです。
お盆のミニチュア
これに合わせて、簡単なお盆を作ってみました。
1mm厚のスチレンボードからΦ26mmくらいの円を切り取り、ハガキくらいの厚さの厚紙(その辺にあったものなのでよく分かりませんが、多分、プリンター用紙に入っている保護用の台紙かなにかかと...)を3mm幅でカットして、円の周囲にボンドで貼ったもの。
曲げわっぱみたいな白木っぽい雰囲気に絵具で塗りました。
季節の練切
お茶とくれば和菓子が欲しくなりますが、こちらはミニチュアではなく本物の和菓子。
季節の練切(ねりきり)です。
正確な銘は忘れてしまったのですが、水仙と梅をモチーフにしたもの。
「練切」とは白餡に求肥または薯蕷(やまのいも)などを繋ぎにして練り上げた「練切餡」。または、練切餡を着色して餡を包んで細工した生菓子です。
葉は羊羹でした。
こういうのはミニチュアではなかなか表現できません。
この菓子は大師(川崎大師)の表参道にある和菓子司「和尚」さんで購入したもの。(リンクは川崎大師地区の公式サイトの「和尚」紹介ページ)
以前は同じ通りの商店街などに他にも数件の和菓子屋さんがあったのですが、一つ減り、二つ減り...とほとんど無くなってしまい、貴重な和菓子屋さんです。
下は、数年前(6年くらい前)にブログ主が撮影したもの。
ショーケースの上段右端にあるのは「開運しるこ」といって、椀に入れ、お湯を注ぐとお汁粉になるというもの。
偶然、ショーケースの下段に葬式饅頭が映っていました。
和菓子好き、というか餡好きのブログ主は子供の頃、このおまんじゅうが大好きでした。(単純に大きいからです。 )
弔事用の饅頭は地方によって様々らしいのですが、この辺りではこの形が一般的です。春日饅頭、しのぶ饅頭とも呼ぶそうです。
春日饅頭という名の由来はよく分かりませんが、表面にシノブグサ(>偲ぶ)を白抜きにした焼き色が付いています。
「和尚」の地図はこちら。(Google mapで開きます。)
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