【我が町】川崎駅前再開発/さいか屋跡はまず低層階の商業施設に
8日(2016/12/08)新聞各紙にさいか屋跡地の利用法について、周辺を含めた大規模再開発に関し勉強会を立ち上げたこと、その席で地権者であるMM投資組合(東京都千代田区)が、工事費の高騰におり、当面は跡地利用に大きな投資をしない方針で、現在行われている解体後は2~3階程度の商業施設と駐車場を建設する計画であることを報じていました。
開業は2018年春以降の見通しとのこと。
勉強会は、その後、あらためて周辺地域と合わせた大規模開発の可能性を探るものだそうです。
市は、屋跡地や日航ホテル、商業施設ラ・チッタデッラの一部など約4.3ヘクタールはパチンコ店や風俗店の新規出店を規制しています。
勉強会では、跡地に隣接する土地でシネコンやライブハウス、フットサル場等を経営するチッタエンタイテイメントも参加し、大規模施設ができるさいか屋跡地と一体になる可能性も検討していくとのこと。
昭和39年当時のさいか屋川崎店
(大きな画像なので、右クリックメニューから別ウィンドウや別タブで表示させた方がいいと思います。)
【さいか屋川崎店の歴史】
明治5年(1872年)、店祖の岡本傳兵衞が横須賀の地に雑賀(さいか)屋呉服店を開店。
岡本の先祖は紀州和歌山「雑賀町」で廻船問屋を営んでいた。
横須賀での体制が整い、昭和31年(1956年)5月3日、さいか屋川崎店が今の場所に誕生。約4ヵ月後に地上6階までの全館が完成。エスカレーター付き、冷暖房完備、地階売り場のある百貨店は大盛況だった。
昭和35年(1960年)、38年(1963年)に増築を重ね、48年(1973年)、今の形になった。
【参考】
- 『さいか屋跡地に低層商業施設』(2016/12/08 読売川崎版)
- 『川崎駅東口の旧さいか屋跡地 大規模再開発を検討』(2016/12/08 日経神奈川版)
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