【ドールハウス工作】 No.304 バウムクーヘンとブドウのミニチュア
バウムクーヘンとブドウのミニチュアを作ってみました。
こんなの↓。
5円玉でおおよその大きさが分かると思いますが、下に敷いている板(2mm厚バルサ)は4cm×2cmのサイズです。
ミニチュアフードは下の図書を参考にしましたが、手持ちの材料(粘土等)を使っているため、作り方など、少しアレンジしています。粘土の着色は絵具ではなく、ダイソーの樹脂粘土を使っているのはこれまでの通りです。
【作り方ワンポイントメモ】 ミニチュアバウムクーヘン
存知かと思いますが、本物のバウムクーヘンはご芯となる長い棒に生地を流しかけて焼いては生地を再びかけて...ということをくり返してだんだん太くしていき、あのような年輪の模様が出ます。バウム(Baum=木)+クーヘン(Kuchen=ケーキ)と言われる所以で、レシピへの初出は1426年だそうですが、ドイツではなく、イタリア語のレシピ本だそうです。(“Erste Rezepturen für den Kuchen gibt es in einem italienischen Kochbuch von 1426. ”【出典】Wikipedia)
ミニチュアも作り方は同じで、細いストローを芯にして生地を巻いて絵具で焼き色を付けては生地を再び巻いて...という方法で形作り、最後にアイシングの粘土を巻いています。
生地部分は軽量粘土(モデナソフト)を主体に黄+黄土の粘土で色を付けてマットな質感にしました。
アイシングはモデナ+白で透明感のある白を作っています。
(粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)
【作り方ワンポイントメモ】 ブドウのミニチュア
基本的にはワイヤーで花軸とか花柄(かじく、かへい:枝のような部分)を作って実を付けるという作り方なので、ペーパー巻ワイヤー(フローラルテープ巻きワイヤー)をクシュクシュと丸めるだけでもいいのですが、テキストをアレンジしてこんな材料で花軸を作ってみました。
ホームセンターで購入した電線の中に入っている銅線です。
銅線はよくジオラマで樹木を作るのに使われるので、例えばこんな形で製品化されています。
商品ページにも使い方の説明がありますが、この方法を真似してみました。
こんな感じ↓です。
銅線そのものも売っていますが、どうせ短く切って束ねて使うし、それほど量は必要ないので、68円/1mのコードを50cm(34円)だけ買いました。
これに色を塗るのですが、アクリル絵具(ローシエンナ+黒)に木工用ボンドを混ぜたもので肉付けするように塗装しています。
これに粘土で作った果実を貼りました。
粘土は、イメージする色をダイソー粘土で作ってからモデナを混ぜて透明感を出しています。例えば緑色のブドウ(何という品種か分かりませんが、よくスーパーで見かけるアメリカ産の緑の種なしブドウ。皮ごと食べられるものをイメージしています。)は、ダイソー樹脂粘土の緑+黄色+黄土(+白)で、混色した粘土と同量のモデナを混ぜています。
硬化後に果実をボンドで花軸に付け、つや消しニスを塗って乾いた後にベビーローションをまぶし、ブドウの粉っぽさを出しました。
« 【ブログの楽しみ方】TwitterやFacebookからのリンクのリンク元を調べる【cocolog】 | トップページ | 【野球】2016/11/28 ベイスターズ熊原投手躍動!【2016年台湾WL】 »
コメント
« 【ブログの楽しみ方】TwitterやFacebookからのリンクのリンク元を調べる【cocolog】 | トップページ | 【野球】2016/11/28 ベイスターズ熊原投手躍動!【2016年台湾WL】 »
昨日コメントにてオーダーの問い合わせをした者です
趣味で販売はなさってないみたいですし、自分で作ることにします
突然のご連絡、失礼しました
投稿: うえた | 2021/02/23 13:09
突然のご連絡、失礼します
ミニチュア葡萄を探しており、たまたまこちらのブログを拝見させて頂きました
もしよろしければ長さ約3㎝の葡萄を二色作って頂きたいのですが、いかがでしょうか?
ドールハウスに飾る用として探しております
何卒ご検討のほど、宜しくお願い申し上げます
お返事はメールにてお願いします
投稿: うえた | 2021/02/22 20:26