【ブログ主覚書】保冷剤の意外な利用法/誤飲の心配は?
先日の日経新聞土曜版に『眠れる保冷剤を活用したい』と題して様々な利用法が紹介されていました。
まず、保冷剤とは何なのか、何でできているのか、という疑問ですが、重量の約99%が水で、残りが高分子吸収ポリマーだそうです。紙おむつなどに入っていて水を吸収するとジェル状になる物質ですね。それ以外に、安定剤や防腐剤が入っている場合もあるそうです。
なお、誤飲しても、一口や二口なら問題ないそうです。まあ、99%が水なら、一口程度の保冷剤に含まれるポリマーなどはごく微量なのでしょう。
特徴としては、ケーキなどに箱に入れてくれる50gくらいの保冷剤を例にすると、気温30度なら0度を保てるのは2時間ほど、3時間強経ると20度くらいに達するそうです。
“冷たい”ということを利用するなら、日焼け後のほてりを鎮めたり、入浴後に3分ほど顔などに当て新陳代謝を促したり、という利用方法がありますが、ブログ主がへぇ~と思ったのは消臭剤としての使い方。保冷剤の包みに「消臭剤として再利用できます」とわざわざ書いてくれているものも最近はあるそうです。
なぜ消臭剤代わりになるのかというと、高分子吸収ポリマーには臭いの原因物質を吸着する性質があるのだそうです。
なので、表面積が大きくなるように口の広い容器や浅い皿のようなものに出して置いておくと効果的です。
上の画像は、広口の空き瓶に小さな保冷剤を3つ分入れたものですが、実際の保冷剤の量は元々この半分くらい。試しに水を注いだら、注いだ分だけジェル状になりこんなに量が増えました。
記事では、絵具で色を付けてアロマオイルを垂らして芳香剤にも使える、とあり、ピンクやブルーに着色してビー玉かなにかを入れておしゃれ(?)にした画像もありましたが、ブログ主は消臭剤とか芳香剤とか目立つところに飾るのなんて好きではないし、そもそもアロマオイルは熱して気化するときに香りを感じるものなので、たいして香りは立たないだろうと、試してはいません。
冷蔵庫の中の邪魔にならないところに置いてみました。
そう言えば、冷蔵庫用の消臭剤って容器の形は異なれど、こんなのが入っていますね。
まぁ、99%が水ということは、こんな小さな瓶に入れた保冷剤にどれほどの高分子吸収ポリマーが入っているのかと考えると、脱臭効果があるのかはやや疑問ですが...開けちゃったので。
臭いを吸着するということは、嗅いでみて臭いを感じるようになったら捨て時(交換時)です。
捨てるときは住んでいる自治体の指示うとの注意書きがありました。自治体によって可燃ゴミ、不燃ゴミに分けられている場合があるそうですが、強力なゴミ焼却施設を有する我が川崎市はそんな区別はないので、普通ゴミってことかな。
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