【ドールハウス工作】 No.285 ミニチュアおせち料理/(7) 鏡餅
おせち料理に合わせて作った、三方(さんぽう)に載った鏡餅です。
こんなの↓。
大きめの画像はこちら↓。
三方を1mm厚のヒノキ板で作るのは結構大変でした。特に、折敷(上のお盆の部分)は真四角ではなくて、角を落とした形です。
ところがね、三方(さんぽう)を広辞苑で引いてビックリ。“神仏または貴人に供物を奉り、または儀式で物をのせる台。方形の折敷(おしき)を桧の白木で造り、前・左・右の三方に刳形(くりかた)のある台を取り付けたもの。古くは食事をする台に用いた。”
ん? 「前・左・右の三方に刳形(くりかた)」...だと?
三方ってそこから名前が付いているのね。 知らなかった。四面に穴を開けちゃったよ...
三方の詳しい作り方は、下記の記事を参照して下さい。
折敷は25×25mmの大きさです。
裏白(ウラジロ)は以前クリスマスの飾りを作るために買ったフェイクグリーンのシダから取りました。ミニチュアのシダではなく、普通の大きさのシダですが、部分が小さなシダの形をしていたので。こんなの↓。
クリスマスの時期に見つけたものなので、表面にラメというかスパンコールのようなものが付いていてキラキラしてるので、絵具で両面を塗っています。
前面に下がっている紙は「しで」(紙垂、垂、四手)と言い、下のように色々な形があって、玉串(たまぐし)、注連縄(しめなわ)などにも垂れ下げます。
ここでは右側の形で、ブログ主は小学生の時に運動会で使う獅子頭を作ったときに、家の注連縄を調べて、作り方(折り方)を調べた記憶があります。半紙を使って作りました。
作り方は、長方形の紙(半分に折って長方形の形)の左右から互い違いに切れ込みを入れて、上のような形に折ります。
鏡餅の下に敷いている紙は「四方紅」(しほうべに)と言うそうで、文字通り、四方を紅で縁取った紙です。PCで作って、半紙に印刷しました。
ミニチュア鏡餅の作り方ワンポイント・粘土の混色
- 餅: タミヤ+白
- ダイダイ: 赤+黄色(+白)/葉: 椿と同様
爪楊枝で刺して表面をブツブツにし、硬化してからダイソーの紙巻きワイヤー(緑)を刺して、葉を付けました。
餅を樹脂粘土だけで作らないのは、マットな感じにしたかったからです。
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