【ドールハウス工作】 No.277 ミニチュアおせち料理/(6) 一の重の料理、金屏風
ミニチュアおせち料理は何セットか作って、ブログ主のミニチュアを気に入ってくれる友人にもプレゼントしたのですが、お正月に飾って貰えるように、他の小物も作ってみました。
飾り台はダイソーで買った半月盆。横幅は14cmくらいです。
これに合わせて金屏風も作りました。
金屏風は、1mm厚のスチレンボード(スチレンペーパーの両面紙張りのもの)を使って、表にはダイソーの金色の色画用紙を貼りました。
この金色の色画用紙は以前からいい色だなと思っていて、金屏風を作る時には使おうと暖めていたアイディアです。裏には同じくダイソーで見つけた千代紙の折り紙を貼ってあります。(もう少し詳しい作り方をupしました。→『【ドールハウス工作】 No.349 ミニチュア屏風の作り方』)
今回は、一の重に入っている料理で、まだご紹介していない料理を説明します。
■伊達巻き
(下に敷いている黒い板のサイズは5×3cm)
【作り方ワンポイント・粘土の混色】
- 〔白+タミヤ(1:1の割合)〕+黄+黄土+赤
マット(つや消し)な質感にしたかったので、ベースとなる白い粘土に軽量粘土を混ぜてからカラー粘土で色を加えています。
混色した粘土は作っている最中にメモしたものから転記したのですが、赤も混ぜていることに自分でも「ん?」と思いました。多分、白に黄色と黄土色を混ぜたあとで、もう少し赤みが欲しいと思ったのでしょう。
粘土を四角くカットしてすぐに茶色の絵の具で焼き色を付けて巻き、ワイヤーで巻き簀の跡をを付けました。
■蒲鉾
【作り方ワンポイント・粘土の混色】
- 白
- 赤+白
白の粘土を文字通りかまぼこ形にまとめ、薄くのばした白、ピンクの粘土を表面に貼っています。
■田作り
【作り方ワンポイント・粘土の混色】
- 茶(+白)
一つ一つ、背を黒に塗ってから、目を描き、最後にシルバーのアクリル絵具をさっと塗っています。
■ゴボウ(たたきごぼう)
【作り方ワンポイント・粘土の混色】
- 白+茶
本に習って、輪切りにしたときに年輪のような層になるよう、3色(濃淡)の粘土を使っていますが、見えないですね。
■栗きんとん
栗きんとんの作り方は長くなるので別の記事でご紹介します。
【参考図書】
以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。
« 【ドールハウス工作】 No.276 ミニチュアおせち料理/一の重、二の重、三の重 | トップページ | 【高校野球】第11回 BFA U-18 アジア選手権/放送スケジュール/ネット中継【ブログ主覚書】 »
コメント
« 【ドールハウス工作】 No.276 ミニチュアおせち料理/一の重、二の重、三の重 | トップページ | 【高校野球】第11回 BFA U-18 アジア選手権/放送スケジュール/ネット中継【ブログ主覚書】 »
初恋さん、感想、ありがとうございます。
粘土工作も塗装が重要だと思いました。数の子の透明感はメディウムによるものだし、他にも、ツヤあり・ツヤ消しニスで仕上げるもの、木用のニスを使うものもあり、もちろん絵具で塗って表現するものもあります。
>煮含めて煮崩れた感じ
他の方にも別のところで同じようなことを言われたのですが、その理由が分かりました。一つ一つの食材は、テキストのようにきれいな形にはできていないのですが、それが却ってリアル感があるんですね。
投稿: 大師小ブログ主 | 2016/08/13 07:21
1番感動したのが「数の子」です。あの質感とかつぶつぶでちょっと透き通っている感が
いいですよね 「穴子の八幡巻き」って中の牛蒡までそっくりで味の染みた感じが出てますよね。「煮しめ」のこんにゃくの透明感や干し椎茸の照り感も最高!
全体に煮含めて煮崩れた感じも出て感動のおせち料理でした
楽しませていただいてありがとうございます。
投稿: 初恋 | 2016/08/12 07:20