【ドールハウス工作】 No.273 椿とネコヤナギのミニチュア
粘土で作るミニチュアフードは各ステップの作業は単純だけど完成に時間がかかるので、気分転換に椿とネコヤナギを作って青竹の花入れに生けてみました。
こんなの↓。
ガチャガチャで買った猫をさっそく小道具に使ってみました。別に猫柳のしゃれではありませんが...
下に敷いている黒い板(敷板)のサイズは22×15mm。竹の花入れ(花器)は直径8mmΦのプラパイプで、高さは22mm。おせち料理の黒豆の容器に使ったものと同じです。
角度を少し変えてもう一枚。
粘土工作は結構手間がかかります。料理の形にするには具材から作るわけですが、完全に硬化するまで次の作業に進めないので、硬化中の“フード”は家の中で最も乾燥している冷蔵庫に待機させます。(冷蔵庫の扉に貼っているホワイトボードには「タコ ○月○日」、「かまぼこ ○月○日」 などと入れた日をメモしてあり、まるで本物の食材が入っているかのよう... )
その点、花は花びらや葉など薄く粘土を伸ばすので、作っているそばからある程度硬化し、扱いやすい堅さになるので集中して一気に作れます。完全に硬化するには丸1日くらいかかりますが、完成形で硬化まで待てばいいので気が楽です。
さて、今回のミニチュアですが、おせち料理に合わせて、冬っぽいものを作りました。
ブログ主は生け花の嗜みはないのですが、斬新的で奇抜な生け花は苦手で、こういう茶室の花のような生け方が好みです。“野にあるように”という生け方ですね。
【作り方ワンポイント・粘土の混色】
- 猫柳: 庭木(竹)の枝先を茶系の塗料で塗り、タミヤ(軽量粘土)で作った花をつけたもの
- 椿(花): 花心=白、花びら=赤+モデナ (1:1)
- 椿(葉、萼): 緑+黄+茶 +モデナ (1:1)
葉や萼の緑は暗緑色にしたいので、緑+黄だけでなく、少量の茶を混ぜます。
モデナを混ぜたのは花びらなどに透明感を出そうと思ったのですが、思ったほどの効果はありませんでした。花びらには赤とモデナをおよそ1:1の割合 でまぜ、椿の葉の「1:1」という割合は、緑+黄+茶を混色してイメージする色の粘土を作ったあと、混色した粘土と同量のモデナを足したという意味です。
これで分かるように、モデナに色を薄く(淡く)する効果はあまりありません。
ダイソー粘土だけ使って作るなら、花は赤のみか、好みで白を混ぜてピンク系にします。葉にも硬化後の色を調整するために白を少々混ぜるか、全く混ぜなくてもいいかと思います。
作り方の詳細説明は、需要があるかどうか分からないので、ちょっと保留。
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コメント
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pipiさん、こんにちは
この猫は最後の一つを買えました。人気だったみたいですね。
たまたまおせちを作り始めたのですが、どうも横道に逸れてしまいます。やっぱりオリジナルのミニチュアの方が面白い。^^
投稿: 大師小ブログ主 | 2016/08/02 21:41
柳と椿の組み合わせ、おしゃれですね。
もう、お正月の準備ですか。猫がいるとなおさら冬を感じます。
この猫かわいいですよね。私もガチャまわして1個持ってます。こうして何かに使えたらと思って。
投稿: pipi | 2016/08/01 17:08