【大師小学校】体育館改修工事
先日、小学校の前を通りかかったら、校庭に建築会社の車が入り、なにやら工事をしている模様。
たまたま下校時刻だったので、ブログ主の近くを歩いている男の子に何の工事か訊いてみたところ、体育館の工事とのこと。
現在の体育館は、昭和43年(1971年)2月には講堂と平屋建ての木造校舎を取り壊した跡に建てられたもので、かなり老朽化が進んでいます。近隣の住民にとっては選挙の時の投票場なので、目にすることも多かったと思います。
早速、検索して見たところ、これに関する市や小学校の広報はなかったのですが、『建通新聞』のサイトに、(会員でないので全文は見られないのですが、)
『5校で体育館改修を計画 川崎市』(2014/10/15)
川崎市は大師小学校ほか4校の体育館改修設計を川崎市建築家の会(川崎市川崎区)に委託した。避難所の中心的役割を担う体育館を総合的な防災機能を備えた施設に改修し、地域防災力の向上を図る。履行期限は2015年3月31日。
という記事があり、また、『入札ネット』というサイトによると、
- 入札日: 2016/04/13 /発表日: 2016/04/14
- 工事件名: 大師小学校体育館改修及び倉庫新築その他工事
- 工期: 平成29年(2017年)3月31日
とのことで、来年の今頃には完成していることになります。答えてくれた小学生は「俺たちが6年生の時にできる」って言っていたので、彼らは新しくなった体育館で卒業式を迎えるんでしょうね。
なお、検索結果に『学校施設長期保全計画(案)について』(PDF/1.80MB)という川崎市の総務委員会資料(平成25年12月13日)があり、“川崎市の学校施設は、昭和40年代後半から昭和50年代にかけて整備が集中している”そうで、“非木造施設約130万㎡のうち、築年数が20年以上の施設は、約90万㎡と全体の7割を占めており、老朽化が進んでいる。”ことから、“教育環境の改善と長寿命化による財政支出の縮減と平準化を図り”“目標耐用年数を80年に設定し、平成26年度から概ね10年間を第1期取組期間”として順次改修を行っていくと書かれています。
市は、学校施設を安全性、快適性、学習活動への適応性、環境への適応性、その他の5つの観点から評価し、「学校カルテ」なるもの(下図)を作成し、築年数によるグループ分けを行いました。これによると、大師小体育館はCグループ(築年数31 年以上)に入り、分類上、最も築年数の経ったグループに属します。
下は市の体育館改修のコンセプトをイメージ化した図です。
教育の面のみならず、災害時の避難所の中心的役割を担う施設として、総合的な防災機能を備えた施設改修を目指しているそうです。
なお、この時に校門に「災害時に強い水道」(うろ覚え)という看板が付いているのに気づきました。今や、学校施設は防災の面からも重要な拠点になっているんですね。
« 【ドールハウス工作】 No.251 ゼラニウムの鉢植え/植木鉢の作り方【ミニチュアフラワー】 | トップページ | 【ドールハウス工作】 No.252 アジサイとジョウロ【ミニチュアフラワー】 »
コメント
« 【ドールハウス工作】 No.251 ゼラニウムの鉢植え/植木鉢の作り方【ミニチュアフラワー】 | トップページ | 【ドールハウス工作】 No.252 アジサイとジョウロ【ミニチュアフラワー】 »
我々が在学中に完成した体育館ですよね。
老朽化に伴う建て直しなのでやむを得ないと思いますが、
一抹の寂しさがあるのは否定できません。
掃除当番は体育館が一番好きでした。
そういえばあと2年ほどで創立145周年。
何か記念事業があるんですかねぇ?
150年の折には、盛大に記念事業があるといいなぁ。
(そのとき我々は62歳・・・還暦を過ぎてるじゃねぇか・・・) il||li _| ̄|○ il||li
投稿: 同級生の名無し | 2016/05/22 22:43