【ドールハウス工作】 No.240 ポプリのミニチュア/クリヤーボンドの希釈
今作っているミニチュアフレーム用のミニチュアとは別にこんなものを作ってみました。
ポプリのミニチュアです。
100円ショップのCanDo(キャンドゥ)で小袋に入ったラベンダーを見つけたので作ってみました。
アクリルパイプ(Φ10mm)を8mmの高さでカットし、底を付けて本物のラベンダーのポプリを入れてあります。
蓋はボタンでつまみはビーズ。どちらも100均で購入したものです。
箱はPCでデザインしたペーパークラフトです。
背後にあるラベンダーは紙巻きワイヤー(ダイソーのもの)にアマランサス(雑穀)をつけて色を塗ったもので、以前作った余りです。
これをスペーサー(Φ8mm)を花瓶に見立てて挿し、アイランドモス(アイルランドモス)を周囲につけています。
ポプリの容器を作る時、プラスチック類を接着する必要がありますが、こういうときは合成ゴム系のプラスチック用のボンドを使っています。
合成ゴム系クリヤーボンドの希釈
このボンドとかGクリヤーのような万能ボンドを使う時にいつも思うのが、粘度が高くてすぐに固まってしまい、塗りづらいこと。
ブログ主が使うボンドは、木や紙なら速乾性の木工用ボンド(コニシ)、それ以外のだいたいのものは万能的なクリアボンド(コニシGクリヤーの類い)、プラスチック製のものはGPクリヤー(コニシ)で、後者2つは100均で購入できる透明な合成ゴム系のものです。(100均以外で買ってもせいぜい100円ちょっとのもの。)
GPクリヤーはプラスチック(ポリプロピレン樹脂・FRP・ABS樹脂・ポリエチレン・ナイロンなど)に特化したものですが、一般的なクリアボンドと同様、粘度があって糸を引きます。(更に多目的の高級なボンドも使いづらさは同じです。)
糸を引くのはいいとして、粘度が高くて、小さな面積に少量を塗るのに苦労してしまいます。(爪楊枝で塗っても、爪楊枝に結局戻ってしまったり...)
そこでボンドを緩める方法はないかと調べたところ、コニシに合成ゴム系ボンドの希釈用に「G薄め液Z」という製品があり、カタログを見ると、用途として「合成ゴム系接着剤の粘度調整に。/接着剤を塗布した後の器具の洗浄に」とあります。これを使えば良いのでしょうが、1kgの缶入りのものしかなく、とりあえず、代わりに使えると書いてあったラッカー用の薄め液を買ってみました。
使ってみると、確かにボンドを緩めることができ、爪楊枝で少量をとって塗ることができます。
このようなボンドは、通常塗ってから5~10分ほど乾かしてから貼り合わせますが、薄め液(溶剤)が揮発する時間も必要なので更に時間をおいてから貼り合わせます。(揮発は速いので、しばらくすると希釈したボンドも元の状態に戻るのが速いようです。)
購入したものはニッペのペンキュアというホビー用のシリーズの「ラッカーうすめ液」で、300円弱でした。多分、中身は下の「徳用ラッカーうすめ液」と同じだと思います。(下の商品画像はAmazonから直接表示しています。)
たまたまAmazonにペンキュアの「ラッカーうすめ液」がなかったので、「ペイントうすめ液」(油性系塗料の希釈用のもの)の画像をはりました。同じ瓶で、ラベルは「ペイントうすめ液」とは白とグレーが反転したものです。
ボンドを希釈するだけでなく、キャップ周りに付着したボンドにスポイトで垂らしたところ、取り除きやすくなりました。
拭き取り用としても1本手元に置いておくと便利かと思います。
なお、ラッカーシンナーですので、取り扱いの際は火気と換気に注意して下さい。
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