【Excel2013】セル内の一部の文字だけに色を付けたり書式を変える/「数式バー」の使い方
ブログのアクセスログを見ていて、多分このタイトルのようなことを求めてアクセスしたのか?というアクセスが時々見られます。
そう言えば、時々こういうこと質問されるなぁと思い当たるので簡単に記事にしておきます。
セル内の文字列の特定の文字だけ書式を変えるには「数式バー」を利用します。
以下、その説明です。
1.入力した文字をEnterキーで確定してから、再びそのセルを選択(クリック)すると、数式バーにセルの値が表示されます。
【図-1】
ここで該当する文字(ここでは「いいい」だけを選択すると、その文字だけ書式を変えることができます。図-1に示したように書式に関わるツールバーが表示されるのでフォントやフォントサイズ、色、太字、程度の変更はできます。
【図-2】
ツールバーが消えてしまっても文字を選択した状態で右クリックすれば再び現れます。(図-2)
2.
【図-3】
【図-4】
但し、図-4で示したように、 数式バー内には文字色やフォントなどの装飾は一切表示されないので注意して下さい。更に、例えば「斜体」を指定した場合、既に指定してある装飾はそのままで「斜体」が追加されます。
なお、数式バーとは一般に関数などの計算式を直接記入する場所ですが、これの使い方は他にも、
- セル内での改行したい
改行したい文字の前にカーソルを置き、Alt+Enter(Altキーを押しながらEnterキーを押す) - 全く同じ計算式をコピペ(コピー&貼り付け)したい
時に使います。
“全く同じ計算式をコピペ(コピー&貼り付け)したい”というのは、Excelでは貼り付け先のセル位置にあわせて自動的に計算式に指定されているセルがずれてしまう(ずらしてくれる、とも言えますが)のが不便に感じるときです。(図-5)
【図-5】
【図-6】
セルではなく数式バー内に表示されている数式を①コピーし、一度、ESC(エスケープ)キーを押し、貼り付け先のセル(上の例ではC2セル)に②貼り付ければOKです。
“一度、ESC(エスケープ)キーを押し”というのは、①のあとにすぐC2セルをクリックするとC1の数式が「=C2」と変わってしまうからです。(うっかり書き換わってしまったら、=「戻る」ボタンで一つ前の状態に戻せます。)
「コピー」というのは選択範囲をPCの記憶域に一時的に保管するということで、ESCキーを押してもそれがクリアされるわけではなく、あくまでも選択状態を解除するだけです。「貼り付け」(ペースト/paste)はその記憶域内に保存されている内容を貼り付けるという行為です。
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