【ドールハウス工作】 No.215 「ローラの小さな家」 クッキングストーブ/ミニチュアフレーム
今作っているドールハウス用にクッキングストーブを作りました。クッキングストーブとはオーブンとコンロを兼ねたようなもので、多分暖房効果もあるのでしょう。
こんなの↓。
なぜミニチュアフレームに仕立ててあるのかという説明の前に、「ローラの小さな家」(ドールハウス)のキッチンについて説明すると、この家にはクッキングストーブはありません。暖炉が竈を兼ねているからです。
原作のLittle Houseシリーズの3作目、“プラム・クリークの土手で”(On the Banks of Plum Creek)ではとうさんがかあさんのために新品のストーブを買ってくるシーンがあるので、あってもいいだろうと思い、作りました。
それで、同じものを2つ作り、一つは友人にプレゼントするためにフレームに仕立てたのです。昨日届いたという連絡があったので公開しました。
下は斜め右上から見たところ。
このクッキングストーブは同じ著者の別のドールハウス本を参考にしました。
表紙にも使われているので、左に少し大きな表紙画像も貼っておきます。
※Amazonから表示しているのでサーバーが混んでいる場合や販売終了の場合は画像が表示されない場合があります。その場合はF5キーを押すなど、このページ自体を再読み込みして下さい。
この本のストーブは煙突がありませんが、ブログ主のものには煙突を付けます。
その他にも難しいところは省略したりしてますが...
猫足とか...
こういうストーブは上の板全体が熱くなるので、鍋などはどこに置いてもよく、ここでアイロンを暖めることもできます。
また、実物には五徳(ごとく)の形はしていなくても五徳に当たるような蓋があって、火力を必要とする料理ではそれを開けて炎を出すこともできるようです。
今回のフレームは過去に作った食品や野菜を再利用したり、100均で購入したバスケットをそのまま使いましたが、いくつか新たに作ったミニチュアがあるので、以下、ご紹介します。
■木箱
野菜を入れている木箱ですが、箱自体は以前ヒノキ板作った単純なものです。これを少し古ぼけたような加工をしたかったので、セリアで買ったウォールナットのステインを塗りました。(このステインについては過去の記事でご紹介しています。)このステイン、ウォールナットとは思えない色合いなのですが、ウェザリングにはピッタリでした。
ラベルはExcelでちゃちゃっと作りました。(ワードアートを利用) これも貼ってから少し“汚し”ています。
■鍋類
これはセリアで買っておいた金属製のオブジェですが、プラモデル用塗料で銅のような色を塗りました。
ついでに他のものも塗装。
左上のケーキ型(?)は以前作ったもので塗装し直しました。材料はペットボトルの底です。
ペットボトルの底というのは中身によっていろいろな形が工夫されているようで、ホットで売られることがあるお茶系のボトルは耐熱性を持たせるために厚くなっていて、塗装をしなければガラスの器のようにも使えます。
■唐辛子
唐辛子自体は赤い粘土(ダイソーの樹脂粘土)で作り、赤いマニキュアでつややかにしたものですが、ドライフラワー(葉)と合わせて雰囲気を出しました。ドライフラワーにも絵の具を塗ってあります。
■壺
これはなんで作ったと思いますか?
これは去年の秋くらいに100均で見つけて以来暖めてたネタです。
■レンガの床
レンガは度々作っていますが、今回は作り方を少し改善してみました。材料はいつもの通りスチレンペーパーです。
- スタイラス(鉄筆)で溝を付け、目地色とレンガの色を塗ります。(ここはあまり丁寧に行う必要はありません。)
- 目地の部分に水で溶いた石粉粘土をすり込みます。(レンガ部分にも粘土が付いてしまいますが、これは表面の“表情”になります。)
- レンガ色の絵の具を布に付け、ステンシルの要領でレンガ部分をポンポンと叩き、色を載せていきます。
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