【Excel2013】「Excelでお絵かき」テクニック(グラデーション/ぼかし)【覚え書き】
と、その前に、
プレミア12、日本全勝で予選リーグ突破
上のイラストは、Excelの図形(オートシェイプ)を組み合わせて描いています。
以前『Excelでお絵かき』という記事でもご紹介しましたが、簡単にご紹介すると、Excelのシートをキャンバス代わりにして、左の図にあるような図形に色を付けたり、効果を加えたりして組み合わせ、イラストを描くというお遊びです。
上の「キター!!」という文字は「ワードアート」という機能を使って書いています。
これをよく描いていたのはExcel2003の頃で、久々にExcelでちょっと複雑なお絵かきをしたら、以前のバージョンからだいぶ変わっている部分があり、いくつか戸惑うことがあったので、メモしておくというのがこの記事の趣旨です。
特に戸惑ったのは、大ちゃん(上ののイラスト)のほっぺの赤みや顔の背後の影のようなグラデーションというかぼかしの方法。今回はExcel2013でどう描くかという説明です。
今回描いたイラストというのはこちら↓で、サンプルとして提示します。
トムテ(Tomte)という北欧の妖精で、とあるSNSで募集していた、木の枝を斜めにスパッと切ったもの(門松の竹の先端みたいな感じ)に描くというお題に、描き方は自由なのでExcelで挑戦してみたものです。
上の図・左のようにまず、円と磁気ディスクのオートシェイプを組み合わせて色を付け、更に様々なオートシェイプを変形したり効果を加えたりして重ねていき、描きました。
図形の周囲をぼかす- (1)「光彩」を使用する
トムテの帽子のポンポンの描き方です。
分かりやすいように、下に濃い色(緑)で塗りつぶした矩形の上に重ねていますが、選択されているのは元々白で塗りつぶした正円です。
「光彩」と言うのは太陽のコロナのような周囲に広がる効果なので、同じ色(白)で光彩を付ければ、周囲が滲んだような効果が得られます。
サイズや透明度は好みで。
なお、上の「図形の書式設定」は、下のように、画像を選択したときにのみ表示される「書式」タブをクリックして表示される「リボン」(帯状のメニュー)の「図形のスタイル」から表示します。
同じ機能が、あちこちにあって分かりにくいのですが、「リボン」はよく使う機能を集めたもの、右側に表示されるメニューはより詳細な設定をするためのものと考えればいいと思います。
図形の周囲をぼかす- (2)「グラデーション」を使用する
トムテの頬の赤みのような表現です。
設定方法は上の通りで、中心から外に向かってぼかす場合、種類に「パス」を選び、グラデーションの分岐点は2つだけにします。左側の分岐点はこの場合ピンク、右端の分岐点は背景となる図形の色と同じにするのがポイントです。
色などの設定は、分岐点のマークをクリックして選択してから行います。具体的には、左端のマークをクリックして色を指定、次に右端のマークをクリックして背景色と同じ色を指定し、更に、透明度はマックス(100%)にします。
上の設定をするための補足として、「塗りつぶし」に「グラデーション」を選択した際の規定値を示します。
分岐点は4つ表示されていますが、単色のグラデーションの場合、内側の2つは不要なので削除します。
ここでは省略しましたが、線も不要なので「線なし」にします。
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