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2015年9月の4件の記事

2015/09/27

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

前回の記事で作成したようなトリートバッグをExcel2013を使って作る方法を説明します。

 

Halloween_treat_paperbag

 

 

 

 

手順は、下記の通りです。

 

  1. Excelのシートをキャンバス代わりに使い、そこに必要な画像を取り込んでペーパーバックをデザインする。(イラストなど、画像はExcelから「Bingイメージ検索」機能を使って直接取り込むことができますが、著作権に注意し、個人で楽しむだけにとどめてください。)
  2. 作成したバッグのデザインを画像に変換。サイズを調整する。
  3. Excelのシートを増やし、そこに2で作成した画像を貼り付ける。(印刷用のシート)
  4. 3のシートを印刷。
  5. 切り取って組み立てる。

 

Excelは本来、表計算ソフトですが、画像の扱いがWordより自由なので、簡易なお絵かきソフトとしてもよく使われます。慣れている方は上記の説明で理解できるかも知れませんが、ここでは初心者でもできるよう、なるべく詳しく書く予定です。

 

1.バッグをデザインする

 

前回の記事で公開した画像(アウトラインやロゴ)を使用するので、予めダウンロードしてPC内に保存しておいてください。 

 

1-1 Excel2013を起動し、「空白のブック」を開く

 

Howto01

 

  • 作業の間は、右下の「ズーム」を使用して適宜表示サイズを変えると楽です。(画像が大きすぎて、一度に表示できないときや、細かい作業をするのに拡大して見たいときなど。)
  • シートを増やすには左下のシートタブの右にある+マークをクリックします。印刷用にシートを増やすときに使用します。

 

1-2 アウトラインをシートに取り込む

 

Howto02

 

上図では、画像は既に取り込んで、少し右下にドラッグして移動した後ですが、メニューの「挿入」タブから「画像」を選択し、アウトライン(outline.png)を選択します。(これ以降、「挿入」→「画像」のように簡単に表記します。)

セルの枠線が見えていることから分かるように、アウトラインは枠線のみの図形です。

 

1-3 バッグに色をつける

 

バッグの背景色はアウトラインに直接色を付けるのではなく、色の付いた長方形を重ねます。

Howto03_2_2

 

というのは、右のようにのりしろや折り返し分にも色を付けたいからです。

のりしろは左端のマチの裏に貼るので、マチの半分くらいの幅、折り返しも同じくらいの幅にします。
 

 

下の図は既に長方形を描いた後ですが、「挿入」→「図形」→「四角形」の長方形を選択し、画像のように起点から終点まで、斜めにマウスでドラッグすることで四角形が描けます。

 

Howto03

 

サイズはいつでも調整できますが、折り返しとのりしろの分を加えたサイズの長方形を描いて下さい。

 

1-3-1 長方形を「最背面に移動」し、サイズを微調整し、色を変更する

 

Howto04

 

長方形をクリックして選択し、右クリックして表示されるメニューから「最背面に移動」を選択すると、アウトラインの下に長方形が移動します。(上の画像は既に最背面にしたあと)

次に必要であればサイズを微調整します。長方形の四隅などに表示される○をドラッグすることでサイズを変更できます。(マウスカーソルを上に重ねると上の画像のようにカーソルの形が変わる)

長方形の上で右クリックして表示されるメニューから、塗りつぶしの色を変更します。ここでは黒を選択。

 

Howto05

 

1-4 イラストを挿入する

 

ここでは、Bingを使用して、ネットの素材を取り込んでみます。(PCに保存してある画像を使う場合は1-2を参照してください。)

「挿入」→「オンライン画像」を選択すると、「Bingイメージ検索」のウィンドウが開きます。キーワードで画像を検索することができるので、「Halloween」と入力しました。

 

Howto06

 

好みの画像をクリックし、[挿入]ボタンを押すとシートに取り込むことができます。(一度に複数の画像を取り込む場合は、Ctrlキーを押しながら画像をクリックすると複数の画像を選択することができます。最後に[挿入]ボタンを押します。)

 

1-5 取り込んだ画像を適宜縮小してバッグに配置する

 

下はジャック・オ・ランタンの画像を取り込んだところです。

 

Howto07

 

画像を取り込んでみたら、背景が透過していないのに気づきました。(白い背景が付いている)

このような輪郭線がくっきりした画像の場合、背景を透過させることができます。この作業が必要ない場合は、次項はスキップして1-6に進んで下さい。

 

1-5-1 イラストの背景を透過

 

イラストを選択した状態で、「図ツール 書式」→「背景の削除」を選択します。

 

Howto08

 

白い枠が表示され、枠で囲まれた部分から“背景”と判断された部分がピンクで塗りつぶされています。この白い枠をドラッグで広げ、カボチャの絵全体が囲まれるようにします。(下図参照)

 

Howto09

 

カボチャが全て選択されたら、「変更を保存」をクリックします。これでピンクの部分が透過します。

 

1-6 バッグの中にイラストを配置する

 

Howto10_2

 

Shiftキーを押しながら画像の角をドラッグすると縦横比を変えずにサイズを拡大・縮小できます。

必要に応じてロゴを加えたりしてから画像をコピー&貼り付け(※)で増やし、バッグの裏側にもイラストを配置します。(ロゴの画像は前記事にあります。)

 

※Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けを行うと楽です。(Ctrlキーを押しながらCキー、Ctrlキーを押しながらVキーを押します。)

 

画像をドラッグで動かすのが難しいときは、画像を選択した状態で、マウスではなく、キーボードの矢印ボタン(←↓→↑)を押して動かしてみて下さい、少しずつ動かすことができます。

 

 

 

 

2.画像をコピーしてpngに変換する

 

複数の図を結合した絵は縮小したり拡大したりするとデザインが崩れることがあるので、コピーをして、貼り付ける際のオプションでpng形式の画像にした方が扱いやすくなります。

 

2-1 画像要素の結合

 

必ずしも必要ではありませんが、作業がしやすいように作成したバッグの要素をグループ化して結合しておくことにします。

シート上の複数のオブジェクト(画像やテキスト枠などのこと)を選択するには、Ctrlキーを押しながら一つずつクリックする方法がありますが、「オブジェクトの選択」を使うと、まとめて選択することができ、便利です。

 

Howto12_2

 

メニューから「ホーム」→「検索と選択」→「オブジェクトの選択」を選択し、オブジェクトが全て含まれるようドラッグで範囲指定します。

 

Howto13

 

マウスの左ボタンを離すと、全てのオブジェクトが選択されていることが分かります。この状態で、右クリックし、「グループ化」→「グループ化」を選択します。(あるいはメニューから、「図ツール 書式」→「グループ化」→「グループ化」を選択。)

この後、ESCキー(エスケープ)を押して「オブジェクトの選択」モードを解除してください。

 

2-2 オブジェクトをpng形式で貼り付ける

 

Howto14

 

結合した画像を選択し、Ctrl+C(コピー)、適当なセルをクリック(=貼り付け先を指定)し、右クリックメニューから「貼り付け先のオプション」→「図」を選択することにより、png形式に変換された画像が張り付きます。

 

2-3 画像のサイズを変更

Howto15

 

png画像をクリックして選択した状態で、「図ツール 書式」→「サイズ」欄の「高さ」あるいは「幅」の数字を変更します。(上書きして[Enter]キーで確定。)

ここでは幅9cmに設定しました。

但し、Excelは内部的にはセンチやミリとは別の単位で管理していて、センチやミリに換算するので、入力した数値が近似の数値に置き換わることがあります。(9cmとしたのに8.9mmになるというような現象が起きます。)

 

 

 

 

3.印刷用のシートを作成する

 

3-1 シートを追加してpng画像を貼り付ける

 

印刷用にシートを追加します。

方法は「Sheet1」と書かれたタブの右にある+マークをクリックすると、新しいシート「Sheet2」が追加されます。

 

ここでは行っていませんが、印刷用のシートはセル幅(セル=マス目)を狭めて方眼紙のようにしておくことをおすすめします。(方法:『【Excel2013】業務マニュアル・操作マニュアル作成のコツ (Ⅰ)』の「1.セルを方眼紙のようなマス目状に変更」)

理由は、印刷する際、画像がかかっているセルは印刷範囲とみなされるため、そのセルが1ページに納まらないと、ページが分割されてしまうからです。下の例で言うと、もしもう一枚の画像を横に貼って、K列のセルに画像がかかっていた場合、K列が1ページに納まらない場合、その画像は2ページ目に印刷されてしまいます。(紙が無駄になるという理由です。)

 

Howto16

 

追加したシートに縮小したpng画像を貼り付けます。

 

複数の画像を貼り付ける場合、印刷用紙の無駄が出ないよう、余白を小さくして置いた方が良いと思います。(下図)

 

Howto17

 

「ページレイアウト」→「余白」→「狭い」を選択します。

 

4.印刷

 

Howto18

 

「ファイル」→「印刷」で右側に印刷プレビュー(印刷のイメージ)が表示されます。

幅9cmの画像ならもう一枚横に並べられます。(ここで紙を「横方向」に買えることも可能)

「印刷」ボタン(②)を押す前に、「プリンターのプロパティ」(①)で用紙の設定(サイズ、紙の種類)や印刷品質(「きれい」や「高精細」などに変える)のを忘れないで下さい。最適なのは厚手のマット紙です。

 

5.組み立て

 

Howto03_2_2

 

長方形に切り出してから、上のようにカットします。

 

Howto21

 

アウトラインに沿って左のように折り線を付けますが、予め鉄筆(スタイラス)や出なくなったボールペンなどで、折線の上からなぞっておくと折りやすくなります。
 

ブログ主が愛用している鉄筆はこちら↓。

(画像はAmazonから表示しているので、サーバーが混雑しているときなど、表示されない場合があります。その場合はこのページを再読み込み-Windouw機ならF5キーを押す-してみて下さい。)

 

 

 

トレース台とか鉄筆の専門メーカーVANCO社のものです。No.50の特徴は針先が細いこと。針の太さは約0.4mmと0.6mmで、シャープな折線がつけられます。

通常の立体的なペーパークラフトを作るのに、ここまで細くなくても良い場合、No.100Rくらい(針の太さ0.8mm)が適当かもしれませんが、ミニチュアの場合、細い折線をつけたいので、No.50を使っています。

なお、正確に直線をなぞるとき(あるいはカッターで切るとき)に便利な定規をご参考までにご紹介しました。ステンレス製なのでカッターで削れないという利点はもちろんですが、薄くて、カッターの刃を当てても傾かないため、切りたい(線を引きたい)ラインで切る(線を引く)ことができます。

 

Howto20

 

持ち手は印刷用紙の切れ端を使って上のような長方形を切り出し、紙紐などを貼り付けて図のように折り上げてのり付けします。

これを2つ作成し、バッグの内側に貼り付けます。

ここでは100円ショップでセリアで購入した細い麻紐を使いました。(ラッピング用品)
 

 

 

 

 


 

2015/09/26

【ドールハウス工作】 No.190 ハロウィン no.2 トリートバッグ(Treat Bag)のミニチュア

(。◕‿◕。) ハロウィンのお菓子を入れるトリートバッグのミニチュアを作ってみました。

こんなの↓。

 

Halloween_treat_paperbag

 

1ユーロコインは10円玉とほぼ同じ大きさなのでだいたいの大きさは分かると思いますが、バッグのサイズは高さ3.5cm×幅2.8cm×マチ1.3cmくらいです。

 

 

 

 

個人で楽しむだけなので、イラストは適当にネットで見つけたものを使わせて頂いています。

 

ブログ主は本格的なドローイングソフトを持っていないので、ホームページビルダー(ジャストシステムのホームページ作成ソフト)におまけに付いていたドローイングソフト「ウェブアートディレクター」でデザインして、Word2013に貼り付け、サイズを調整してからプリントしたものを使っています。

この記事の末に型紙(アウトライン)とロゴを画像化したものをアップしました。これを使えば、下のようにExcelでもデザインすることができます。

 

Bag_howto01

 

時間があれば、Excel2013での作業方法を記事にしますが、(マニュアルを作るには画面のキャプチャを撮るのが結構大変なので...)→【追記】マニュアルはこちら『【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

 

とりあえず、素材だけアップしておきます。各画像は大きめに作ってあるので、好みのサイズに縮小してください。

 

 

 

 

下は画像の一覧です。「Happy Halloween」のロゴは白(logo_happy_white)だけ表示していますが、その他の色も「logo_happy_xxxx」(xxxxは色名)の名前で作成しています。

 

Sample

 

 

【使い方】

Bag_howto02

 

下記のファイル名(リンク)をクリックすると各画像が別タブで開くようになっています。

表示された画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」(Internet Explorerの場合。ブラウザによって若干異なります。)を選び、自分のPC(ハードディスク内)に保存してください。
 

 

 

【画像】

■アウトライン

■Trick or treatロゴ

■Happy Halloweenロゴ

 

 

 

 


 

2015/09/23

【ドールハウス工作】 No.189 ハロウィン no.1 準備編【100均小物】

10月31日にはちょっと早いけど、雑貨店や100円ショップにハロウィングッズが並び始めています。

ブログ主はハロウィンの飾り付けはしないので、(もちろん仮装も )あまりグッズを買ったことはないのだけれど、ちょっと可愛い小物を100円ショップ(セリア)で見つけて買ってみました。

こんなの↓。

 

Halloween01

 

 

 

 

手前に置いているガラス瓶がコルクを含めて3cm位の高さなので、小さなオブジェです。

このまま飾ってもいいのだけれど、せっかくなので、これらを使ってドールハウス風に仕立ててみようかと思っています。お子さんへのプレゼントにいいかな?と。

で、ちょっと思いついて作ってみたのが、画像手前に映っている「毒薬」(?)。

 

同じくセリアで買っておいた小さなガラス瓶を使っています。

中身は、これまたセリアで買った白い砂。これはスイーツデコの材料として、フロストシュガーかなにかに見立てて使うもので、確か大理石の粉じゃなかったかと思います。ドールハウスの雪に見立てて使ってみようかと購入したものです。

ラベルのドクロはこれ↓

 

Halloween02

 

100均のネイルシールです。

 

こんなモチーフから少しずつイメージを膨らませているので、しばらく材料探しをしてみようと思います。

【関連記事】

 

 

 

 

 


 

2015/09/18

【ブログ主覚書】2017年度消費増税:インボイス方式の問題点とは?【軽減税率/ヨーロッパの付加価値税】

2017年4月の消費増税(8%→10%)に伴い、軽減税率の導入(8%)か、還付制度の導入(一旦10%の消費税を支払い、後に2%相当分〔上限あり〕を申告の上還付)かで迷走しています。

先日まで、財務省案(還付制度)が俎上に載せられ議論していましたが、反対が多く、9月15日の国会で、再び軽減税率も含めて再検討することに決定したとの報道がありました。

また、18日付の報道では、公明党がインボイス(後述)を簡易化したものを使用する軽減税率案を提出するとのことで、争点はインボイス方式となっているようです。

ただ、報道内容を見ていると、インボイス方式の導入がどのようにネックなのか分かりづらい気がします。

 

Vat01

 

最終的にどのように決着するかはまだ分かりませんが、ここまでの報道を元に情報を整理しておくことにします。(この記事は加筆修正する可能性があります。

なお、ヨーロッパの消費税制は「付加価値税」と呼ばれていますが、商品や原材料を加工したもの、サービスといった有形無形の"商品”の付加価値に着目して課税するもので、名称が複数税率や申告の制度を表すものではないので、この記事では「消費税」と表現する場合もあります。

 

 

なぜインボイス方式の導入が争点になるのか?

Vat02 まず、インボイス(invoice)とは、辞書を引くと「送り状,、納品書、明細請求書、インボイス」などとありますが、ここでは「請求書」が適当で、これは日本でも帳簿に記帳する際の根拠・証拠となるもので、書式については説明しなくても誰もが想像できるとは思いますが、左に図を掲載しました。

ヨーロッパの場合、記載を義務づけられている項目がやや多く、複数税率があることが前提なので、商品毎の税率や税額、請求書番号、それと、「課税取引業者」として割り振られた「事業者番号」を記載しなければなりません。

読売新聞などは、左の図を提示し、大した違いはないというような説明をしたり、近々、公明党から提示される案では、税率は明記せずに印をつけたものにするという内容で、まるで書式を変更するのが大変という印象を受けます。

でも、このような報道だけでは本質は見えてきません。

 

上の図の下方に、「1 請求の番号、事業者番号を記載」(←インボイス方式)だと「業者や請求書を特定しやすい」と書いてありますが、これが問題(と言うか、小規模企業からの反発)があります。

 

問題は消費税に係る取引の透明化

消費税は、最終的に負担するのは消費者ですが、納税は、小売業者や中間業者が一旦預かって、仕入れ時に支払った消費税を控除して(差し引いて)代わりに納税します。

例えば、(消費税10%とすると、)Aという会社からBが110円(税抜き100円)で商品を仕入れ、諸経費や利益を上乗せして220円(200円)で売ったとすると、Bは「借り受け消費税」-「仮払い消費税」、つまり、20円-10円=10円を納税、Aは同様に借り受け消費税10円から仮払い消費税を差し引いて...というように二重に課税されることなく、納税するのが原則です。

実際の計算は、1ヵ月などの一定期間で帳簿の「借り受け消費税」と「仮払い消費税」にそれぞれ集計しておき、納税額を計算します。

しかし、このようにして厳密な数字で納税されているかというとそうではなく、例えば免税事業者(年間1,000万円以下の売上)は納税を免除されていたり、簡易課税制度といって売上に係る消費税から80%(業種によって異なる)をみなし仕入れ率として計算して良いという制度もあります。

簡易課税制度のみなし仕入れ率は単一の消費税率を前提にしており、複数税率が導入されればこのような方法では対応できなくなり見直しが必要です。

免税事業者に関しては、(ヨーロッパのインボイス方式を採用すると)問題があるのは以下の点でしょう。

ヨーロッパでは企業の付加価値税(日本の消費税にあたる税)の申告の基準はインボイスですが、課税事業者(事業者番号を持つ業者)しかインボイスは発行できないため、免税事業者から仕入れると、仕入れに係る消費税は控除できません。従って、仕入れ先として免税業者が排除される恐れがあります。

誤解を与えないように追記しておくと、免税事業者が商品に消費税を賦課しても問題はありません。納税を免除されているということは仕入れの消費税も控除できないということです。

フランスでは、付加価値税の導入の際、当初中小企業には簡易的な制度が適用されたが、上記理由でインボイス方式への切り替えが進んだとのことです。(9月17日付読売新聞)

ここまで見たことで言えるのは、

 

軽減税率(複数税率)を導入するということは、請求書の書式(税額を明記するとか、印をつけるとか)という小手先の話ではなく、適切な税収を得るために申告の根拠を厳格化し透明性を高める必要が出てくる。

その手段として、ヨーロッパ型に近いインボイス方式の導入が不可欠。

 

ということです。

 

従って、傘下の企業が異なる経済団体でも軽減税率(インボイス方式)の導入の是非についは温度差があり、中小企業中心の日商が最も強行に反対しているそうです。(9月17日付読売新聞)

インボイス方式の導入により企業の経理業務が煩雑になるということは事実で、ヨーロッパの場合は、取引先の事業者番号毎の税額リストなど、国毎に異なる書類の提出が義務づけられていますが、事業者番号により管理されているので、電子申請の導入など、簡略化が推進されているそうです。

これを、当初の財務省案では、(中小)企業には配慮したが(あるいは、面倒な部分に手を付けるのを避け?)、消費者にはマイナンバーカードでの還付申請などという負担を強いたもので、支持を得られなかったのは当然だと思います。

これ以外に、軽減税率、還付方式にかかわらず、税額の軽減対象品目の範囲の問題もありますが、これはまた別の機会に考えてみたいと思います。

 

関連記事:消費税と軽減税率 ヨーロッパの実情

上記記事にリンクを貼った国税庁のサイトの「食料品等に対する軽減税率の導入問題」(リンク先にPDFで全文あり)は大変詳しく説明があります。

 

 

 

 


 

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