【ベイスターズ】ハマスタの照明灯がまぶしい><【横浜スタジアム】
ハマスタの照明灯は今年からLED照明に切り替わりました。
それがまぶしすぎて、プレーに支障が出ているようです。
4月21日付デイリースポーツ記事『阪神がハマスタ照明対策にサングラス着用指令 今年1月に日本初のLED化』によると、
“横浜スタジアムの照明は今年1月に日本で初めてLED化された。その効果は省エネだけでなく、バッテリー間で2500ルクスから2750ルクスと明るくなった。が、明るくなりすぎたおかげで選手からは「目に光が残る。フライが照明に入るとなかなかボールが出てこない」という声が聞かれるようになった。”
ということで、特にフライの処理に影響があるようですが、巨人戦では、ファースト(井端選手)が内野からの送球を受ける際に見えにくそうにしている光景があり、2度目の送球では、ファーストに送球する野手が(井端選手が視線を上に向けなくてすむように工夫して)わざとワンバウンドで送球していました。
元々、ハマスタの照明はY字を模しているために縦方向に長く、LED以前でも照明が目に入りやすい形になっています。
【2015/07/20追記】TBSラジオでこの件に関する村瀬秀信氏のレポートをメモを取りながら聴いたのですが、それによると、選手からの眩しいというクレームで、1ヵ月ほどかけて角度調整や輝度の調整(輝度を落とす)ことを行ったところ、少しはマシになった(筒香選手談)そうですが、レフトを守ることが多い梶谷選手によると、相変わらず眩しいそうです。
なお、LEDに変えたことで、消費電力、CO2ともそれ以前より56%程度の削減を計画および実現していたが、そこから輝度を落としたことで、更に10%程の削減(65~66%)となったとのことです。
上の記事でバッテリー間の明るさが話題になっていますが、“プロ野球場の内野で平均照度2000lx、均斉度0.75となっているので、最小照度1500lx以上が推奨されている”そうで、照度は光に照らされた平面の明るさ(単位:ルクス/「lx」)、均斉度(きんせいど)とは、簡単に言ってしまうと明るさのムラのなさ(「1」=全くムラがない)を指します。(参考:『プロ野球場の照明』All About)
ちなみに、西武球場(西武プリンスドーム)の照明設計は、バッテリー2500lx、内野2000lx、外野1500lx(岩崎電機株式会社HP)だそうですが、ハマスタの場合は、照度の問題よりは光源そのものの「まぶしさ」(グレア)の問題のようです。(ちなみに西武球場はハロゲン灯のようで、ドームというか屋根があるので、照明“塔”ではなく、屋根に沿って照明が付いています。)
実際、球場で見ると、グラウンドレベルの明るさはあまりよく分かりませんでしたが、照明灯を見ると、LEDの直進性のせいか、個々のライトがくっきりと見えて、一つ一つが白くて強い光のように感じました。
そのため、選手はナイターでもサングラスを着用して対策しているようです。
ところで、今はすっかり聞かない言葉ですが、昔は照明灯の光を「カクテル光線」と呼んでいました。カクテル光線とは、プレーがよく見えるように、色や性質の異なるナトリウム灯・水銀灯などさまざまな光線を混ぜて昼光色に近い照明効果を出す光線のことで、要するに照明をカクテルのようにミックスしていたことからのようです。それで、照明設備そのものではなく、「カクテル光線に照らされて...」というような、ちょっと詩的な表現で使われていたようですが、近年は技術の進歩で、単一の種類のライトで同様な効果を得られるようになり、死語になったのかも知れません。
で、我が家のツツゴウくん(いや、単に筒香選手のHR数に応じた☆のシールをヘルメットに貼ってあるからですが... )にもLED対策を施しました。
なんか、100均で梶谷選手がつけているようなオサレなサングラスを見つけたもので...
右腕には、2012年のオープニングシリーズで買った福袋に入っていたリストバンドをつけ、ついでにバットも買ってやりました。
すりこぎです
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