【ブログの楽しみ方】ココログのアクセス解析をExcelで保管する/「おすすめグラフ」で簡単グラフ化【Excel2013】
2015.02.13付の「お知らせココログ」で、試験的にログの保存期間を1年以上に延長しているとの告知がありました。(→【ココログ】アクセス解析のログの保存期間を試験的に延長いたしました。)
それで現在は新アクセス解析がスタートした2013年11月(の途中)からのアクセス推移は見られますが、試験的と言うことなので、いつ見られなくなってもしかたがありません。
それで、現在見られる月別のPV、Visit、UU数の数字をExcelにコピペ(コピー&貼り付け)して保存しました。ついでに、簡単なグラフを表示させたたのが下の図です。
- PV(ページビュー): アクセス数
- Visit(ビジット): 30分以上の間隔をあけずに同一ユーザーがアクセスした場合を「1回」とみなす
- UU(ユニークユーザー数): 訪問者数で、ブラウザや端末などで識別し、同じ日に同一ユーザーから複数回アクセスがあっても「1回」とみなす
表やグラフの体裁は、凝ろうと思えばいくらでも凝ることができますが、自分で見るだけなので、数ステップの作業しかしていません。(なお、この表を作った時点は2015/04/18なので、Apr-15=2015年4月の数字は少なく、May-15=2015年5月はテストで入力した適当な数字=4月の数字をコピーしたものです。)
今回は、この作業方法を解説します。
アクセス解析から「アクセス数詳細」をExcelにコピペする
1.アクセス解析のサマリー画面で期間を2013年11月~現在に指定
この作業をした時は、いつ新アクセス解析になったのか不確かだったので2013年1月1日を開始日に指定しましたが、「2013/11/01」と指定すればOKです。
2.画面の中央以下に、「アクセス数推移」グラフと「アクセス数詳細」表が表示される
この「アクセス数詳細」の数字をコピペしますが、先にExcelを開いておいた方がいいでしょう。
見出しごとコピーするので、「日付」という文字の左側から、矢印のようにカーソルを動かしてドラッグします。表が画面に納まっていない場合でも、下方向にゆっくりドラッグすると、画面がスクロールして表の下まで指定できます。
3.コピー(Ctrl+C)
範囲指定した状態で、Ctrlキーを押しながらCキーを押します。
4.ペースト=貼り付け(Ctrl+V)
Excelのシートの左上(A1セル)クリックしてからCtrlキーを押しながらVキーを押します。
表が貼り付きました。貼り付けた範囲が選択され、薄いグレーになっています。どこか別のセルをクリックしてしまったりして、範囲選択が外れてしまったら、ドラッグで図のように範囲指定して下さい。
5.この表を元に「おすすめグラフ」機能を使ってグラフを作成する
「挿入」タブをクリックして開き、「おすすめグラフ」をクリックします。
「おすすめグラフ」コマンドとは、選択している表から自動的に最適と思われるグラフを優先的に表示してくれる機能です。ここでは「散布図」を選択しました。上から4つめのグラフをクリックして[OK]をクリックします。
するとグラフが作成され、シート上に貼り付きます。グラフのタイプはいつでも変えられます。
Excelは選択された部分が「表だろう」と判断し、表中の位置や値の形式などから「見出し」や「軸の目盛り」(=月)にすべきものを自動的に判別してくれるので、このような単純な表なら、簡単にグラフにできます。
グラフは枠線のところでマウスを押し、掴むようにして移動させることが可能です。(下図)
グラフを拡大したいときは、右下の角(でなくてもいいのですが、右利きなら右下が使いやすい)を掴んで(マウスを押して)斜め右下にドラッグすることで大きくできます。(この時、Shiftキーを押しながらドラッグすると縦横比を変えずに拡大できます。)
グラフが拡大されました。
グラフが大きくなって、余裕ができたので、日付(月名)ももう少し細かく表示されるようになりました。
ついでに、各要素の名称(主なもの)も記述しておきました。
これで作業は終わりですが、以下、翌月以降数字を追加したときの作業方法を記述します。
表やグラフに数値を追加する
上の図は5月の数字を適当に入力(4月のものをコピー)したものですが、グラフの枠線あたりをクリックして「グラフエリア」全体を選択すると、元となる表の範囲が枠で明示されます。
この表の5月は含まれていないことが分かるので、5月分が含まれるよう、枠をドラッグで下に広げます。
元データの選択範囲に5月も含まれたことにより、グラフに5月分が追加されました。
補足
以下は補足です。
ここではグラフの各項目は全く加工していませんが、タイトルを記入したり、フォントや表示形式を変えたり、補助線(格子)の単位を変更、グラフの色を変える、等々、様々な装飾を加えることができます。
どんなことができるのかは、その項目部分をダブルクリックして「書式設定」のメニューを表示してみればだいたい分かります。
上は「グラフタイトル」という文字をダブルクリックした例ですが、ここでグラフのタイトルを上書きしたり、右側の書式設定で色などを変えることができます。
ここでは例として、日付の表示形式を変えてみます。
気がつかれたかも知れませんが、ココログの「アクセス数詳細」表では日付は「2013-01」のように「年-月」の形式で表示されていますが、Excelに貼り付けたら、「Jan-13」のように変わっています。
これは、Excelが日付と判断して適当な書式(=英語)で表示したもので、これが好みに合うとは限りません。(なお、コピー元の値の持ち方により、必ず日付と判断してくれるとは限りません。)
Excelではデータの“値”を持っているだけで書式を変えることで別の編集形式で表示することが可能なので、ここでは日本語で表示してみます。
横軸の日付部分をダブルクリックすると、「軸の書式設定」メニューが表示されるので、上図にマーキングした部分を下のように変更すると、
日本語に変わりました。(下図)
なお、各要素の書式やグラフ全体のデザインは、グラフエリアを選択している状態で表示される「グラフツール」内の「デザイン」や「書式」タブにあるコマンドで変更することもできます。
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