【ブログ主覚書】横浜DeNAベイスターズ、ハマスタ前の旧関東財務局横浜財務事務所の活用業者に!
『日本大通り「ZAIM」活用事業者が横浜DeNAベイスターズに決定-「スポーツ×クリエイティブ」テーマの複合施設に』(2015年03月25日/ヨコハマ経済新聞)
記事によると、横浜市が、日本大通りと横浜スタジアムのある横浜公園に面する歴史的建造物・旧関東財務局ビルを、賑わいの創出及び経済の活性化につなげる中核施設として運営する業者として募集していたところ、横浜DeNAベイスターズが選定されたということです。
(赤い○でマーキングされたビル)
DeNA本社ではなく、横浜DeNAベイスターズというところがミソ。
募集要項(http://www.city.yokohama.lg.jp/bunka/news/0819zaim-release.pdf)によると、条件として必ず導入する機能というのがあり、
- 創造産業分野のクリエーター及び企業のオフィス等。
- アーティスト・クリエーター・企業等の交流のためのコミュニティスペース。
- ネットワークづくりに向けた、アーティスト・クリエーター・企業等が相互交流を行うためのプログラム。
- 日本大通り地区にふさわしい個性的なカフェやレストランなどの飲食機能。
- 日本大通り活性化委員会に参加して実施する日本大通りでのオープンカフェ。
が、義務づけられています。
ベイスターズの提案は、
「スポーツ×クリエイティブ」をテーマに、横浜のクリエーターとスポーツ関連企業などのビジネスマッチングプログラムや、スポーツを楽しむ市民が コミュニティを醸成するヘルスケアカフェ・パブ
とのことなので、オープン予定は2016年夏とのことですが、その頃には、ベイスターズ直営のカフェやパブなんかも常設されるんでしょうか。楽しみです。
ハマスタは関内駅の目の前と言っていい立地に、周囲は公園という素晴らしい環境ながら、公園法によりスタジアムの拡張は不可、売店などの営利目的の建物は建てられないという制限もあります。
TBS時代最後の加地社長の頃からカフェの設置を目指して市に働きかけていたのですが、達成されませんでした。(2009年12月10日付日経 加地社長インタビュー〔PDF〕少し崩れています。)DeNAになってからは夏には期間限定でビアガーデンを開いたりしているのですが。
このビルは昭和2年(1927年)に双日(というか、ブログ主にはニチメンの方がピンとくるのだけれど)の横浜支店として建設されたもので、第二次世界大戦によりGHQに接収された後、昭和35年(1960年)に関東財務局となり、平成15年(2003年)に横浜市の管理下に置かれたそうです。(双日のサイトより:http://www.sojitz.com/history/jp/company/post-8.php /ビルの画像もあり)
日本近代建築の先駆者、渡辺節の設計とのことです。
【追記】『DeNA 新施設「ザ・ベイス」横浜スポーツタウン構想』(毎日新聞2017年1月13日)
旧関東財務局拠点に3月にオープン 横浜DeNAベイスターズは12日、スポーツとまちづくりの融合を主眼とした「横浜スポーツタウン構想」を打ち出すなどの2017年の事業方針を発表した。横浜スタジアム北側にある市指定有形文化財の旧関東財務局横浜財務事務所を、拠点のスポーツ複合施設として3月にオープンさせる。...中略...
新施設の名称は「THE BAYS(ザ・ベイス)」。新構想の基地(BASE)、横浜の港(BAY)、ベイスターズの文字を合わせた。...中略...
一方、稼働率が93.3%(15年)と限界に近い球場の大規模改修について、近く市にまちづくりと絡めた提案をすることも明らかにされた。球場外にベイスターズの試合のパブリックビューイングができる場所をつくる案も検討しているという。...後略 (以上、一部引用/全文はYahooニュースにて)
広島のズムスタ、楽天のコボスタなど、現在いくつかの球場がボールパーク化して収益性を高めており、日ハムもぼったくり()札ドからの脱出を図り、近隣に新たなボールパークを造ろうとしているようです。
ハマスタ周辺はスペースも限られていますが、新たな楽しみが増えそうです。
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