【Excel2013】条件付き書式:条件付き書式を他の行(セル)にコピーする
以前、『【Excel2013】条件付き書式:ある条件の時にセルや行に色を付けたり文字色を変える【覚書】』という記事で条件付き書式のサンプルと使い方を説明しましたが、「条件付き書式のコピー方法」を検索して訪問されることが多いので、追加します。(元記事は既に長いので、別記事にしました。)
条件付き書式のコピー(あるいは、範囲の拡張)は下記の2種類の方法があります。
- 「条件付き書式ルールの管理」で適用先の範囲を広げる
- 書式のコピー
1.「条件付き書式ルールの管理」で適用先の範囲を広げる
下図を参照して下さい。
2.書式のコピー
先の記事で使用したサンプルで設定した条件付き書式を23行目にもコピーをしたいとします。
まず、コピー元となる行全体(どこでもいいのですが、6行目を使用するならA6~D6)をドラッグして選択(①)し、「書式のコピー」ボタンをクリック(②)します。
「書式のコピー」をよく使う場合は、いちいち「ホーム」タブをクリックしなくてもよいよう、クイックアクセスツールバーに追加しておくとワンクリックですむので便利です。
上の画像では、既にクイックアクセスツールバーに追加済みの状態で操作したので、グレイアウトして(=薄いグレーになって)選択できない状態です。
次にコピー先のセルをクリック(④)するだけです。
上の図のように「書式のコピー」が有効な間(④のクリックを行う前)は、マウスポインターが③のような形になっていますが、コピーが完了したら元のマウスポインターに戻ります。
④で「(先頭だけでいい)」と書いているのは、23行目の先頭(A23)だけをクリックすればいいという意味です。
もし同じ書式を連続してコピーしたい場合、②でクリックする際にシングルクリック(1回だけクリック)するのではなくダブルクリックをすると、④の作業を行った後でもマウスポインターは③の形のままになります。
解除する場合は[Esc]キー(エスケープ・キー)を押します。
念のため、条件付き書式のコピーが成功したかどうか、確認してみます。
C23の条件付き書式を確認(「ホーム」→「条件付き書式」→「ルールの管理」)してみると、正しく設定されているのが分かります。
なお、この方法は、“条件付き書式”だけでなく罫線や文字の属性(色、フォント、etc.)などの一般の書式もコピーされます。
尤も、サンプルのように未記入の行がたくさん残っている場合は、数行コピーして、表の一番下に貼り付け(または挿入)した方が簡単かも知れません。下は23行目の下(=24行目の上)に「挿入」する方法です。
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