【プチ工作】100均クリスマスオブジェを飾る/雪の表現
(。◕‿◕。) 100円ショップ・セリアで可愛らしいオブジェがあったので、いくつか買い求めて、フォトフレームを土台とした“なんちゃってジオラマ”を作って遊んでみました。
こんなの↓。
まあ、工作したと言えるのは土台だけなんですが。
土台のフォトフレームは以前ダイソーで購入した「ハガキサイズ」のもので、サイズは10.2mm×15.2mmです。
MDFでできた裏板(スタンド)は取り除き、同じサイズにカットしたベニヤ板に代えました。表に返して薄いコルク板を敷き、更にその上に雪面を表現したベニヤ板を置いています。まあ、材質はどうでもよく、要するにあるもので高さを調整しているだけです。(今回は重ねて置いているだけなので、フレームは再利用可能です。)
家の形のオブジェは陶器製で、中にアロマポットなどに使う、平べったい円筒形のロウソクを入れていますが、オブジェの裏に貼ってある説明を読むと、ロウソク形のLEDライトを使うように指示があります。
そう言えば、そんなLEDライトが店頭にありましたが、家にある本物のロウソクを入れるため、ミニタイルで置き台を作りました。
ベニヤ板の上にタイルを貼り付け、隙間は目地補修剤で埋めましたが、(乾いたら目地剤が“痩せて”しまったので、もう少し追加した方が良さそうですが、見えないところなので、まあ、こんなもんでもいいでしょう。)
ツリーやサンタクロース、スノーマンのオブジェは樹脂製のようです。
ミニカーはVW(フォルクスワーゲン/ドイツ人は単にアルファベットをそのまま、「ファオヴェー」と呼びます)のビートル。これは100円(108円)にしてはよくできたミニカーです。
ここまでは工作らしいことはほとんどしていませんが、今回のテーマは地面(雪面)の作り方です。
その前にもう一種類、工作を...
下は、サンタとスノーマンのオブジェをミニ額に仕立てたもの。プレゼント用に作りました。
ミニチュアの箒は100均の卓上箒から切り取った素材、ドライフラワーの枝で手作りしました。
オブジェの立っている板は雪が積もっています。
ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.9):雪の表現/シーナリーパウダー類の接着
今までもカラーサンドを雪に見立てて使ったミニチュアはご紹介してきましたが、カラーサンドの接着方法について説明します。雪に限らず、ジオラマ用のシーナリーパウダーなどと呼ばれるものの接着に応用できると思います。
上の“なんちゃってジオラマ”では、地面にあたる板をまず白く塗装し、その上に木工用ボンドを少し水で緩めて筆で塗り、以前ごご紹介したジオラマ用の砂(←)を撒いて接着しています。
均一に砂をつけるだけならこれでよいのですが、さらに若干の起伏をつけるため、砂を部分的に厚く撒き、その上から「ボンド水」を掛けています。
「ボンド水」というのは、ジオラマを作る方のブログやHPで知ったのですが、地面(土や石塊)などを表現するのに、カラーサンドやシーナリーパウダー、etc.といったものを撒き、定着させるために使うもので、専用のボンドも市販されていますが、同様のものを木工用ボンドを水で希釈して作ることができるので、ジオラマを作る方の間ではこう呼ぶようです。
作り方は「ボンド水」で検索すれば見つかると思いますが、ボンド3:水1くらいの割合で混ぜて作ります。
ポイントは少量の食器洗い用の洗剤を混ぜること。
何故かというと、洗剤の中に入っている界面活性剤が重要だからです。
界面活性剤の性質として、水の表面張力を低下させ、水と油のように混ざり合わないものの境目(=界面)に吸着して一体化しやすくします。
水に溶いたボンドだけでは、シーナリーパウダー類の上に垂らしても、表面張力で丸まってしまいますが、界面活性剤によって、スッと浸透するのです。
容器はドレッシングなどを作る容器を使っています。
蓋が付いている容器の方が便利なのですが、口(穴)が大きいので、自分でカットして穴のサイズを調整できるものを買い求めました。画鋲を蓋代わりにしています。
今作っているクリスマスフレームでもこのボンド水を使って雪を表現しているので、次回以降ご紹介します。
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