【Excel2013】画面のスクリーンショットを簡単に挿入する
Excelで操作マニュアルを作成するとき、画面のスクリーンショットを切り貼りすることはよくあります。(ウィンドウ、あるいはウィンドウの一部)
従来のExcel(Excel2003など)は、そのウィンドウを手前にして(アクティブウィンドウにして)、PRTSCキーまたはALT+PRTSCキーを押し、スクリーンイメージをコピーしてからExcelに貼り付けるか、トリミングする場合は一度「ペイント」(Windows付属アプリ)などに貼り付けてから必要な部分を切り取ってExcelに貼り付けをするのが一般的でした。
しかし、Excel2013では、直接スクリーンショットを取り込める機能があります。
以下、その説明です。
1.ウィンドウ全体を貼り付けるには
「挿入」→「スクリーンショットをとる」(カメラのボタン)→裏で開いているウィンドウの一覧をクリックして選択するだけ。(この例では、一番左にあるInternet Explorerのウィンドウを選択しました。)トリミングして貼り付ける時には、「画面の領域」をクリックしますが、これは後述します。
これで、そのウィンドウがExcelの中に取り込めるので、あとはその画像をトリミングしたり、サイズを変更します。
トリミングやサイズの変更は、画像を選択した状態で画像の上で右クリックして表示されるメニューから行うのが簡単でしょう。(右クリックして表示されるメニューは、選択しているものに対して今行える操作をまとめて表示してくれるので、手っ取り早い。)
2.ウィンドウをトリミングしてから貼り付けるには
図-1のウィンドウの一覧の中の“一番左にあるウィンドウ”に対してのみ有効のようですが、「画面の領域」をクリックすると、指定した部分だけを切り取って貼り付けることができます。(ウィンドウの一覧の順序を変える方法は後述)
「画面の領域」をクリックすると、一番左にあるウィンドウが表示されます。(全体がグレイアウトされたような状態)
この状態でドラッグすることで切り取りする領域を指定できます。(図-3) マウスの左ボタンから指を離したところで、領域が決定し、シート状に挿入されます。(図-4)
3.ウィンドウの一覧の順番を変えるには
ALT+TABキーで、現在開いているウィンドウの一覧が画面の中央に表示されます。
このALT+TABキーは本来ウィンドウを切り替えるショートカットキーで、ALTキーを押しっぱなしでTABキーをポンポンと押すことで、選択中のウィンドウが右側に一つずつ移動し、ウィンドウを選択できます。
これで、切り取りたいウィンドウを選択すると、そのウィンドウに切り替わるので、次にExcelをタスクバーからExcelのアイコンをクリックすることでExcelに切り替えます。(図-6)
要するに、図-1のウィンドウの一覧は最近開いたウィンドウ順に並ぶので、Excelが現在開いているウィンドウ、ALT+TABキーで選んだウィンドウがその一つ前に選んだウィンドウになり、一番左に表示されるのです。
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