【ブログの楽しみ方】今更きけないココログ-(4) ココログのフォルダ構造とファイルマネージャーの使い方
先日、ココログに溜まっていた“ゴミ”ファイルを整理して、10MBほど空き容量を増やしました。ブログを始めた頃にまだ勝手が分からず、同じ画像を何度もアップロードしたりしてしまったものですが、塵も積もればなんとやらです。
この作業はファイルマネージャーを使用して行いますが、良い機会なので、ココログのフォルダ構造をまとめておこうと思います。
ファイルマネージャーとは
ファイルマネージャーとは、文字通り、ファイルを管理する機能で、ファイルをアップロードしたり、不要なファイルを削除したりすることができます。
ただ、ブログを投稿する場合、ファイル構造を意識する必要はありません。記事自体はHTML文書として、記事内に貼り付けた画像や画像以外のファイル(ココログでは、1MB以下のファイルなら画像以外のファイルもブログにアップロードできます。)共々、然るべき場所(=別々のフォルダ)に保存されます。
そのため、ファイルマネージャーは、通常ではあまり使用することはないのですが、使用する場合は、主に、
- 不要なファイル(重複してアップロードしてしまった画像など)を削除する
- ブログ編集画面を使わずにファイルをアップロードする(例えばバナー画像など)
- ブログ記事一覧では削除できない記事を削除する
時に使用します。
ファイルマネージャーは下のような画面になっています。
ここでは、ディスクの残容量を確認したり、ファイルをアップロードすることができるほか、フォルダを作成することもできます。フォルダを作成できるということは、例えば、バナーをアップロードするのに予め専用のフォルダを作成するといったことが可能です。
現在位置は「現在のフォルダ」に表示され、フォルダを開いていくと、「ホーム/blog/2014...」のように、現在開いているフォルダが表示されます。
下は、公式FAQのファイルマネージャーに関する記事一覧です。ご参考までにリンクを貼っておきます。
ココログのフォルダ構造とファイルの保管場所
ここでは、2014/08/26付け記事を例としますが、実際の内容とは異なり、便宜的に、記事には「flower.jpg」という画像と「flower.txt」というテキストファイルが貼り付けてあるものとします。URLは、
http://daishi100.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-ba32.html
です。(ファイル名は最後の「post-ba32.html」)
下は、ココログのフォルダ構造を一覧にまとめたものです。
以下、簡単に補足します。
① blogフォルダ: このブログのトップページのURLは「http://daishi100.cocolog-nifty.com/blog/」ですが、「daishi100.cocolog-nifty.com」の部分は広義での「ドメイン名」(正確には、「cocolog-nifty.com」がドメイン名、「daishi100」はサブドメイン名)で、ファイルマネージャーでは「ホーム」と表現されています。この直下にあるのが「blog」フォルダです。
なお、表示されていませんが、トップページのファイル名(HTML文書名)は「index.html」です。
②、③ : ブログ記事は作成日付(2014/08/26)から、「2014」(年)の中にある「08」(月)というフォルダに保管されます。月別(この例では2014年8月)のインデックスページ(ファイル名は「index.html」)もここに保管されています。
月が変わらない限りは、ブログを更新するたびに「08」フォルダ内に記事が保存され、9月になって記事を作成すると「09」フォルダが新たに作成されるこ とになります。
このため、一旦公開した記事の日付を月をまたいで変えてしまうと、二つのHTMLファイルが存在してしまうというトラブルが発生します。 (このトラブルの対処方法は→『【ブログの楽しみ方】記事の日付を変えたらURLが変わってしまった!?【ココログ】』
④ : ブログ記事には任意でカテゴリーを設定できますが、例えば「我が町」というカテゴリー名をつけた記事を投稿すると、同時に「我が町」のインデックスページ(ファイル名:index.html)が作成されます。すでにこのファイルがある場合は、その一番上にこの記事の内容が追加されます。
このファイルはカテゴリ毎に作成されたフォルダに保存されており、そのフォルダ名は「cat+数字8桁くらい」になります。このフォルダ名の命名規則は公式FAQ『カテゴリーディレクトリ名の命名規則について』に説明されています。「ディレクトリ」とは「フォルダ」と同じ意味です。)
⑤~⑧ imagesフォルダ、その他: ブログに画像を掲載する際、記事には縮小画像(サムネイル画像)を表示し、クリックするとオリジナルのサイズの画像を表示するようにすると、縮小画像とオリジナル画像は別々に保存されます。
縮小画像は、「年」/「月」/「日」の名前を持つフォルダの中に保存されます。(オリジナル画像は「マイフォト」画面の「ブログにアップロードした画像」にあります。図-3)これらの画像は、ブログ記事を削除しても残ったままです。
⑨ filesフォルダ: ブログ記事に添付したファイルがまとめて保存されているフォルダです。したがって、「flower.txt」というテキストファイルはこの中に保存されます。
その他: ウェブページを作成するとblogフォルダの直下に保存されます。ウェブページのファイル名は自分で命名できます。
記事を公開すると最低3つのHTMLファイルが作成・更新される
前項を読んでおわかりのように、新しいブログ記事を公開すると、その記事のHTMLファイルが作成されると同時に、トップページ(index.html)、カテゴリのインデックスページ(index.html)が更新されます。(図-2で で示したファイル)
複数のカテゴリを設定した場合、それぞれのインデックスページが更新されることになりますが、前述のように、画像は別のところにあり、HTMLファイルの中身はテキストだけなので、それほど容量を心配することはありません。
ブログにアップロードした画像
「ブログにアップロードした画像」の中には、保存した日付順(→画像に持つ作成日付順)に画像が保存されています。
ここを開くと、デフォルト(既定)で、1画面に20件表示され、画面下方の「前>」をクリックするとその前の20件が表示されます。
この時、URLを見ると「http://app.cocolog-nifty.com/~(省略)~&limit=20&offset=20」のようになっていますが、この「limit=20」の「20」を「100」などと上書きしてEnterキーを押すと、これ以降、1ページに100件が表示されます。
この方法を知っていると、古い画像を探すのに便利です。
なお、画像を削除する前に、その画像が記事に使われていないかどうか調べるには、記事一覧にそのファイル名を入力して検索すれば見つかります。(図-4、図-5)
必要であれば、その記事を「HTMLの編集」で見て、画像のファイル名と一致しているかどうか確認します。
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