【PC/WinVista・7・8・8.1】13日付Windows UpdateでPCに重大な不具合発生
一般紙でも『ウィンドウズ、更新でパソコンに不具合の恐れ』(読売)と報道されていますが、米時間13日に公開したアップデートプログラムを更新すると、再起動後にブルースクリーンが表示されて起動できないという現象が発生しているそうです。(必ず起こるという者ではないようですが。)
ブルースクリーンとは、青い画面にエラーメッセージのような文字が表示されて、PCが固まってしまうというトラブルです。
ブログ主は14日に更新プログラムをインストールして再起動後、問題はないようでしたが、1回の再起動では現象が出ないとの報告もあるため、問題を引き起こす可能性のある更新プログラムを削除しました。
Microsoftの対応としては、現在は、問題を引き起こす更新プログラムの配信は停止し、既にインストールしてしまった場合は、削除することを呼びかけています。(以下、Microsoft公式サイト『【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある』より引用)
■ 概要
以下のいずれかの更新プログラムをインストールした後、Stop 0x50 エラーが発生しコンピューターが異常終了する場合があります。また、このエラーは、再起動後にも発生し起動に失敗する場合があります。
- 2982791 [MS14-045] カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 8 月 12 日)
- 2970228 Update to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
- 2975719 August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2
- 2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and Windows Server 2012
(2014/8/18 追記)
現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。
なお、これらの更新プログラムをインストール後、特に問題が発生していないコンピューターでも、予防的処置のために、これらの更新プログラムをアンインストールすることを推奨します。
■更新プログラムのアンインストール(削除)方法
『ブルースクリーンが2014年8月のWindows Updateで発生・起動不能の可能性、マイクロソフトがアンインストールを推奨』(GigaziNE)にはWindows7の場合の削除方法が説明されており、Windows8.1でもほぼ同じ方法でアンインストールが可能です。
以下、Windows8.1の場合の削除方法として、キャプチャした画面を貼っておきます。
図-1
該当のプログラムを見つけたらその上で右クリックして表示される「アンインストール」をクリック。「アンインストールしますか」という趣旨の確認画面が表示され、[はい]でアンインストールが開始されます。(数分) その後、PCの再起動を促されるので、再起動します。
なお、図-4で「インストール日」の列見出しにマウスポインターを持って行くと表示される「▼」ボタンから、日付を絞り込むこともできます。(図-5)
問題の更新プログラムは日本時間では14日くらいに配布されましたが、上は13日から本日辺りまでで絞り込む例です。
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