【ドールハウス工作】 No.147 ミニチュアフラワー/ラナンキュラス、ミニチュアガーデン
(。◕‿◕。) 野球が開幕前で暇なので(←現実逃避 (∩゚д゚)アーアーきこえなーい)、ラナンキュラスのミニチュアを作ってみました。材料は主に樹脂(風)粘土です。
コンテナ(植木鉢)に使っているのは、100均のスイーツデコに使うカップで、直径は約3.5cm。
ラナンキュラスと言えばこの花ですが、ラナンキュラス(Rananculus)とは本来、学名のキンポウゲ目(Ranunculales)キンポウゲ科(Ranunculaceae)で、ラテン語のラナ(蛙)に由来する名前です。湿地、とまでは言わないまでも、水持ちの良い土壌を好むからだそうです。
欧米でもこの花はラナンキュラスと呼ばれるようですが、キンポウゲは英語ではbuttercup(バター色をした杯)、ドイツ語ではHahnenfuß(ハーネンフス/雄鳥の足)とも呼ばれるようです。Hahnenfußの由来(※)はよく分からないのですが、もしかしたら、球根(というより、塊根〔かいこん〕)の形から来たのでしょうか。なお、キンポウゲは漢字で書くと金鳳花だそうです。「金」は黄色い花によく冠せられます。(※調べたら分かりました。葉の形に由来する通称とのこと。< “Der Trivialname Hahnenfuß bezieht sich auf die vogelfußähnlichen Laubblätter.”〔Wikipedia〕)
ブログ主はキンポウゲの仲間が好きで、造花(葉のピック)で、キンポウゲ科にぴったりなもの(↓)を見つけたので、これを作ってみました。
個人的には、ラナンキュラスは品種改良されすぎて、ちょっと奇形的な感じがして、あまり好きではなく、同じキンポウゲの仲間ではハクサンイチゲとかニリンソウ、オキナグサのような山野草やアネモネなんかのほうが好みなのですが、花蕊(かずい=しべ)を作るのが難しいので、作りやすそうなラナンキュラスで妥協しました。
花茎は本来30cm程度なのですが、ちょっと高めです。まぁ、切り花用の高性種ということで...
作り方は、何度かご紹介しているバラの作り方と基本的には同じで、カップ型に作っていきますが、上下に押しつぶした、やや扁平な形で、ユリ根のようなイメージで花弁(花びら)を付けていくと、こんな感じになります。
花弁と書きましたが、調べたら花弁に見えるのは萼(がく)なのだそうですが、萼らしい萼も付いているようです。
(。◕‿◕。) 前回書いたように、植物のミニチュアを飾るための「庭」を作ることにしました。
とりあえず作ってみたのがテラス。
サイズは、上段が14×26(cm)。
比較のためにシュライヒ(Schleich社)のゴールデンレトリバーを置いています。
新しい庭を貰えるので、嬉しそう...と書きたいのですが、この子犬はいつも物憂げな表情をしています。 (そのうち、親犬も買ってきてあげようか。)
テラスに話を戻すと、素材は100円ショップで売っているスチレンボード(商品名はデコレーションパネル)で、A2くらいのサイズで105円(今だと108円ですね)はお得です。
これを4枚貼り合わせて2cmくらいの高さにしてから、鉄筆を使って適当に筋彫りをし、色を塗りました。とりあえず、イエロー系の明るい色にしましたが、周囲とのバランスを見て、もう少しニュアンスを付けていくつもりです。
デコパネはポリスチレンなので、ボンドは発泡スチロール用のものを使います。(これも100円ショップで手に入りますね。)
このテラスは以前作った台(↓下の画像の茶色い土台)の上に貼り、壁などを追加して庭にしていく予定です。
この土台は、100円ショップのA4サイズ用の額で、上にコルクシートを貼って、とりあえず茶色に塗っておいただけのもの。従って、完成するとA4より一回り大きいサイズの庭になります。
コルクシートもダイソーで買ったもので、デスクマット代わりに使っていました。
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