【ブログ主覚書】ATOK2014オールインワンパックを使ってみる【PC】
この記事はブログ主の覚書で、ATOK2014の機能を包括的に説明するものではありません。
日本語入力ソフトとして、ATOK2010(エートック2010)を使っており、Windows8.1に対応していないので、4年ぶりにATOK2014を購入。今までは電子辞書を持っていることもあって、“ベーシック”を使っていたが、いちいち電子辞書を引くのも面倒になってきたので、“オールインワンパック”(『新明解国語辞典』や『ジーニアス英和/和英辞典』が搭載されている“プレミアム”に、更に『広辞苑』と『ロングマン英英/英和辞典』、『角川類語新辞典』が付属された版)を購入してみた。
ここ暫く使ってみて、やはり、「ATOKは連携辞書があって、その能力が何倍にもなる」ということを実感。
初期設定を若干いじったのと、ATOKのパワーアップに伴って、今まで使用しなかったようなショートカットキーを使うようになったので、覚書として記事にしておくことにする。
■ATOK2010が起動されないようにする
新旧比較のためにATOK2010も残して2014をインストールしたが、タスクトレイに2つのアイコンが表示され紛らわしいのと、ATOK2010にも2014の辞書が追加されてしまい、以前の2010とは変わってしまったので、比較の意味が無くなった。そこで、2010が表示されないように、「テキストサービスと入力言語」から2010を削除。(いずれアンインストールもする予定。)
■プロパティ: スペースキーで変換できる辞書を追加
デフォルト(初期設定)ではF4キーで変換される『アクセサリ辞書セット』やF5キーで変換できる『オプション辞書セット』(広辞苑や新明解国語辞典はここに登録される)に入っている辞書のいくつかを『標準辞書セット』にも追加。これによって、スペースキーで表示される変換候補一覧に表示されるようになる。(多分、後で「削除」や「参照順序の変更」は必要になってくると思われる。)
■ショートカットキー: Ctrl+Backspase (日本語入力OFFで入力した文字を日本語に)
ATOK2014の“売り”の一つ。但し、「無変換」キー(半角アルファベットをそのまま入力)や「Caps lock/英数」キー(※半角アルファベットを入力)でのアルファベット入力は日本語にならない。
その代わりと言うか、英数モードの時に、ローマ字入力で和英辞書を引ける。(下図)
「熱狂的」(nekkyouteki)と入力しかけるとenthusiasticやfanatical等が候補になり、辞書の意味が表示される。
タッチタイピング/ブラインドタッチができる人は入力してすぐ気づくはずなので、使う機会は少ないかも知れない。(この例では、「ken」くらいで気づくので、Backspaceキーを3回押して消した方が速い。)
※「無変換」キーと「Caps lock/英数」キーの違い
長年ATOKを使っていて、今回初めて、「Caps lock/英数」キーを使った。
「Caps lock/英数」キーを押して英数モードにすると、単語の頭を入力する毎に変換候補が表示される。(下図参照)
「無変換」キーの場合は予測される候補が表示される単語は限られており、連続して入力していると、変換候補は表示されない。(「She is 」で一旦確定して、「enth」くらいまで入力して初めて、候補が表示される。)
なお、Ctrl+Backspaseは以前から、一度確定した変換を再度未確定の状態に戻すショートカットキーであった。
つまり、「買った」と変換したかったのに「勝った」と変換&確定(Enter)してしまった場合、直後にこのキーを押すとEnterを押す前の状態に戻せる。(『確定UNDO』機能)
■ショートカットキー: Ctrl+Tab (類義語辞書)
一度漢字に変換すると、類義語がある場合はガイドが表示される。
■ショートカットキー: End/FN+End (ひらがなのまま辞書を参照する)
■カタカナ語の言い換えを提案
『校正支援』機能の一つ。一旦カタカナ語に変換した後、言い換え候補があれば、ガイドが表示される。
■重ね言葉を指摘
これは以前からあった機能だが、「日本に来日」(×→○「来日」)のような重ね言葉を指摘してくれる。
「使用する場合は「校正支援モード」を「指摘する(強)」にするか、ATOKプロパティの[校正支援-表現の洗練]で「重ね言葉を指摘する」をオンに」とあるが、「指摘する(強)」を設定してしまうと、くだけた表現など、いちいちATOKに指摘されるので、ここは、「重ね言葉を指摘する」をオンにするだけに止める。
「校正支援」パネルは、自分のタイピングの“クセ”や文体などに応じて、微調整の設定する場所。
■Office連携ツール
「Word、Excel等のOffice製品およびInternet Explorerに「単語登録」「単語学習」「省入力データの追加」・「電子辞典検索」機能、Outlook/Outlook Express/Windows メール/Shurikenのアドレス帳から辞書を作成する機能」とのことで、今回初めて使ったが、前のバージョンからある機能である。
下は、IE8で「電子辞典検索」機能を使用したところ。
ブラウザでこの機能が使えるのはIEのみ。但し、GetTextOperaLClickというスクリプトを使えばFirefoxでも使えるとのこと。(この件は取りあえずは覚書に止めておく。)
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