【ドールハウス工作】 No.134 木製ミニチュアキットを作ってみた【cobaanii】
(。◕‿◕。) お正月の暇つぶしにと、1/12スケールのミニチュアキットを買って作ってみました。
とりあえず、完成品はこんなの。↓
cobaanii(コバーニ)mokei工房社の木製キットです。
この後、レビューのようなものも書いておくつもりですが、その前に、Schleich(シュライヒ)社のゴールデンリトリバー用に作った犬小屋のご紹介を。ずっと前に作って、ブログに未掲載だったものです。
こちらは、バルサで作ったものです。シュライヒのミニチュアは子供が遊びやすいサイズを優先しているので、動物によってスケールがまちまちですが、犬は1/12スケールで作られています。
で、ミニチュアキットですが、
最初の画像の左側は「パークベンチ」、右側は「想い出横町シリーズ」の「先生のオルガン」です。
塗装には、木部用水製塗料やアクリル絵の具、プラモデル用の塗料などを使用しました。ベンチの左右の部分をアイアン(鋳鉄)に模すためには、プラモデル用のメタリックな塗料を使っています。
オルガンは、実はミスをしています。
鍵盤の下にあるレバーのようなもの(スエルまたはスウェルというそうで、スペルはswellなので、「膨らむ、 (数量、程度などが)増大する」という意味で、音量を調節するものだそうです。)は、本来は右側に付いている必要があります。右手で操作するものなのでしょうね。
これは、そもそも底板が一見左右対称に見えたので裏返しに置いてしまい、前面の板を付ける際に穴の位置を合わせると裏返しになってしまったからで、スウェルを差し込む穴が左に来てしまいました。
('A`)
オルガンの蓋(譜面台)に置いてある楽譜は、ちゃちゃっと自作したものです。楽譜を縮小コピーして色画用紙に貼り付けただけの簡単なもの。
【木製ミニチュアキットの作り方・作る際の注意点】
説明書に必要な道具や塗料についての説明などが簡単に書いてありますが、作る際の注意点を少し補足しておくと...
下は組み立て前の画像ですが、パーツはこのようにレーザーでカットされており、1、2箇所の板(プラ模型で言うランナー)につながっている部分をナイフで切り離して組み立てるだけです。(下の右側の画像に写っているナイフは100円ショップのデザインナイフですが、普通のカッターでも大丈夫です。)
ランナーの残りを落とすためには、400番くらいのサンドペーパーを木ぎれに巻き付けたものを使うといいでしょう。
パーツの大半ははめ込み式で、レーザーでのカットは精密なので、素組では簡単にはめ込めますが、塗装によってサイズが狂う場合があるので、そのときはサンドペーパーや精密ヤスリなどで微調整します。
少し気になったのは、板が1~2mm程度と薄いせいか、切り離す前に既に“反り”が見られました。
ブログ主は接着する際に無理矢理手で押さえて矯正してしまいましたが、軽く霧を吹いて重しを載せて矯正してもいいかもしれません。
ボンドは主に速乾性の木工用ボンドを使いましたが、パーツによっては瞬間接着剤も使いました。
塗装については、ベンチは単純な構造ですが、オルガンのような複雑なものは、塗装後の完成品をイメージして、どの段階でどのパーツに色を塗るか考えながら作業します。
制作時間に関しては、ブログ主は数日に分けて作成しましたが、道具や塗料が揃っていれば、数時間~半日程度でできます。
下(↓)は価格が分かりやすいようにAmazonの商品画像を貼っていますが、Amazonのサイトが混み合っているときは商品画像や価格が表示されない場合があるようです。(その場合はF5=再読み込みで画像が表示されることがあります。) また、商品の販売が終了したときは、画像が表示されません。
画像の、コニシボンドのチューブ入り速乾木工用ボンドは、口が細くてミニチュア制作に便利です。口の部分は取り外しができるので、次回からは容量の大きいボンド(通常のボンドは黄色いボトルですが、速乾用は白いボトル)を購入して、チューブに移し替えて使うことができます。)
cobaanii社のサイトはこちら(http://cobaanii.com/)ですが、直接販売は行っていないようです。Amazonやヨドバシのネットショップで入手可能です。1/12スケールのキットの他、1/24スケールのシリーズや1/35スケールのミリタリージオラマなど、他のシリーズもあります。
ところで、上のAmazonのリンクを貼るために、他の商品も含めてレビューを少し読んだのですが、組み立てが面倒だからとか、ひどいものはキットと知らずに買って、届いた後で組み立てることを知ったので低評価とか、あきれるレビューがありました。他には、ミニチュアだと気づかずに(!?)、届いたら小さいのでビックリしたとか。こんなのはあきれるを通り越して笑ってしまいました。また、持っているドールとバランスが合わないというレビューもありましたが、そもそも人形が、本来の人間のバランスを無視したスタイルだというのに気がつかないのだろうか...
こういうレビューを見ると、販売者や生産者が気の毒だと思います。(文章を読めば、無視してもいいレビューだと分かっても、☆評価は平均されてしまうので、こういうレビューのために著しく平均点が下がっている例がありました。)
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