PIXUS MG7130を買うたった( ^ω^)/プリンター選びのポイント
前にも書いたように、12年使ったEPSONのPM-950Cの調子がだんだん悪くなってきたので、そろそろ潮時かと、新しいプリンタを購入しました。(インクジェットプリンターPIXUS MG7130概要)
快適すぎて笑ったw
気分はこんな感じ↓
BGMはこちら↓(ベイスターズチャンステーマ3)
USBケーブルも念のため買ったけど、ワイヤレスなので置き場所をあまり選ばないし、スピードも段違いだし、PC側から印刷を指示すると電源が自動でONになるし。(排紙トレイ-印刷結果が溜まるトレイ-が閉まったままだと、紙が詰まるのかと思ったら、自動的にトレイが開くし)
( ^ω^)
【追記】ECO(エコ)設定の自動電源OFF機能
プリンタ本体の操作パネルをフリック(指先ではらうようにしてメニューを移動する)して表示されるECOというメニューから、「自動電源ON」と「OFFの時間設定」ができますが、いくら待っても電源が切れない... で、カスタマーサポートに電話して聞いたところ、無線で使用時は自動OFF機能が使えないことが分かった。(有線、つまりUSB接続時はどちらも機能する) こういうことはマニュアルに書いておくべきでしょ。(というか、ECO機能そのものについてマニュアルで言及していない。カタログには便利な機能として紹介されているけどね。)
今回、たまたま、Win8ノートPCを購入するときにEPSONのカタログを貰ってきて、事前に下調べしていたので、これを基準として店頭で様々な機種を比較検討したのですが、その時に伺った販売員の方の説明を覚書として書いておこうと思います。
これからプリンタを買う方の役に立つかも知れないしね。
ただ、日進月歩の世界なので、あくまでもこの記事を書いている時点での話、と、お断りしておきます。
店頭で目に付くメーカはCANON(キヤノン)、EPSON(エプソン)、HP(ヒューレット・パッカード)、BROTHER(ブラザー)あたりです。 (今回はHPはあまり検討しなかったので、ここでは言及しません。理由は緊急時に近所のホームセンターでインクが手に入らないからというだけです。)
今はプリンタ以外にもスキャナやコピー機能が付いた複合機が主体で、10,000円 前後~20,000円前後の価格帯が主流です。このあたりで検討する場合のポイントを書いてみます。
1. 耐水性/染料インクか顔料インクか
次項の「何を印刷したいのか?」にも関わるのですが、実は最初に候補から脱落したのはEPSONでした。
現在使用しているプリンタは染料インクなのですが、何が不満かというと、染料インクは水に弱いという欠点があるので、雨に濡れる心配があるハガキに使用するには不安があるのです。(その代わり、色の表現度では染料インクのほうが勝るようです。)
EPSONは機種により“オール染料インク”か“オール顔料インク”の選択になり、一方他社製のプリンタは黒インクは顔料、カラーインクは染料と分けているものがほとんどです。顔料インクは染料インクよりも高価で、宛名ラベルなどには黒を使うことが多いので、黒一色なら比較的水に強いという点でEPSON以外から選ぶことにしました。
2. 何を印刷したいのか?
印刷の目的ですが、「通常はビジネス文書のようなモノクロ主体」とか、「webのページを印刷するのでカラー印刷をするが色合いにこだわりはない(普通紙を使う)」、「インクジェット用ハガキに年賀状をカラーで印刷したい」という程度なら、コスパ(コストパフォーマンス=価格性能比)はブラザーが一番高いと思いました。
ここで言う「コスパ」とは本体価格だけでなく、ランニングコスト=運用費(インク代)も含みます。次項で書きますが、カラー写真に“ものすごく”拘るのなら、キヤノンかエプソンになってくるのですが、それだけインクも高くなります。
たまたま店頭で見たブラザーのDCP-J552N(9,000円弱)でも充分かなと、これに決めかけたのですが、品切れで数日後の入荷待ちだったので、その上位機種DCP-J952N(15,000円強)と比較してみると、インクは共通なので運用費は同じ、解像度や印刷の速度といった、プリンタとしての基本的機能に関わるスペックは同じでした。
で、どこが違うのかと言ったら、上位機種では、コピーの際の「自動原稿送り装置」が付いていて、これはコピーの基本的機能と言えますが、プリンタ機能に関しては、「メモリーカードから直接印刷できる」とか「CDレーベルの印刷ができる」とかそういったものでした。つまり、“高機能”と言うか“多機能”です。
この違いに6000円の価値があると感じるかどうかは人によってそれぞれです。
3. 写真を“光沢紙”に美しく印刷したいなら、やっぱりキヤノンかエプソン
最初にEPSONは対象外になってしまったのですが、光沢紙に写真をプリントする場合、やはりキヤノンかエプソンがきれいです。(その結果、インクの色数も多くなり、インクの価格も高くなるのですが。)
ただ、ブラザーが全くダメというわけではありません。店頭には通常、同じ写真を別々の機種で印刷したサンプルが置いてありますが、それを見て、全然違いが気にならないというのなら、ブラザーで決まりです。(あるいはHPとか) 普通紙(インクジェット用ハガキなど)に年賀状を印刷する程度なら大差ないので。
ブログ主は元々写真好きで、たま~に光沢紙に写真をプリントすることがあるので、色合いや彩度といった表現力みたいなものを比べて、最終的にキヤノンを選びましたが、圧倒的に普通紙のプリントの方が多いし、“多機能”すぎて、ややオーバースペックかな?とは正直感じてます。
しかも、印刷速度が若干遅く(但し、これはきれいに印刷するためにはしかたがない点も...)、ランニングコストが高くなります。具体的な数字(L判写真コスト=インク代/L判写真印刷スピード/A4普通紙カラー印刷スピード/A4普通紙モノクロ印刷スピード)はこんな感じ(↓)です。
- DCP-J552N/DCP-J952N: 約18.8円/約14秒/10ipm(※)/12ipm
- MG7130: 大容量インクなら約16.2円、標準インクなら22.0円/約18秒/10ipm/15ipm
※ipm:image per minute=簡単に言うと、1分間に○枚印刷できること
本当は使用頻度が多いモノクロA4文書の印刷でコスパ比較がしたいのですが、なぜかカタログはL判写真で比較しています。
【追記】下記以外の関連記事はカテゴリ「CANONプリンタ MG7130」にあります。
■Canon Quick Menuをスタートアップから外す方法→『【PC】Canon Quick Menuをスタートアップから外す/Windows Update【ブログ主覚書】』
■『【PC】キヤノンMG7100シリーズ/スキャナ使用方法【覚え書き】』
■無線LANの設定/「プリンター通信できません」エラー
回線トラブル&ルータ付きモデムのトラブル(2014/03/05)で、モデムを一度リセットしたことにより、プリンターの無線設定も再設定の必要があった。(リンク先記事参照)
これが原因かどうかは分からないが、無線で印刷する際に、「プリンターと通信できません。双方向通信をサポートする設定にしてください。」という警告が出るようになった。(但し、印刷はされる。)
『双方向通信』というのは、PC→プリンタへ印刷データを渡すという、一方向だけでなく、プリンタ→PCへ情報を渡す-例えば、インク残量の通知など-という双方向を意味するので、この場合はプリンタ→PCへの通信ができないと言うことらしい。
調べたら、CANON公式の『プリンターステータスウィンドウに「プリンターと通信できません」と表示される』の対処方法を行えば良いと言うことが分かった。(OSの違いによる『プリンタードライバーの設定画面の開きかた』はこちら)
上記FAQの文字だけを転記すると、下記の通り。
- プリンターフォルダーを表示します。
- 本プリンターのアイコンを右クリックして、ポップアップメニューから[プロパティ]または[プリンターのプロパティ]を選択します。
- 双方向通信を有効にします。
(1)[ポート]ページを表示します。
(2)[双方向サポートを有効にする]にチェックマークをつけます。. - コンピューターとプリンターを再起動します。
しかし、「3.双方向通信を有効にします。」の操作が、チェックマークをつける部分がグレイアウトして選択できず、少し悩んだ。(下図)
よく見ると、「全般」タブで[プロパティの変更]ボタンがあったので、これを押すと、「ポート」タブの項目が変更できることが分かった。
なお、説明をよく読まなかったので、上記画面で[OK]を押してすぐに印刷したところ、下のように「プリンターと通信できません。」エラー。
これは「4.コンピューターとプリンターを再起動します。」を実行して解決。
なお、調べていてたまたま見つけた「口コミ情報」↓をブログ主の覚え書きとしてメモ。
『PIXUS MG7130/黒だけ印刷できるのでしょうか?」という質問。要するに、他の色のカートリッジが空になっても、黒インクがあれば、モノクロ印刷ならできるのか?」という質問に対する回答に、
「キヤノンの場合は、インクが1色なくなっても強制的に印刷を続行できますが、その状態を恒常化させるとプリントヘッドが目詰まりします。」
というものがあった。さらに詳しく理由が説明されていて、「(その理由は)サーマル式プリント方式の為。液体インク噴射時に噴射缶を過熱しその圧力でインクを、プリント用紙に噴射します。この缶にインク無しで加熱すると焼付きを起こして仕舞い、結果的にプリントヘッドの消耗劣化故障を早める又即焼付き故障してしまうからです。」とのこと。
スキャナとしての使い方は『【Windows8.1】キヤノンMG7100シリーズ(MG7130)スキャナ使用方法/各種ユーティリティ・トラブル対応まとめ【まとめ】』をお読み下さい。
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