【PCデータのバックアップ】@niftyマイキャビを使ってみる No.4/自動バックアップ
前回の記事『【PCデータのバックアップ】@niftyマイキャビを使ってみる No.3/手動バックアップ』に続き、「自動バックアップ」をテストしました。前記事で既に『自動バックアップ』については概略を説明しているので、その部分は省略します。
【@niftyマイキャビ概念図】
【テスト用ファイル概念図】
マイドキュメントの直下に「MyCabi_Bkup」というフォルダを新たに作り、その下に下記のファイルとフォルダを置きました。
1. 新規バックアップ
テストに先んじて、予め@niftyマイキャビのバックアップを下図のように整理しました。「My Document」(マイドキュメント)も本来テストには不要ですが、『バックアップ』の中はローカル(PC)側のフォルダ構造が引き継がれるので、「My Document」が自動的に作られ、その下に今回バックアップされるフォルダやファイルが保存されることは分かっていたので残しました。
以下、手順を説明しますが、詳しくは公式のマニュアルを参照して下さい。
1-1. バックアップ設定
マイキャビエージェントのメニューから「バックアップ設定」を選択し、[追加]ボタンを押して「MyCabi_Bkup」をバックアップ対象に指定。(図-4、図-5)
[保存]をクリックして終了。
1-2. しばらくすると、自動的アップロードされる
図-6
1-3. @niftyマイキャビを確認
ローカルの構造を保ってフォルダやファイルが保存されていることが分かる。
2. 動作確認テスト
2-1. PC側のファイルを削除
PC側でpostbox.jpgを削除するが、10分以上経ってもサーバ側は消えないことを確認。(図-7のまま)
2-2. PC側で2-1のファイルを復活させてみる
再度postbox.jpgを戻したら、10分後、アップロードされて上書きされた。.(作成時間に注目)
2-3. ファイル(postbox.jpg)の名前を変更
図-8の状態でしばらくすると、aaa.jpgがサーバー上に追加された。(図-9)
2-4. フォルダ「MyCabi_test02」をローカル側で削除
2-1と同様、サーバー上のフォルダが消えることはない。図-9の状態のまま。
3. リストア/restore(ダウンロード)
指定した場所に、ハードディスクでの階層のままファイルが保存されます。
これは、例えば「マイドキュメント」の直下にある「AAA」というフォルダをバックアップしおいたとして、リストアされたファイルは、
\●●●\drive_C\Documents and Settings\■■■\My Documents\AAA
(●●●:PC名、■■■:ユーザ名)
という階層を持って保存されます。手順の概略は下記の通りです。
3-1. マイキャビエージェントのメニューから「リストア」を選択。
ここでは時間を18:40と指定した。(この時点で実際の時間は不明だが、リストアされたファイルの時間が21:21なので、その頃と推測。)
ここで不思議な現象が起きたので目下問い合わせ中 回答が得られたら追記する
- リストアの作業をした時間は不明だが、リストアされたファイルの作成時間から想像すると21:20頃のはず。(図-13)
- この時点の@niftyマイキャビ(サーバー)上の状態は図-9なので、18:40と指定したことで、フォルダ「MyCabi_test02」からダウンロードされるのは、freundschaft.jpg(タイムスタンプ18:36)、Heiligenblut.jpg(18:36)のみで、postbox.jpg(19:26)は対象外とと予想。「MyCabi_test01」には18:36にアップロードされた2つのファイルが存在しているので、リストアされるのは合計4つのファイルと予想した。(が、3-2に示すように、予想に反して5件のファイルがリストアされた。)
3-2. 次に表示されるダイアログボックスで保存場所を指定。
リストアが完了すると下記のようなメッセージが表示される。
図-12
3-3. リストア結果(「MyCabi_test02」)
予想に反して、postbox.jpgもダウンロードされていた。
作業内容から仮説を立てるとすると、
postbox.jpgが最初にアップロードされたのは他の2つのファイルと同じ18:36(図-7)なので、(その後、一旦ロサーバー(←「PC」の誤り)上で削除、その後19:26に再度自動バックアップが行われた場合でも、)どこかに18:36というタイムスタンプを持っていたのではないか?
そのため、18:40という時間指定(図-11)の対象に含まれていたのではないか?
もし、この仮説が正しいとすると、この動作はバグ(不具合)に近い。ここではテストのために画面のキャプチャを保存してたので時系列に作業内容を追えるが、ユーザにはpostbox.jpg(19:26)という情報しか見えないわけで、これがダウンロードされるのは理解しがたいはずである。
なお、このような作業(=一旦サーバ上で削除、その後19:26に再度自動バックアップ)をした場合に、サーバー上に物理的に18:36のファイルと19:26のファイルが存在しているということはないとの説明だった。(←これは、理解できる。)
「サーバ上ではなくPC側で削除した」ので前提が崩れるため、上記は削除。
ここまで
4. フォルダ削除のテスト
@niftyマイキャビの仕様では『バックアップ対象に指定したフォルダは削除または移動ができない。』ことになっています。
今回の例で言うと、「MyCabi_Bkup」が該当し、その下に「MyCabi_test」というフォルダがあり、更にその下に「MyCabi_test01」と「MyCabi_test02」というフォルダがある状態です。
従って、「MyCabi_Bkup」フォルダを削除や移動をしようとすると下記のようなエラーメッセージが表示されます。
これは、マイキャビエージェントを終了(※)すると解除されます。
※2013年4月の時点では、エージェントを終了させてもプロセスに「SmartTracker.exe」(監視プログラム)が残っているため、移動や削除はできなかった。(2013/04/11付『【PCデータのバックアップ】@niftyマイキャビを使ってみる No.2』)
マイキャビエージェントの「バックアップ設定」から「MyCabi_Bkup」を削除し、マイキャビエージェントを終了させた状態での移動はできたところまでは確認済み。
【関連記事】
古い記事
- 『【PCデータのバックアップ】@niftyマイキャビを使ってみる No.1』 2013年4月 8日
- 『【PCデータのバックアップ】@niftyマイキャビを使ってみる No.2』 2013年4月11日
以下はあらためて使い勝手をテストした記事
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