【プチ工作】100円ショップの木製トレリスで壁面ディスプレイコーナーを作る
100円ショップの園芸コーナーで木製トレリスを見ていたら ピコーンと閃いて、こんなものを作ってみました。
木製の壁掛けラティスです。
ん? トレリス? ラティス? どう違うの?
と思われたかも知れないので、工作の紹介をする前に、ちょっと説明を。
この商品名は「木製トレリス」というものですが、実はこれを作るに当たってイメージしたのは、よく100円ショップなんかでも売っている、金網状の壁掛け。
キッチンの壁面に掛けたりして、物を引っかけて使いますよね。この“金網状の壁掛け”って何て呼ばれているのだろうと調べたら、日本語(カタカナ)で「ワイヤー・ラティス」というのが一般的だと分かったので、作ったものは「壁掛けラティス」と書きました。
で、トレリスとラティスの違いですが、英語の国語事典、即ち英英辞典(Oxfort Advanced Learner's Dictionary)で調べてみると、簡単に違いが分かりました。
trellis : a light frame made of long narrow pieces of wood that cross each other, used to support climbing plants
lattice : a structure that is made of strips of wood or metal that cross over each other with spaces schaped like a diamond between them, used, for example, as a fence; any structure or pattern like this
だそうです。
簡単に言うと、トレリスは「格子状のフレームで、“植物を這わすためのもの”」、ラティスは「格子状(ダイヤモンド柄)に組んだ“構造物”で、フェンスなどに使われるもの」です。着目点が違うのですね。
なので、よく、円錐や四角錐の柱状の、植物を這わせるものがありますが、あれはトレリスということになります。エジプトの石柱(オベリスク)になぞらえて、単にオベリスクとかオベリスク・トレリス(Obelisk Trellis)と呼ばれます。
疑問が解消したところで、工作のご紹介ですが、
何のことはない、単に木製のトレリス(30×53cm)に塗装を施しただけです。
壁からちょっと離すために、余っていたヒノキ棒を裏に貼り付け、“下駄を履かし”ましたが、前傾して上部が壁から浮くので、やってもやらなくてもよかったみたい。
このトレリスは100円ショップ・セリアで買ったのですが、元々は赤みを帯びた木部用ニスが塗ってありました。でも、かなりちゃちなので、屋外での使用には耐えなさそうです。
こんな風に使ってみようと思ったのは、たまたま同じコーナーに置いてあった、ブリキ(?-タグを捨ててしまったので材質は不明)のポットのようなものを見たからです。
こんな感じで、柄が付いていて、先がフックのようになっているので、「これはラティスなんかに引っかけるんだろうなあ」と思っていたら、こういう使い道を思いついたというわけです。
中に入れてみたのは、(これは100均ものではありませんが、)フェイク・グリーン。ミニチュアに使うために買った残りで、3束98円でした。
でも、実は、今回一番頭を悩ませたのは、これにどうやって“もの”をディスプレイするか。
このポットのように、引っかけられる形状のものはいいのですが、例えば、額などはどうやって飾ろうかと...
S字フックは安定感がなさそうだし、だからと言って、フックを接着してしまったら、レイアウトが固定してしまうし...と、悩むこと2日。
それで、ホームセンターで色々な部品を眺めていたら、再び ピコーンと思いついきました。
それは、後ろに両面シールの貼ってある小さなフックを裏表に上下逆に貼り合わせること。
1枚目の画像に小さく映ってる、“アレ”です。
実は、この記事の主役はトレリスでもブリキポットでもなく、
コレです。コレ! コレなんです!
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