【ドールハウス工作】 No.116 ドールハウスキット No.4/ファサード
(。◕‿◕。) キットのファサード部分がだいたい完成しました。
こんなの(↓)。大変だったぁ~
下はキットの商品画像からの引用ですが、これと比べても分かるようにだいぶ手を加えました。
まず、色を塗り替えたり、内側に壁紙(布)を貼る作業もさることながら、多少のサイズ違い(長いとか)なら、購入店に請求することなく自分でカットして使ったのですが、パーツが多くてチェックしきれず、一つのパーツのサイズが数ミリ間違っていたのに気づかずに作り始めてしまったので、辻褄合わせに苦労しました。
他に手を加えたのは、まず、ファサードの上部。
ここには本来、店の看板が描かれた紙を貼るのですが、それは嫌だったのでやめたところ、パーツの継ぎ目が見えて格好悪いのです。それで、継ぎ目の隙間をパテで埋めてからメディウムを混ぜた塗料で厚めに塗りました。看板は最後に作ります。
また、ドア上部のシェードも本来は紙なのですが、これも自作。
豆腐が入っていた容器(半球形)を使って布を貼ったものを付け、100円ショップのトーションレースで飾りました。
ドアはキット通りに作ると接着してしまうので開かないのですが、以前、何かに使うこともあるかと買っておいた小さな蝶番を付けて開閉できるようにしました。
ドアの横には玄関灯みたいなものを付けるのですが、これは後で作ることにします。
このファサードの右側を付属の蝶番を使ってハウスに取り付け、開閉できるようにすれば、とりあえずハウスはほとんど完成なので、この後は小物の作成に取りかかります。
ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.3) 100円ショップのお薦めグッズ(塗装用)
“How to”と言うほどではありませんが、今回はミニチュアの塗装に役立つグッズをご紹介します。100円ショップのものだけでなく、廃品も入っていますが。
下はブログ主が愛用している道具です。
平筆はナイロン製で、ダイソーで売っているもの。一般的な動物の毛の筆より固めで腰があります。ミニチュアに色を塗る場合、小さな範囲に塗ることが多いので、あまり水(絵の具)を多く含まない固めの筆の方が塗りやすいのです。
極細の筆はネイルアートのコーナーで見つかります。筆そのものが消耗品ですが、特に細い筆はそこそこの値段のものを買っても寿命が短いので100均ものでもいいかと思います。
右下はブログ主愛用のパレットです。(ゴミではありません ) 以前から食品トレイをパレット代わりに使っていましたが、コロッケか何かが入っていたこの容器は蓋付きというのがミソなんです。
アクリル絵の具は乾きが速いのですが、後で「ちょっと同じ色を塗りたい」というときのためにフタをしておくと乾燥が遅いので、運が良ければ使えます。
汚れたらマジックリンを吹きかけると簡単に塗料が落とせます。シュッシュッと吹きかけてしばらく放っておくと、塗料が溶け、厚くこびりついているような場合はペロンと落ちるので、長い間使用することも可能です。
上は水ようかんとかゼリーの容器。これはハウスの壁など、広範囲に塗る塗料を入れたり、メディウムと混ぜるのに使いますが、今は右側のシリコン製のおかず入れを使うことの方が多いです。これは、ご想像通り、塗料が乾くとペリッと剥がれて取れるので大変便利です。塗料が残ったときはラップで厳重に包んでおくと乾燥を遅らせることができます。
画像はありませんが、最もよく使う塗料の一つ、アクリル絵の具は100円ショップで基本色が揃います。金属を表現する場合はプラモデルに使う塗料(タミヤカラーとかMR Hobbyの水性ホビーカラー)が便利です。また、前述のように微妙なニュアンスの色はトールペイント用の塗料が色数が多く、好みの色が見つかります。どちらも140円程度です。
上記以外に、今回のファサードやテーブルの天板のような、やや広範囲に塗る場合、トールペイントなどで使うスポンジブラシ(下の画像)があると重宝します。
普通の筆のようなハケ跡がつかず、均一に色を塗ることができるからです。小さなものは画材店やトールペイントの道具を扱っている手芸店などで100円程度で購入できます。
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コメント
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やはり良くご存知だったのですね。
筆を濯ぐものは私も100均の4分割のプラスチック製を使っています。
トール用のは筆も立てられるのですが、分割されていないので使い勝手がいまいちなんです。
陶器製のは洗うと綺麗に色が落ちるからいいですね♪
プラスチックのは段々汚れてきますよ。
だからみえないところにしまっています(笑)
投稿: 初恋 | 2013/08/05 11:43
>初恋さん
ご丁寧な役に立つアドバイス、ありがとうございました。
筆のリンス液なんてものがあるのですね。
今度見てみます。
今回は100円ショップでも手に入る物で気楽に工作ができることをご紹介したくてこのようなノウハウを記事に追加しました。(個人的には100均に拘るわけではないのですが...) 筆洗いは水彩画を描いていたときに入手した陶器製のもの(3分割されているもの)を愛用しています。
絶対に倒れる心配はないし、絵の具を落とした後で再度すすげるので、一点豪華にするならこれって思っています。
投稿: 大師小ブログ主 | 2013/08/05 06:09
筆は使う前に水で全体を濡らし、ティッシュを一枚四っ折りにしたもので水をぬぐい、それから絵の具をつけたほうが傷みにくいです。
途中筆を休める時はジャム瓶などに水を入れてその中でシャバシャバして洗い同じくティッシュで水をぬぐいます。
使ったあとは、ぬるま湯の中で筆と柄の繋ぎ目部分を前後に動かして洗うと良く落ちます。 トールの場合は筆のリンス液をつけて洗うと良く落ちて、筆も傷みません。
古い筆はかすれた感じにしたいときや、ニスを塗るときに使っています。
パレットですが、トールの場合は水で濡らしたティッシュの上に絵の具をのせると多少乾きにくいです。
塗り色は比率で混ぜると次回も同じ色になりやすいです。
例えば、赤●●白○○○・・・2:3と覚えておくといいです。
投稿: 初恋 | 2013/08/04 16:13