【ドールハウス工作】 No.99 キッチンモチーフのミニチュア No.3 『キャニスター』と“なんちゃってデコパージュ”
(。◕‿◕。) 前回掲載したドールハウスに飾ったミニチュアをいくつかご紹介します。
卵を入れた、ココットの器のようなものは、絵の具のキャップです。何となく取っておいたのですが、このドールハウスのテーマカラーに合うので、色はそのまま。カットして少し浅くし、底には厚紙を貼っています。
小麦粉が入っている容器はお弁当に入れるタレ瓶で作りました。これは、及川氏の作品に使われているものを真似しました。(『【ドールハウス工作】 No.92 『木骨の家』 No.4 家具&レジのミニチュア/Fachwerkhaus』に貼った本の表紙の右下にあります。
クリームを泡立てている器は100円ショップ・セリアのスイーツデコグッズ。
下はキャニスターです。
これは、以前図書館で借りた本に載っていた作品を参考に、波段ボールとか片面段ボールというものをクルクルと巻いて作っただけです。この段ボールは贈答品のコーヒーのラッピングに使われていたもので、初めからこのような色(こげ茶)でした。
蓋には100円ショップの「くるみボタン」のパーツを使ってみました。(本ではボタンを蓋代わりに使っていたと記憶しています。)
色合いが気に入ったので、これはこのままで完成としたのですが、ついでに、こんなものも作ってみました。
ちょっとアンティーク風に見えませんか?
アンティーク風にする塗装は、色々な方法があると思いますが、ここでは下にブラウンの塗料を塗って、上からアイボリーの塗料をドライブラシの要領で雑に塗っています。ドライブラシとは、名前の通り水をほとんど使わず、筆に付けた絵の具を紙の上などで少し落とし、かすれたように塗る技法です。ここでは比較的多くの絵の具をつけて塗ったので、“斑(むら)”な塗装なだけかも知れませんが。
さらに、ペーパーナプキンから切り抜いた柄を使い、“デコパージュ”の要領で貼ってみました。
デコパージュ(Decoupage)とは家具などに紙(布も使われるそうです)を貼り、上からニスを何度も塗って仕上げる手芸です。
ペーパーナプキンは2~3枚の紙が重なっているので、切り抜いた後、一番上の印刷されたものだけを使います。上からニスを塗ると、紙が薄いので透明感が出て地の色と馴染みます。ここでは、ニスの代わりに透明マニキュアを塗りました。これだけ小さいと糊も不要で、先にさっとマニキュアを塗って柄を置き、上からマニキュアのブラシで押さえるようにすると貼り付きます。
ミニチュアを作っていて面白いのは、こんな風に色々なハンドクラフトをちょこっと体験できることです。
同じ方法で箱も飾ってみました。
端材で箱を作ってからキャニスターと同様に塗装とデコパージュを施しました。
留め金具は厚紙と洋服に使うフック(ホック)の一部です。細かいところですが、糸で縫うために空いている穴の上にネイルアート用のラインストーンを貼ってネジのように見せています。
蓋はアルミテープと針金を利用して作った蝶番(ちょうつがい)を付けているので開閉もできます。
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