【ドールハウス工作】 No.81 セリアの木製ボックスで 『クラインガルテン』 No.2/Kleingarten
(。◕‿◕。) 100円ショップの木製ボックスを使ったドールハウスです。
屋根は接着していないので、外すとこのように(↓)なります。本体の方はほぼ箱のまま。
(加工前の木製ボックスの画像やサイズは『【ドールハウス工作】 No.74 100均木箱のドールハウス “Beatrix's Room”』に掲載してあります。)
以下、作り方の覚書です。
箱の周囲に板のようなものを貼り付けていますが、これは木ではなく、厚紙です。
板目表紙といって、書類を閉じる際に表紙に使うもので、100円ショップ(セリア)で手に入りました。サイズは美濃版と呼ばれるB4版とほぼ同じ大きさのもので5枚入りでした。そもそも、Bx版は和綴じ本のサイズから来ている日本特有のサイズですね。
これを細くカットして貼り付け、板貼りの家のような雰囲気にしています。これは、身近なもので作るドールハウスの本で紹介されていた方法です。
屋根もその本の方法とほぼ同じ作り方なのですが、屋根を変えればハウスの雰囲気が変えられるように、木箱に接着しないで作りました。
屋根の素材は段ボールで、箱のサイズに合わせて三角形にカットしたものを2枚用意し、木の棒で2枚を接着しています。
本来の意味での屋根も同じ段ボールで、屋根の長さに細長く切って、真ん中に切り離さない程度の切り込みを入れて、その切り込みにボンドをタップリ塗って角棒を挟み、先に作った三角形の部分に載せて乾かすことで「へ」の字型に固まります。
三角形の部分の切り口(斜辺)にボンドを塗ってこれを接着します。あとはお好みで庇などをつけて下さい。
屋根を“葺(ふ)く”方法は色々あると思いますが、これも本で知った方法、梱包用のクラフトペーパーバンドで葺いています。クラフトペーパーバンドは「エコクラフト」というハンドクラフトの材料としてバッグやカゴを編むのに使われるので、100円ショップの手芸コーナー(ダイソーやセリア)でも手に入ります。(リンクをクリックすると過去にブログ記事に貼った画像が表示されます。)
ポイントを挙げるとすると、段ボールの切り口に厚さと同じ幅でカットした細長い紙を貼り、切り口を隠すと見栄えがよくなります。
ボンドと書きましたが、塗料を塗る部分は水溶性の木工用ボンドではなく、多目的ボンドを使った方が剥がれにくく、また、紙の上に絵の具を塗る場合は波打たないように、塗料もあまり水で薄めずに塗るのがコツです。一度では思った色にならないのでなんどか塗り重ねますが、アクリル系の絵の具は乾くと耐水性になるので、1回目の色塗りが乾いてから塗り重ねて下さい。
ドールハウスはこのままではちょっと寂しいので、テラスとかポーチみたいなものも作ります。ガーデンモチーフのミニチュアは以前から作り溜めたものがあるので、今回はハウスに少し凝ってみようかと思います。
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