【ドールハウス工作】 No.80 セリアの木製ボックスで 『クラインガルテン』 No.1/Kleingarten
(。◕‿◕。) セリアの木製ボックスを使った工作をもう少しやってみようと思います。
今回のテーマは『クラインガルテン』。
クラインガルテンとは日本語に訳すと、『市民農園』なのだそうですが、下に貼り付けた画像を見ても、畑だけを借りる日本の市民農園とはずいぶん違います。農作物を収穫するためだけでなく、家族や友人と週末を過ごす場として親しまれているようです。
しばらくは、ブログ主が『クラインガルテン』からイメージをするミニチュアを作る予定で、今回ご紹介するのもそんなミニチュアです。
ガーデニングで収穫物や道具などを運ぶカートです。
以下、製作メモ。
カートの側面の台形部分のサイズが、底辺4cm、上辺5cmです。車輪は100円ショップで3個か4個入りのミニカーを買ってきて車輪だけ取り出して使いました。軸受け(?)はストローを使って筒状にしてあるので、車輪はちゃんと動きます。
引き手の部分はスコップの持ち手と同様、ビニール巻きワイヤーで作りましたが、ビニールの上に塗装すると塗料が剥げやすいようです。
スコップは100円ショップ(セリア)で購入したミニチュアのオブジェで、「レンガの塀と花壇」で使ったバケツとセットになっていたものですが、前述のように持ち手の部分をビニール巻きワイヤーで追加して赤くペイントしました。
培養土はその辺にあった細長いプラスチック袋にコーヒーの出し殻を詰めただけ。ラベルを付けてそれっぽくしました。
最初に書いたように、今回もセリアの木製ボックスを使ってハウスを作りますが、その参考となる画像をいくつか集めました。
ネットショップからこっそりもらったものですが、こんな(↓)イメージで作ろうと思ってます。
左側はGerätehaus(ゲレーテハウス)なので正確には道具小屋(納戸とか物置小屋)、右側がGartenhaus(ガルテンハウス)です。
こういう写真を眺めているだけでも、ミニチュアのモチーフとなるものが色々と目に入ってきて楽しいですね。
次回はハウスをご紹介する予定です。
先日、テレビ(NHK BSプレミアム)を見ていたら世界のガーデニングの特集を再放送していて、その中でクラインガルテンも取り上げられていました。メモを取りながら番組を観ていたので、ブログ主の覚書としてここにメモしておこうと思います。
番組で紹介されたクラインガルテン固有の規約かも知れませんが、年間使用料が100マルク(放映時のレートで7,000円くらい)で、25年の使用期限だそうです。
花を植えても構いませんが、土地の1/3は必ず野菜や果樹を植えなくてはならない規則で、道具や休憩のための小屋を建てられますが、宿泊はしてはならないそうです。
この番組ではライプチヒの医師モリッツ・シュレーバー(Moritz Schreber/1808-1861)の提唱で始まったような説明をしていましたが、シュレーバーの名を冠しているだけで、元々は子供の情操教育のような目的で始まったとのことです。(シュレーバーにちなんで、Schrebergarten/シュレーバーガルテンと名付けられました。)また、それ以前に、貧困者向けに小区画の菜園を貸し出す制度があったそうで、こういった歴史を背景に現在のクラインガルテンに発達していったようです。(http://de.wikipedia.org/wiki/Kleingarten)
ところで、この番組内で紹介されたドイツの花の美しい村はザスバッハヴァルデンといったと思いますが、探したら観光局のサイトが見つかったのでリンクを貼っておきます。(http://www.gemeinde-sasbachwalden.de/)
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