【ドールハウス工作】 No.61 『ドイツの朝食風景』 No.1
(。◕‿◕。) タイトルに『ドイツの朝食風景』とありますが、正確には『ドイツのホテルでの朝食風景』です。細々(こまごま)した工作をご紹介する前に完成してしまったので、先に全景をupしました。
こんなの(↓)。
これは『【ドールハウス工作】 No.56 セリアの標本箱をショップ風ドールハウスにリメイク』の続きで、以前作った家具や小物も使っています。タイトルに「No.1」としたのは、ミニチュアの一部は今回ご紹介しきれないので、次回掲載する予定だからです。
以下、ドールハウスの細部の写真です。
下はドイツ(語文化圏)のホテルでの典型的な朝食メニューです。あ、サラダみたいな手の込んだものはないかな?でも、一度フランクフルトでSteigenberger Frankfurter Hof(シュタイゲンベルガー・フランクフルター・ホフ)という良いホテルに泊まったときは豪華な朝食で、スパークリングワインまで置いてありました。
右下にあるカトラリーケースは自作ですが、中に入っているナイフやフォークは初めて買った市販のミニチュアを使ってみました。
下は以前ご紹介したケーゼプラッテと呼ばれるチーズの盛り合わせとゆで卵。
ドイツのホテルでは、宿泊客以外にも数ユーロで朝食を提供するところもあります。下は右側にふらっと立ち寄った旅行者が相席しているという設定。(まぁ、朝からソーセージを食べる人はいないでしょうが... )
ティーセットも市販のものです。先日、たまたまドイツのミニチュアショップで、どうしても欲しいミニチュアがあったので、ついでにいくつかミニチュアを買ってみたのです。
旅行者の役はは木彫りの豚さんにお願いしました。まぁ、雰囲気、雰囲気。
以下はいつものようにブログ主の覚書&独り言です。
こういうセルフサービス形式の食事を『バイキング(形式)』と呼びますが、これは和製英語で、英語ではスモーガスボード(smorgasbord)と言います。この言葉は元々スウェーデン語で、正しい綴りは“smörgåsbord”のようです。(「o」の上にドイツ語で言うウムラウト、「:」を横にしたものが付き、「a」の上には小さな「○」が付いています。)
こういう(ブログ主にとって)訳の分からない単語は必ず語源を調べるのですが、手持ちの英和大辞典によると、「smör」はバターの意味、「gås」はガチョウ(goose)、「bord」はテーブルの意味で、意味は「スカンジナビア式立食料理:前菜や種々の冷・温製料理を並べたもの」とあります。
「ガチョウ」が何を意味するのかよく分からないのですが、「smörgås」の英訳は「サンドイッチ、バター付きパン」なので、パン(サンドイッチ)の「具」を象徴しているのでしょうか?
ドイツ語では、朝食に結びつくのはフランス語由来の「Büfett/オーストリア、スイス:Buffet」(仏:buffet)のようで、「(ホテルでの)ビュッフェ形式の朝食」=「Frühstücksbuffet」の用に使われます。
ドイツの朝食は温かい料理がつかないので所謂コンチネンタル式なんでしょうが、イギリス(文化圏)のBBあたりで出るコンチネンタル式朝食よりは品数も多いし、好きな朝食です。
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なお、ミニチュアの作り方などに関するお問い合わせは、メールではなくコメント欄を使って質問して頂けると助かります。場合によっては、関連する画像を追加でupしたりして、より詳しくご説明できると思うので。
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