横浜美術館 『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家展』を観てきた
先日、横浜みなとみらい21にある横浜美術館に、掲題の写真を見に行きました。(リンクは美術館HP/その他の関連情報はブログ記事『【書籍レビュー】沢木耕太郎『キャパの十字架』読了』にあります。)
関東に雪の降った日で、昼頃を狙って行ったのですが、午後になると人が増えてきました。
混んでいると言うほどではなかったけれど、作品、つまり写真が小さいので、スムースに観られるギリギリという感じでした。
展示内容は公式サイトに載っているので詳しくは書きませんが、展示数約300点の内192点は美術館所有のものです。
キャパの実弟コーネル・キャパが設立したICP(International Center of Photography, NYC/国際写真センター)から購入したコレクション+コーネル・キャパより寄贈されたものだそうで、これがまとめて展示されるのは初めてであるだけでなく、キャパの死の直前に滞在した地、日本への感謝の思いから入念にセレクトされた写真群なので、貴重な作品が多いとのこと。
なお、最近の沢木耕太郎の『キャパの十字架』の発行やそれに沿ったNHKスペシャルで、『崩れ落ちる兵士』の真贋に関わる展示を期待する方もいるかと思いますが、(『キャパの十字架』を読んでいればご存じのように、)あくまでも一つの説という認識から、この件にスポット当てた展示はありません。
ところで、桜木町駅から行く場合は、動く歩道でランドマークプラザ(ランドマークタワーに付属したショッピング施設)に入り、通り抜けて行くのですが、歩道から入ったフロア(3Fかな?)から階下に降りず、右方向に歩いて行った方がいいです。建物が切れたところから横浜美術館へと道路を渡る橋があるので。うっかり地上界に降りてしまうと、横断歩道が遠くて道路を横断できないのです。
ミュージアムショップでは図録を購入しました。キャパとゲルダとで二分冊になっていて、内訳は忘れたけど、キャパの図録が1700円、ゲルダの図録が1300円とかそんな感じで、1冊だけでも買えるけど、2冊一緒だと簡単な紙のカバーに収まっています。
ゲルダの図録は写真が小さいのが残念ですが、エッセイなどのテキストが充実しているのと、今後、写真と解説がまとまったものはそれ程出ないと思うので貴重かも知れません。
図録以外にショップでこんなものを見つけて、買ってしまいました。
鳥獣戯画のカエル かわええ (;´Д`)
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