【ドールハウス工作】 No.48 フェルトで作るテディベアとミニチュアラグ
(。◕‿◕。) 以前、『【ドールハウス工作】 No.41 フェルトで作るテディベア』でご紹介したテディベアですが、一体目を友達にプレゼントしたあと、自分の分を少しずつ作っていました。
ようやく二体完成したのでupしてみます。
レンズを向けても、オモチャで遊ぶのに夢中になっているようです。
材料は、フェルト(ベージュと茶の16×16cm(18cm角だったかも)各一枚。20cm角のものより少し値段が高めのものでしたが、手触りはこっちの方が良かった記憶があります。高いと言っても20cm角が60円くらいで、こちらのフェルトは63円とかそんな感じ。)、3mmビーズ(目)、刺繍糸(ダイソーで10色入りくらいのもの。2本に分けて使用したので3本取りくらい。畝があるのか、少々ひっかかる感じがしましたが、特に問題はありませんでした。)、手芸用綿(100円ショップのもの。)
なお、下に敷いているのは、ゴブランの端布で作った絨毯(じゅうたん)というかラグです。
作り方は、以前ご紹介した『家具の本』(→記事『【ドールハウス工作】 No.19 コンソールテーブルと暖炉』)に掲載されていたものなので、詳しくは書きませんが、フリンジの部分は横糸を抜いた部分を長めに作り、少しずつ抓(つま)んで元の方で縛っただけです。全て縛り終わったら、好みの長さにカットします。
テディベアの型紙は...
テディベアの型紙や作り方について、少々補足しておきます。(「テディベア」、「型紙」、「無料」などでの検索が多かったので...)
結論から先に書くと、ネットで探すより、近くの図書館に行った方が早いかと思いますョ。
テディベアは愛好家の方も多いし、多くの本も出版されています。ブログ主の近所の小さな図書館でも2~3冊の蔵書があったので、どこでもあるのではないでしょうか。(今はネットで蔵書を検索できる図書館も多いようです。)
例えば、下はブログ主が作り方を調べるために借りた本ですが、基本の作り方の他、様々なパターンのベアが型紙付きで掲載されていました。
せっかく好みのベアが見つかってもサイズが合わない...ということもあるかと思いますが、テディベアは基本的に下のようなパーツで構成されているので、必要に応じて型紙を拡大 or 縮小コピーをすればいいかと思います。(下は、「基本の作り方」に例として掲載されている絵です。イメージが伝わる程度のサイズに縮小してあります。)
小さな縫いぐるみを表に返すには...
縫う場合は「中表」(なかおもて/表を内側にして合わせる)で、返し口を残して縫うのですが、小さな返し口から表に返すのは少々難しいかも知れません。
上記の本では鉗子(カンシ/ハサミのような形状の医療器具で、ピンセットのようにものを挟める)を使って引っ張り出すとよいと書いてありましたが、鉗子を使わずとも箸で充分代用が可能です。
これは、子供の頃、ブログ主の祖母が腰紐などを作るときに竹のものさしでひっくり返すのを見ていたので、それを真似しただけですが、布を指で少しだけ内側に凹ませて、そこを箸の先(太い方)を当てて、返し口に向かって押し出すようにして少しずつ返していきます。
返し口から布が覗いたら指で引き出します。
表に返せたら箸を返し口から差し込み、裏から縫い目部分に沿って滑らせると、合わせ目もきれいに返せます。
綿(パンヤ)を詰めるときも、箸を使えば、末端までしっかり詰めることができます。箸の細い方と太い方を適宜使い分けて下さい。
手脚のつけ方
胴体に首や手足を着ける場合、本格的なテディベアは下のようなジョイントを使用します。
前述の本では身長10cmのベア(下の画像・左)で直径10mmのものを使用していました。(画像は加工して転載しています。)
なお、このベアの素材はミニチュアファーと呼ばれるもので、検索して見たら20cm四方で500円くらいのようです。
ブログ主が作ったベアは単純に糸を左右に渡して接続していますが、ネットで、腕や脚の外側に小さなボタンを付けている画像を見たことがあります。これはこれで可愛かったです。
また、上の画像(右)は本に掲載されていたフェルト製のベアですが、スナップボタンで手足が接続できるようになっています。敢えてカラフルなフェルトで作ったこんなベアも子供が喜びそうですね。
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