【ドールハウス工作】 No.40 レンガ造りの暖炉
(。◕‿◕。) 以前の記事『【ドールハウス工作】 No.37 ウィンザーチェアとテーブル、ディスプレイコーナーの改造に着手』で作り始めた着脱可能な暖炉が完成しました。
上記記事で書いたように、材料はスチレンボードで、3mm厚の両面にペーパーが貼ってあるものが余っていたので、その消費も兼ねて作りました。(本当は、ペーパーなしの方がいいです。)
カッターと精密ヤスリで目地部分を彫り(=罫書いて)、レンガの塗装が乾いてから目地の部分に固まり掛けていた100円ショップの石膏粘土を水で緩くして塗り込みました。
先にアクリル絵の具で塗装してあるので耐水性があるため、レンガ部分についた粘土は湿らせた布で拭き取っています。
暖炉の前に柵を置きたいけれど、今のところ良い素材が思い当たらないので、思いついたら作ろうと思います。
1:12スケールのレンガの表現テクニックは『【ドールハウス工作】 No.44 100均のディスプレイケースでジオラマ その1』や『【ドールハウス工作】 No.77 100均木箱で作るミニショップ No.3/Miniaturbude』でもご紹介しています。
暖炉の上にはブログ主の好きな画家、セガンティーニの絵を額にして掛けてみました。
アルプスの画家ジョバンニ・セガンティーニ(Giovanni Segantini/1858-1899)の『水を飲むグラウビュンデンの娘』(Bündnerin am Brunnen)という絵で、サンモリッツ(スイス)のセガンティーニ美術館を訪れたときに購入した絵はがきをスキャンして作りました。
この頃の作風は新印象主義と呼ばれるそうで、ややゴッホに似た筆致で、一瞬の光を捉えた印象的な作品が多いようです。
本当は山の描かれている絵、例えばアルプス三部作(「生」-「自然」-「死」/スイスで購入した「セガンティーニ100回忌記念」の作品集によると、現在は「生成」-「存在」-「消滅」と呼ばれるそうです。)のような絵を使いたかったのですが、一番明るい色で描かれ、ミニチュアにして映えそうな絵が『死』だったので、ちょっと使うのを躊躇いました。
なお、セガンティーニの絵はブログ主が知っている限りでは、倉敷にある「大原美術館」で見ることができます。(リンクは大原美術館の『アルプスの真昼』のページ。セガンティーニの略歴も書いてあります。)
額はバルサで、縮小した絵のサイズに合わせて組み立て、絵を額より一回り小さい台紙(厚紙)に貼り付けてから額に貼っています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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